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 【ウクライナ旅行記

ウクライナ-ハンガリー・スロバキアに行けず
2009.03.11
 
2009年3月11日   509日目


途中までは順調でしたが

なんとスロバキアに行くには8時間待ち

急きょブダペストに戻ることにしました。



眠い。

起床は4時半でした。

というのも本日の出発が6時だったので。

しかもホテルから駅までは約3kmぐらいあって、しかも早朝。

交通機関がほとんど動いていなかったんですよ。

このため歩く選択をしたのですが、やはり1時間前ぐらいに出ないといけないので。

5時には宿を出発しました。

それにしても寒い。

もう三月中旬になりつつあるのに気温は氷点下ぐらい。

手がかじかんでしょうがないのですが。

こうして暗闇の中もくもくと歩き続け。

ようやく駅に到着することができました。

本日はスロバキアのコスチェという街を目指すためにウクライナのスロバキア国境近くまで行く便に乗りそこから乗り換えを考えていたのです。

このためウクライナにあるチョップという街を目指しました。

ここはちょうどハンガリーとスロバキアの国境に接している場所でもあります。

駅に到着してすぐに列車に乗り込んでみると、なんと解放寝台でした。

このため横になって寝れそうだったので。

列車が出発してからはすぐに寝てしまいました。

こういう移動になると寝るのが特技となる私ですから、ほとんどを寝て過ごしてしまいましたよ。

というかチョップという街に行くまでに6時間もかかるなんて。

ほんとにウクライナという国は広くて大変でした。

ちなみにそのうち4時間半は完全に寝ていましたけどね。

朝起きたのも早かったという理由もあるのでしょうけど。

でも熟睡はしませんでしたというかできないのです。

何しろ荷物盗まれる可能性があるので、バックを枕にしたり、バックに手をつけて盗まれた瞬間気がつくようにするためにです。

だからもちろん何回か置きますけど。

荷物を確認したらまたすぐに寝るというかんじです。

こうして時間はあっという間に過ぎてお昼になり。

ようやくチョップという街に到着しました。

ここでの乗り換え時間は15分しかないのであわててチケットを買いに行ったのですが。

大変な事態に気がついたのです。

まあ、まずは急いでいるにも関わらず警察のパスポートチェックがあってイライラしていて。

続いてチケットカウンターに行くとなんと人がいないという事態に発展。

だったら違うカウンターでとお思いでしょうが。

なんと違うカウンターに行ったらそのカウンターでしかチケットは発行していなくて、今お昼休みだから30分待ってといわれるではないですか。

もう、列車出発しちゃうのに。

これ逃したら何時間か待たなきゃいけない事態に発展するので頑張って違うカウンターでも発行してくれるようにお願いしたのですが。

両手を上にあげて、無理!!って格好をされました。

いやいや、マジで勘弁して下さいよ。

もちろん事態を解決できることもなく、乗り替えの時間が過ぎたのですが。

ここでふとした疑問。

あれ、列車出発したっけ?

そうなんです、インターネットで検索して出てきた便はもうないらしく。

ウクライナからスロバキアに向かう列車は一日一便しかないとのこと。

しかも、夜発の深夜着という便しか存在しない。

あれ、俺ここで8時間待ちをして、さらにコスチェに到着するのが深夜?

コスチェって宿が見つからないで有名な場所なので、泊まれる自信がない。

明るいうちの到着だったらなんとかなったのだけど。

という訳でスロバキアに行けないとなると選択肢はハンガリーに戻るという選択肢です。

ハンガリーに戻ってもコスチェには出にくいですし、どのようなルートを回るか。

そればっかりを考えていました。

そして一つの結論に達しました。

本日はブダペストに戻り明日チェコに行くという方向で。

スロバキアはまた次回の機会に回すとします。

ということで早速ブダペスト行きのチケットを買いました。

まあ、案の上お金が足りなかったので近くのATMでお金を引き下ろそうとしましたがなぜか読み込まれなくて。

ユーロの現金を両替して無事チケットを買うことができました。

そして時間も45分ぐらい余ったので残ったお金を消費させるために小さなスーパーへ。

飲み物とウォッカを買うことができましたよ。

というかウクライナのウォッカ安すぎなんですよね。

何しろ1本400円はしないのですから。

今回買ったのなんて2ユーロですから240円ぐらい。

これでアルコール度数40%あるのですから、ほんとにお酒飲みにはたまらない国なのです。

ただなんか雰囲気的にあまり居たくない感じの国でしたけど。

こうしてすべての準備が終わり、駅に戻ると出国審査が始まっていました。

とりあえずバックパックを開けられるぐらいで終了。

まあ、日本人と知ったら日本語でやくざ、はらきりとか言われましたけど。

どれだけ日本を間違った覚え方しているのか気になるところです。

さてようやく列車に乗り、ウクライナを後にしました。

と言ってもこの列車には10分ぐらいしか乗っていません。

目の前がハンガリー国境だったので、すぐにハンガリーの国境の街に到着して。

すぐさま入国審査が始まりました。

こちらでは荷物検査がびっくりするぐらい厳しかった。

何しろ列車の屋根とかまで調べる徹底ぶりでしたから。

私は日本人であるからかバックを開けて少し中を見ただけで終了しましたけど。

ちょっとお酒を持っていたので税関に引っ掛かるかと思いましたが全然大丈夫でした。

こうして国境の街に降り立ってからはまずチケット売り場に行きブダペスト行きの特急券を買いました。

ウクライナの段階でブダペスト行きのチケットは買ったのですが。

ハンガリーでは特急に乗る場合2ユーロほど払って特急券を買う必要があるのです。

それを使わないとかなり時間がかかってしまうし。

2ユーロだったら安いものです。

こうして国境の街からブダペスト行きの列車を待ち、40分ぐらいでようやく列車に乗り込むことができました。

もしこれ逃していたら3時間待ちでしたけどね。

やはり国境の街ですからアクセスが悪いのはしょうがないのかもしれません。

さて列車に乗り込んでからはずっとパソコンで日記を書いていました。

かなりの量がたまっているのでそれを一気に書かないといけないのです。

ただ文章が長いために全然進みませんけど。

ウクライナ分とブダペスト2日分はようやく終わりました。

まだブダペストの13日分が残っているので早く書かないといけないですけどね。

こんな感じで列車の中では日記しか書いていませんでしたよ。

ちなみに国境の街からブダペストまでは4時間かかりました。

要するに本日13時間移動に費やした計算でしたね。

おかげですごく疲れているのがわかります。

ようやっとブダペストに到着したらすぐさまアンダンテホステルに向かいました。

この時期は予約していないと泊まれない可能性もありましたからかなりビクビクものでしたけど。

アンダンテに到着してやっと知っている人を見てまずは一安心。

そして空きベットがあるか聞いてみたのですがやはりなくて。

でもスタッフルームに泊めてもらえるとのことでほんとにうれしい限りです。

アンダンテホステルはやっぱり居心地がいいですね。

さてもう時間も夜なのですぐに夕食の買い出しをして。

宿で食事をしながらこれからどのように回るかの検討をしていました。

やはりチェコのブルノから世界遺産を見て回るのが一番都合がいいみたいだったので。

すぐさまブルノのホステルを検索して、予約までしてしまいました。

こうでもしないと明日移動しそうもなかったから。

あとは列車の時刻を調べたりもしていました。

とりあえずこれで日本帰国までの宿や地図や情報はすべて仕入れました。

それにしても自分がすごく疲れているのがわかる。

なんか体全身がかったるい。

移動距離がすごく長くなったからでしょうか。

でも明日からそれもなくなるので、まあ後は自分の体力を信じるしかないですね。

その後は夜遅くまで泊まっている人たちを話し込んでしまいました。

結局寝たのは2時。

明日7時半起きだって言うのに。

まあ、見なれた顔も何人かいたのでね。

さあ明日も頑張りますか。