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 【ルーマニア旅行記

ルーマニア・バイア・マーレ
2008.11.25
 
2008年11月25日    403日目


本日はすべてが悪い方向に

観光もできなかったし。

宿も見つけるのに苦労したし


本日も早起きしました。

何しろ移動してそのあとに観光までしようと考えていたから。

と言ってもほんとに観光できるかは不明ですけど。

早く行って損することなんてないから。

早速パッキングをして。

すぐに朝食です。

この宿は朝食と夕食がセットになっているのでほんとに便利。

朝の早い時間なのに朝食を出してくれるのですから。

朝食はパンとチーズとハムと目玉焼き、、、、ってやっぱりそれぐらいですけど。

ちなみにヨーロッパに近づくと宿は朝食付きが多くなります。

バックパッカーにとってこれはすごくありがたい。

一食分の食費が浮かせられるのですから、、、と思うのは大間違い。

実際には2食分の食事を浮かせるのです。

基本朝食としては多い量か、バイキングなので。

こっそりくすねて昼食用にとって置くのです。

もちろん今回も量が多かったのでハムとチーズと卵焼きをパンにはさんでサンドイッチを作り。

くすねてきました。

もちろん朝食はがっつり食べましたよ。

そしてしっかりパッキングをして出発しました。

ただし泊まっていた宿がシゲットから離れた場所にあり、歩いていくことは困難な場所なので、本日の目的地バイア・マーレ行きのバスが停まるところまで車で送って行ってくれました。

この宿ほんとにいい宿でしたね。

家族ぐるみでやっていて、何もかも親切にしてくれて。

日本のユースでもこのような場所ありましたね。

確か島根の仁万のユースでした。

あの時は夕食にバーベキューをしてくれたんでしたっけ。

それと同じぐらいここのユースには感動しました。

ただし、全くユースと分からない場所ですけど。

ユースかどうかの表記すらないし。

シゲットから6km離れた隣町の一番端にあるユースです。

もし興味がありましたらスチャヴァのユースで紹介してもらってください。

さてようやくシゲットとバイア・マーレをつなぐ道路に到着して。

ここでバイア・マーレ行きのバスが来るのを待っていました。

、、、、ちなみに大雪の中ですけどね。

寒いっていうか痛いという表現のほうが正しいのでしょうか。

立っているのもつらいです。

これはもう靴下と手袋を買うしかないですかね。

足と手だけが異様に冷えますから。

本当だったら靴ごと寒冷用に買いたいのですが、靴を2足持つとかかなり邪魔になるので。

現在はいているのは防水のトレッキングシューズなのでこれを手放すわけにはいかないんですよ。

それにしても寒さそろそろ限界。

早く来ないかと思いながらずっと雪の中で待機。

20分極寒の中待ち続けようやくバイア・マーレ行きのバスが到着。

早速バスに乗り出発。

バイア・マーレまでは60kmぐらいしか離れていないので1時間ぐらいかと予想していましたが。

これがなんと山道でどんどん標高が上がっていきます。

さらに大雪と来ていますから。

スピードが出せない訳で。

しかもバスは滑りながら進んでいく。

これでなんで事故らないかが不思議。

標高が上がるにつれて雪はさらに降り積もるわけで。

確認できる場所では自分の膝まで積もっているのが確認できます

あれ、ルーマニアってそんなに大雪になるものだっけ。

でも緯度的に考えれば北海道と同じぐらいなんですよね。

ちなみにパリとかロンドンはさらに北寄りの緯度なんです。

冬のヨーロッパ怖いよ。。。

ようやくバイア・マーレに到着した時には既に10時40分。

出発してから2時間半は過ぎている計算です。

60kmで2時間半、、、、なんという遅さでしょうか。

ともかくバスターミナルへ到着したので、すぐさま宿を探す前に本日観光できるかバスの出発の時間を確認。

すると10時半発だったらしく。。。。

すでに出発しているよ。

次の便は到着したら日がくれそうな時間帯で本日は観光を諦めて、宿でのんびりとすることにしましょうか。

ということですぐさま宿さがしへ。

このバイア・マーレにもユースホステルがあるとのことで歩いて向かうことに。

そして30分歩いたでしょうか、ユースホステルがあると思われる通りに到着しましたが。。。

なんと見つからない。

人に聞いてもさっぱりわからない。

あまりにも歩きすぎて、途中で休憩をしたほど。

暑くて服を脱ぐと、体から蒸気がたつほど体は疲労がたまっています。

でも宿を見つけるためにさらに歩きはじめ。

ようやく宿と同じ住所を見つけましたが。

、、、、、なんと学校の住所で。

何回確認しても学校なんです。

もしかしてこのユースって夏だけ学生寮を開放するユースのことじゃないのか。。

もちろん今は冬なのでやっているわけもないという感じ。

とりあえず学校を一周したのですが、それでもやっぱりありません。

、、、、こうなったらインフォメーションで宿の情報を、、、、って。

なんとこのバイア・マーレにはインフォメーションが存在しない。

ということはもうガイドブックに書かれているホテルに泊まるしか方法がない。

、、、、すべて値段が高いのですが。

よくよく見ると、ひとつだけ地図に載っていて値段が紹介してない宿が書いてあり。

しかもホテルではなくモーテルと書いてあったので幾分かは安いかと予想してその場所に向かってみることにしました。

しかし、、、、なんと地図の場所には宿が存在しない。

もういい加減疲れたんですけど。

こうなったら高い宿に泊まるしかない。

このためガイドブックに載っている中でも一番安い宿に向かってみることにしました。

やっとホテルを見つけてチェックインできるかと思いましたが。

なんとcloseと言われてしまった。

どうするよ。。。おれ。

ここで体力も限界に達して、少しこのフロントで休ませてもらうことに。

次のホテルに向かおうとしましたが、フロントの人に近くのホテルで安い場所を聞くとなんとひとつ紹介してくれるではないですか。

ただし、町はずれでこれからそこまで歩くのかと思うといささか辛い。

でも確かな情報なので、その方角へ向かってみると。。。。

あああ、あれはさっき探していたモーテル。

そうなんですガイドブックに書かれていた地図とは1本道が違う場所にそのモーテルは存在したのです。

これだから地○の歩き方って。。。

早速値段を聞いてみると、安くはありませんが、本日泊まろうと思っていたホテルの半額の額だったので。

真っ先にそこに泊まることにしました。

何しろ宿を探し始めてから2時間半以上経過しているのですから。

もう体力の限界です。

宿見つかってほんとによかったよ。

その後は体力の回復をするためにぐだぐだと宿で過ごしていました。

あと洗濯もしましたよ。

こうして夕方になり、夕食と明日の朝食の買出し。

すぐに宿に戻り夕食を食べて日記を書いていました。

本日はほんとに疲れた一日でした。

こんなに宿が見つからないとは予想外でしたよ。

さて明日は朝一番から観光に行ってきます。





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