大雪の中の列車
それは暑さと寒さの戦い
暖房効きすぎだし、全く効いてないし
あれ、もう目覚ましなっているよ。
もう少しなれるかと思ったのに。
眠い目をこすりながらすぐにパッキング。
本日は朝から夜までずっと移動なのです。
たった300kmの移動なのに11時間かかるってどういう列車の旅だよ。
ともかく、文句は言ってられないので早速出発です。
まだ薄暗い中、バス停まで歩きました。
街から駅までは6kmも離れているので路線バスで。
駅に到着してからはすぐに切符を。
宿の人に移動の方法を聞いておいたので簡単に切符と取ることができました。
本日の目的地はシゲット・マルマツィエイ。
出発まで微妙に時間があったので朝食の買出し。
と言ってもやっぱり朝一番なのでポテトチップスぐらいしか買えなかったけど。
ようやく列車が出発して私はうとうとと眠り始めました。
すると、目が覚めるたびに周りの景色が真っ白に変化していく。
スチャヴァではほとんど残っていなかった雪ですが、標高が高くなるにつれて白銀の世界へと変貌していきます。
しかも雪は降っていなかったのに、大雪になってきた。
これからの観光に気が思いやられます。
さてこのとき一つの難題を抱えていました。
というのはこの列車暖房が利きすぎて常夏状態なんですけど。
私Tシャツ一枚で列車に乗っているんですが。
窓を開けるにしても他の人がいて開けられないし硬いし。
、、、なんで一緒に乗っている人フリースまで来ていて暑くないんだろう。
すごく不思議な空間です。
外は真っ白な雪の世界、そして私は限りなく夏の恰好でその光景を見ている。
変といえば変ですよね。
挙句にあまりにも暑いので廊下へ撤退しました。
どうしてこの空間に入れるか。
ようやくみな暑くなったみたいで窓をあけまして。
そこからは私も再び寝られるようになりました。
よかった、体調壊さないか心配だったけどさ。
こうして瞬く間に時間が過ぎ、ようやく乗り換えの駅まで到着しました。
この段階で13時半。
この街で昼食を食べようと思っていたのですが。。。
なんと何もない。
ど田舎の駅だよ。
どうしてこんな液が乗り換えの駅になるの。
というか今日の昼食どうするよ。。。
ちょっと探すと運よく小さな商店だけやっており。
菓子パンとポテトチップスを買ってそれを昼食としました。
朝からこんな食事ばっかりだよ。
いい加減まともな食事を食べたいものです。
ようやく乗り換えの列車の出発時間がやってきて、列車を待っていましたが一向に来る気配がない。
あれ、もしかして目の前に止まっている列車がそうなのかと思いながら違う人に聞いたら違うといわれ。
でもなんかおかしかったので運転手に聞くとそうだというではないですか。
危なかった、危うく乗り間違えるところでした。
さて乗り換えの列車に乗ったのはいいのですが、この列車暖房というものがついてない。
、、、、寒いんですけど。
これを4時間も耐えろって。
もうルーマニアの列車は暑いのだか寒いのだかよくわからん。
最初に乗った時は普通だったのにな。
さて列車ではほとんど一人だったのでパソコンで写真の整理をしていました
外眺めていても白銀の世界以外何も見えないし。
おかげで現時点までの写真の整理が終わり。
これで日記の写真更新も完璧にできそうです
そしてあとは景色を眺めようとしましたが。
すでにあたりは暗く。
まったくもって景色が堪能できない。
しかも寝るにも周りにうるさい学生がたくさんいたので全く寝れず。
さらに出発も遅れていて、途中何度も停車していたから到着時間が遅れることは明確ですけど。
まあ、本日の宿は昨日の宿で予約を入れていて、駅までピックアップしてもらうことになっているので。
特に問題にしていませんけど。
そしてなんか周りがあわただしくなったと思ったら、なんと目的地に到着していることが判明。
1分も遅れてないよ。
もしかしてこれだけ停車する列車だったようです。
列車を降りてから駅の改札方面まで歩くとピックアップの人が待っていてくれて。
すぐさま宿に到着です。
と言ってもここから駅まで6kmも距離があり。
明日の観光どうするよ。
さらに周りに商店が一切なく夕食どうするよ。
そんな悩みは宿の人が解決してくれました。
夕食はこの宿で食べられるようで。
早速、夕食を食べることに。
出てきたのは肉入りバタースプー風とロールキャベツ。
このスープは意外にあっさりしており、パンと一緒に食べるともう最高。
鶏がらだと思いますが、さらにコンソメを混ぜてあってすごいおいしいです。
パンにスープをつけるとパンの塩分がさらにスープの味を引き立てている感じがします。
ロールキャベツは、中に肉とご飯の混ぜ合わせが入っており。
スープなしロールキャベツを思い浮かべればいいと思います。
肉も特徴的な味をしていて濃厚。
久しぶりにまともな食事をしたと思います。
そしてその後は明日の観光のことで宿の人に相談しました。
すると、私が行きたい場所はヒッチハイクしか選択肢がないといわれました。
やっぱりヒッチハイクかと覚悟を決めましたが、なんと希望の3ヵ所に20ユーロで行ってくれるというではないですか。
ヒッチハイクだったらたぶん1都市が限界のところなんですけど。
これはラッキー。
むしろ20ユーロは安いです。
明日は楽に観光ができそうです。
さて、夕食を食べ終わった時には既に10時。
日記を書いたら疲れがたまっていたみたいで寝てしまいました。
ではまた明日。
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