TOP > ひさほゆうのリアルタイム世界遺産旅行ブログ

カテゴリー
ひさほゆうが独自の視点で世界遺産を解説!
最新コメント

 【ブルガリアの世界遺産

世界遺産「ボヤナ教会」
2008.12.12
 
2008年12月12日    420日目


ブルガリアの首都にそびえる山

そのふもとには小さな教会がある

内部をすべてがイコンでおおわれた教会が


眠れたというか。

目覚ましの音で起きましたが。

なんと目覚ましをベットの下に落としたらしく。

とれない場所でなっている。

あわててベットの下にもぐり、目覚まし時計を回収。

すぐに目覚ましを止めましたよ。

いきなりばっちり目覚めてしまったな。。

そして宿の談話室に行き、ずっとネットをしていました。

こんなにネットできる時なんてあまりないので。

本日は昨日知り合った日本人と一緒に行くことを約束していたので約束の時間まではゆったりと。

宿の朝食をとり、出発の準備を

そしてようやく宿を出発する時間へ。

本日の目的地までは宿のフロントで行き方を聞いていたので。

それ通りに行くことにしました。

まずはソフィアの街のある通りまで歩き。

そこからバスで。

今回行く場所はソフィアでも郊外にある世界遺産なのです。

ようやくバスが到着してからは看板に従って進み。

何となくそれっぽい方向に勝手に進んでいきました。

するとなんと山道を登るような道にたどり着き。

、、、、絶対違う気がする。

でも一緒に行った人がとりあえず山道を登ってみてなかったら引き返したらといったので。

とりあえず山道を登ることに。

が、少し進んだところでやっぱり違うと確信して。

元の道を戻り、ちょうどいた人に道を聞くことに。

するとなんと戻れって言うではないですか。
戻ってみてちょっと違う道を進むとなんとそこには小さな森を囲むように塀が見えるではないですか。

そうです、こここそ世界遺産「ボヤナ教会」です。

首都の郊外に作られた小さな教会。

それはもともと王族たちの礼拝堂でした。

彼らははじめに小さな教会と作り、その後2回も増築されて現在の形となったのです。

そんな小さな教会には驚くべき秘密がありました。

それは内部に描かれたイコン。

13世紀に建造された教会の内部には240人もの人物が描かれ、それぞれキリスト教のいろんな場面を示しているのです。

それは中世の美術を今に残す建造物。

このブルガリア美術において至宝とされるイコンが描かれたボヤナの教会は世界遺産へと登録されたのです。

まずは門の中から塀の中に入りました。

でもまだ小さな森に囲まれていてその教会の姿が確認できません。

 alt=""title=""

石畳の道を少し進み、ようやく小さな教会の姿が。

って、すごく小さいです。

今まで見た教会の中でもものすごく小さい。

これだけで世界遺産になるというのはよほどのことなのでしょうか。

ともかく外見からでは全く世界遺産とはわからない風貌をしております。

小さな教会にレンガ造りの教会。

 alt=""title=""

一見するといかにも崩れてしまいそうな趣があります。

周りも木に囲まれていたり、お墓に囲まれていたりと。

 alt=""title=""

まるでさみしい雰囲気が漂ってくるのです。

現在では住宅の中に小さな森があり、その中に小さな教会がという感じですが。

 alt=""title=""

建設当初はここは森に囲まれた場所だったのかもしれないですね。

ソフィアからは少し離れていますし、山のふもとにあり少しのぼった場所に存在しますから。

 alt=""title=""

しかし、こんな風情ある教会も内部に入ったら印象が一気に変わります。

まず教会の中に入るとそこは何も描かれていない少し広めの空間に出ます。

そこは博物館のようにイコンが数点確認できるようになっています。

 alt=""title=""

そしてさらに教会の内部に入ると、そこは別世界。

小さい教会ながらも内部すべてにイコンが描かれています。

紺と金を効果的に使用する技法

聖人は顔の周りを金色で配色されており、背景はすべて紺で統一されています。

そして人物の顔や服などは様々な色を使用して彩色が施されているのです。

どちらかというと背景が紺色を使用しているために若干暗いという印象を受けますが、その分人物は光り輝いているように感じます。

これが、この技法の特徴なのではないでしょうか。

イコンは周りに聖人を紹介しており。

一番奥にはイエスキリストが。

天井付近にはキリスト教の出来事が示されています。

その中には最後の晩餐も。

キリストと弟子13人がきれいに描かれています。

また聖母マリアの姿も確認できたり、キリスト教を布教する姿のイコンまでもが。

教会の外見とは全く違った絵の乱立。

さまざまな場面やでき事が、一気に私たちに見せているかのよう。

それはまるで本を一ページ一ページめくっているかの様に引き込まれていくのです。

まるでおとぎ話に迷い込んだみたく。

それにしてもこのイコンよくよく見ると2回描かれています。

たぶん初期の段階で書いたイコンの上に再び漆喰をしてその後またイコンを書いている。

一部崩落した場所からは2重の漆喰が確認できますし。

この教会も長い歴史をもった教会ということですね。

それにしても一番の残念は内部の写真を撮ってはいけないこと。

もちろん監視付。

それだけここはブルガリアにとっての大事な宝。

至宝の絵画なのです。

だからこそ、この小さな教会が世界遺産になった理由かもしれませんね。

あとですね、、、、、見るところすくなすぎる。

何しろ内部のイコンは写真不可。

建物自体も一周35秒ぐらいで回ってしまうところなので。

 alt=""title=""

1時間半もしないうちにすべて見るところ見てしまいました。

本当に内部のイコンが写真で撮れないことが残念でなりません。

ともかく本日の観光はすべて終了したので。

そのまま宿に戻ることにしました。

途中で昼食を買いながらね。

宿に戻ってからは昼食を食べながらネットを。

そして写真の整理に日記を。

本当はずっと日記を書かなければいけないのですが。

何となくネットがつながっているといろいろやってしまって。

まったくやりたいことやれず。

そしてそのまま夕方になってしまい。

私は一路マクドナルドへ。

日記読んできた人はわかりますが、一カ国一マックをしていまして。

まだブルガリアは一度もマックに行っていなかったので。

たぶんチャンスは今日だけだと思われたから。

もちろんいつも頼むのはビックマック。

これはどの国に行っても共通語として通じるのです。

商標登録されているし。

ハンバーガーとかは世界中では通じないので気をつけてください。

さて値段はというと400円ぐらい。

ブルガリアの物価にしてはかなり高いイメージがあります。

けど、結構人が来ているのにもびっくり。

そしてビックマックセットを見ると、日本と同じでケチャップなどは一切なしのシンプルな感じ。

アジアのほとんどはケチャップぐらいはついてきたけど、こっちに来てからは一切見ないですね。

味はというと結構おいしい。

日本に比べると劣りますが。

ルーマニア、トルコに比べるとパンの感触も味もおいしいし、ビーフから少しは肉汁が出てきます。

ルーマニアとトルコではびっくりするほどおいしくなかったので。

ブルガリアはまだましなのでしょうか。

でもたぶん輸入とかまったく同じ場所でやっていると思うので、なぜここまで違うのかは完全に不明ですね。

それにしてもこっちの地方に来てからはジュースに氷が入らないですよね。

日本とは大違い。

何しろ、氷入れなくてもその状態で冷たいのですから。

外も寒いし。

氷入れなくても何の問題もないんですね。

日本も見習ってほしいものです。

食事も終わり再び宿に戻ってからは宴会でした。

何しろ本日3人の日本人がチェックインしてきたから。

それぞれの旅を離しているだけでも面白いものですよ。

中には108カ国を巡った方もいて。

日本では知り合えないような人たちと知り合える。

旅の魅力ってこういうことかもしれませんね。

さて明日は本日に続いて世界遺産を。

世界遺産の中に泊まろうと思っています。




ボヤナ教会へのアクセス
ソフィア中心地から南西にある通りбул.Акад.Евст.Гешовの南側から64番のバスでボヤナ下車。(南方面に向かうバス)
бул.Акад.Евст.Гешовはマケドニア広場とオフチャ・クペルバスターミナルを結ぶ通りの真ん中を交差している通り。
9番のトラムを終点まで乗って64番のバスに乗り換える方法もある。
64番のバスはボヤナ教会まで歩いて数分のところまで行ってくれる。(看板にボヤナ教会を示すものがあるがバスはその後そっちに向かいすすむので看板で下りないこと。)
バスを降りてから斜面を登って少し進み、斜め左の道を進む。




もしよろしければクリックしてください。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界遺産へ
世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。