2009年3月4日 502日目
ようやくオーケストラのチケットを購入
これで日本人指揮のオケが聴けます。
思えばこのために滞在伸ばしていました。
おはようございます。
というか起きたのはすでに正午近かった。
昨日遅くまで起きてたからかな。
最近は完全にだらけきった生活をしていますよ。
夜遅くまで起きていて、目覚ましも鳴らさずぐっすり寝る。
ストレス的には全くない日々なのでうれしい限りですが。
人間的にはかなり間違った生活ですね。
日本に住んでいる人がいたらうらやましがられるかも。
最近よく思うのは長期で旅しているのってうらやましいかと思われるのですが。
実際には確かに好きなことをしていますが、毎日観光や移動を繰り返していて。
ある意味仕事状態。
それを日本みたく週5日働いて2日休むとかいう区切りがないので、一か月休みなく旅するということも普通にあるのです。
現にインドとかではほとんど休みなく移動や観光していましたから。
しかも最大の点は心休まる場所が存在しないってこと。
日本だったら自分の家とか心休まりますが。
3日に一回は宿が変わるので、しかもひとりで泊まることはあまりないので宿でも心休めないんですよね。
こういったストレスをどこかで発散しないといけないのです。
となるとやはり日本人しか泊まっていない宿がそういったストレス発散にすごい役に立ちます。
何しろ今まで言語でもストレスたまっていますから何も考えなくていい日本語が話せるというのはそれだけでうれしいのです。
このため長期で泊まってしまいストレス発散させているのかもしれません。
日本にいるだけだとこういう悩みは全くないでしょうけど。
海外に来て改めて感じるのはこういった疲れの発散方法なのかもしれません。
1年半以上回っていて半月以上泊まったのは3回しかありません。
人によっては多いかもしれませんし、人によっては少ない感じです。
それだけいい宿だったということでもあるのですが。
さてお昼に起きてからは、宿の人がなんと昼食を作っており。
私も混ざっていいかと聞くと是非と答えてくれるではないですか。
ということで少し待っていると昼食を出してくれました。
メニューはお好み焼き。
しかもソースは日本のソースで、鰹節をかけて食べるもう本格的な日本食。
海外に出てから日本食を食べる機会がほとんどないためにこれは正直感動です。
早速一口食べるともう泣きそうでしたよ。
あ、日本食ってこんなにおいしいんだって感じで。
いろいろな国の食事を食べますが、日本食ほどバリエーションもなく味が一定なので。
毎日食べているのは結構苦痛でもあります。
そして突如として日本食を食べるとやはり感動以外ないですね。
こういう食生活を見るとやはり日本に住みたいと思ってしまうのものです。
はあ、日本に帰りたくなる瞬間ですよ。
しかもこのお好み焼きはするめいかが入っていて魚介系の味がする。
ヨーロッパを回っているとなかなか魚を食べる機会がないので。
しかも慣れ親しんだ味ですからほんとにうれしかったです。
こうしてお昼を頂いてから、すぐにブダペストの街へ出発。
オーケストラのチケットを購入しに行ったのです。
前回行った時には水曜日に来てくれと言われていたのでようやくこの日が来たかという思いで。
すぐさま公演があるドゥナ・パロタという場所へ向かいました。
ここはドナウ川からすごい近い場所にあるので歩いて行くのもちょっと大変ですが、まあブダペストはそんなに大きい街ではないので。
ようやくドゥナ・パロタに到着してからは早速オケのチケットを購入。
座席表があってどこがいいかと聞かれましたが。
なんとほとんどの席が埋まっている状態にびっくり。
でも私が座りたい場所はなぜか一席だけ開いていて。
その場所を即購入してしまいました。
ちなみに2階席の1列目センターです。
チケットもちょっとお高めですが、まあいい席なのでしょうがないですね。
ちなみに2200ft(約700円)でした。
もっと安い席になると半額とか見難い場所だったら200円ぐらいでオーケストラが見える。
これがヨーロッパのオケの値段みたいです。
日本では気軽に見ることのできないオーケストラですがヨーロッパでは簡単に見ることができます。
ぜひヨーロッパに来たらオーケストラを見てはいかがでしょうか。
こうして本日の仕事であるチケット購入も終わったので。
宿に戻りのんびりしていました。
そしたら指揮者の方が本日の練習が終わったみたいで戻ってきて。
ずっと話していましたよ。
夕食も同じ場所に買いに行ったりしてね。
ここまで指揮者の方とフレンドリーになれるとは思っていませんでしたが。
というか知りあうきっかけなんてほとんど皆無ですからね。
旅しているとほんとにいろんな人間に会えるので面白いですよ。
さて夜はこの指揮者の方となぜか夢の話をしていましたね。
夢と言っても夢とはなんだという定義のほうですけど。
私も結構意見を変えない方なので討論になってしまいましたが。
私も面白かったですし、向こうも面白いようでしたから結果オーライということで。
それにしてもこのとき指揮者の方の経歴を聞きましたが。
意外に海外に出たのが遅いみたいで。
というか音楽の道に進んだのがかなり遅かったようです。
大学では医学を目指していて、途中で中退して音楽に進んでいたと言っていましたから。
ある意味すごい経歴だなと思いましたよ。
私も私で世界遺産と大学は全く関係ないですからね。
今では世界遺産系の文化・歴史が面白くてしょうがありませんが。
当時は化学を専攻して試験管振っているのが楽しくてしょうがなかったのですから。
まあ大学も遠回りしてもいいってことですかね。
、、、、親に悪い気もしますけど。
こうして結局夜遅くまで話していました。
毎日毎日よく遅くまで話しているものです。
さて明日は観光に、、、もう夜遅いので行ける気がしません。
まあ無理でしょう。
ではまた明日。