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 【ハンガリーの世界遺産

世界遺産「ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト」(1)
2009.02.21
 
2009年2月21日    491日目


雄大に流れるドナウ川

その河畔には様々な建造物がならず

マジャール人が作り上げた都が


あれ。

気がついた時は午前の遅い時間でした。

昨日あれだけ起きていればそうですよね。

ただすぐに観光という気にはなれず。

宿で午前中までのんびりしていました。

何しろこの宿は居心地がすごくいいので。

漫画本もあるのでそれを読んでいました。

やばい、この宿にはまりそうな気がする。

それにしても気がかりなことが一つあって。

この前から歯が痛むのですよね。

まだそんなに痛くないからいいのですけど。

もし虫歯だったら早めに治さなければいけないので。

あと1か月後には日本に帰国するのでその時に治せればいいのですけど。

こればっかりは早く治さないといけないですので。

とりあえず様子を見て、これ以上痛くなるなら歯医者に行こうと思います。

何しろ日本語が通じますので、お勧めの歯医者とか教えてもらえますし。

ハンガリー語を書いてもらってそれを医者に見せることも可能なので。

ある意味今がチャンスなのです。

さてこうして午前中はグダグダした後は。

観光を開始することにしました。

まずは地下鉄に乗り、モスクワ広場という場所へ。

ここはブダペストの中でも長いエスカレーターが有名なので。

実はブダペストの地下鉄はかなりの地下に作られており。

エスカレーターがものすごく長いのです。

まずそれを見に行ったのです。 

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乗った瞬間その怖さがわかります。

というのも日本のエスカレーターがいかに短いかわかり、日本の地下鉄より数倍深い場所を走っています。

数分エスカレーターに乗らなければいけない。

しかもなぜか平行感覚がつかめず、相当な怖さがあるのです。

なんか階段から転げそうな雰囲気があるのですから。

あとスピードがすごく早い。

ほんとに日本って安全な仕様なっているんだと実感しました。

さてモスクワ広場からブダ地区へと足を踏み入れました。

ここは世界遺産「ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト」です。

ドナウの真珠

そう呼ばれたブダペストはハンガリー王国の首都でした。

その後オーストリア・ハンガリー二重帝国時代の時にはハプスブルグ家が様々なものを建設。

ここは繁栄を謳歌する中心地となったのです。

特にブダ地区にある丘の上には王宮や教会などブダペストに重要なものがたくさん建設されたのです。

またアンドラシー通りには地下鉄が通り、世界の中でも現存する最も古い地下鉄なのです。

さらにペスト側にはハンガリーの象徴ともなる国会議事堂の建設も始められました。

王国にとって重要な建築だったために当時の粋を集めた建築となったのです。

近代ハンガリーの象徴であり、ハンガリーの歴史を示す場所としてブダペストは世界遺産に登録されました。

最初に見に行ったものはブダ地区にある王宮群です。

ドナウ川沿いにある丘の上に様々な建物が建てられており。

王宮や教会など重要なものはすべてこちら側に建てられたのです。

と言ってもここは7年前に一度見ているので今回は簡単に見てきました。

まずは王宮の横にある教会をと思ったのですがなんと修復中。 

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このため教会の観光は諦めて隣の漁夫の砦に行ってきました。 

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ここは丘の一番勾配があるところの上に建てられていて砦なんですけど、さまざまな彫刻が配置されていて砦に使用したかはさっぱりわからない建築です。 

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ただここから眺めるブダペストの風景は最高です。

ドナウ川がど真ん中を走っていて。

その周りを様々な建物が囲んでいます。 

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ドナウ川には特徴的なくさり橋がかかっており、それを眺めるのも楽しいものです。

ほんとにここに立つだけでブダペストのすべてが見れるという感じですから。 

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この漁夫の砦からの眺めはぜひ一度見てくださいね。

そして漁夫の砦の跡には王宮に行ってきました。

ブダペストにある一番巨大な建築で、ドナウ川沿いならどこからでも確認できる建造物。 

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丘の上に君臨するように建設されているのです。

周辺には様々な彫刻が配置されていて王宮を一周するだけでも楽しい。 

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しかも近づけばその巨大さでびっくりしますよ。

かなり歩かないと一周できないわけですし。

かなりの高さがありますから。 

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ただし残念なことはこの王宮の内部は何も残っていないのです。

現在では美術館として内部は公開されていますが、ハンガリー王国のものが一切残っておらず。

大戦に巻き込まれた歴史があることを実感させられます。

だから今回は内部には入りませんでした。

今回は写真を撮りに行ったというかんじですね。

という訳で本日の観光はこれにて終了ですよ。

ただまだまだブダペストは見るところが多いので数日後あたりに他の場所も見に行こうかと思っています

このため早速宿に戻ることにしました。

しかしここで事件が。

なんと地下鉄の切符を持っていたのですが。

私の買った切符はどうやら3駅しか乗れないチケットだったらしく。

宿の最寄りの駅で係員につかまってしまいました。

そして罰金を請求されました。

言われた額は6000FT。

日本円にすると2500円。

、、、、やられた。

というか切符が二種類あるなんて知らなかった。

これ完全に私の調べミスです。

罰金の確認はヨーロッパの中ではブダペストが一番厳しくて。

切符売り場が分からなくて、ホームまで行った人がチケット持ってないのにそこまで行ったということで罰金を請求された例がありますし。

ともかく払うしかもう逃れる方法がないので。

払いましたよ。

これブダペストの物価にしてはかなりの額ですよね。

もう完全に気分はブルーです。

なんか宿に戻ってもこのもやもやが取れない。

もう、こうなったらお金使ってしまえ!というよくわからない気持ちになって。

本日は夕食をレストランで食べることにしましたさ。

ほんとに意味不明な感じですけど、何となくそんな気分になるのです。

という訳で宿で知り合った人と食事に行ってきました。

食べたのはハンガリー伝統料理。

グヤージュというスープと豚肉のステーキです。 

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これまた独特な風味でおいしい。 

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毎日食べれるかというと微妙ですが、野菜がふんだんに入っており。

かなりのおいしさでしたね。

そしてここで一緒に行った人がかなり面白い人だった。

料理より実はこの人と話す方が楽しかったのですよ。

日本人の女性ですが、スウェーデンに住んで働いている人で。

ハンガリーには国内旅行というのりで来ている方。

確かに、スウェーデンとハンガリーはシェンゲン条約内なのでパスポートが必要ないのですよね。

しかもヨーロッパには超格安航空会社というのが存在して。

1万円もあればヨーロッパの大部分へ飛行機で移動出来てしまうのです。

ただし、3か月前ぐらいの予約が必要なのであまり旅行者が使うことはないのですが。

この航空会社を使ってきた方は日本語が久しぶりに話せるとのことで。

かなりマシンガントークで話すのです。

しかも一見つっこみ系で話しているのですが、どう聞いてもボケにしか聞こえない。

私はそれを終始つっこんでいました。

宿に戻ってからもその会話は止まらず。

周りの方もかなり笑っていましたよ。

でもものすごくしっかりしている人なんですよ。

だからボケられるとすごく面白く感じるのです。

まあ長い間日本語をしゃべってないと文法も変になりますし。

私も日本語そろそろ怪しいですから。

ともかく楽しい時間を過ごさせていただきました。

さて明日はなにしましょうかね。



ブダペストへのアクセス
ブダペストへのアクセスは簡単で周辺カ国の首都からはすべて直通の列車が出ている
また国内の主要都市ならすべてブダペスト行きの列車が存在する