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 【イタリアの世界遺産

世界遺産「ローマ歴史地区」(2)
2009.05.28
 
2009年5月28日    562日目


ヴァチカン市国の前にそびえる城壁

そこはローマを支えた川の目の前にある

巨大な円形の城壁


本日はすごくゆっくり起床させていただきました。

というのは本日友達が帰国日で。

私もそれを見送るために本日は宿を変更するぐらいでしか予定がなかったので。

でもまだローマで見ていない遺跡もあったので、それを見に行くことに。

まあそれぐらいしかやることがなかったので。

ほんとにゆっくり起きさせていただきましたよ。

ここ数日でこれだけゆっくり起きたのは久しぶりですね。

でも早起きが身についているので、やはり起きてしまうのですが。

二度寝って気持ちがいいですね。

こうしてゆっくり起きた後は朝食と食べて。

パッキングを開始です。

まあ、私の散らかし方は半端じゃないので。

いろいろ時間がかかるのですが。

パソコン持っているからその機材とか片づけるのに時間がかかるのですよね。

あと4泊も泊っていればそりゃ汚くもなりますよ。

そして宿をチェックアウトしてテルミニ駅に向かいました。

まずは友達が本日夜のフライトなので、荷物を駅のラゲッジに預けに。

がすごい人が並んでいてビックリ。

さすが観光都市ローマの駅だと思いましたよ

このため私は次に泊まる宿に向かい、荷物を預けに行きました。

二人だと個室をとりましたけど、一人だとドミトリーを予約してありますから。

これから旅の形態も元に戻るといった方がいいでしょうか。

まあ予想通り、クリーン中だからまだチェックインはできないといわれましたが。

荷物を預けることは可能なので、荷物を預けて。

ようやく観光開始することができました。

が、目的地に向かっている途中で。

すごくおなかがすいて、友達の希望でピザを食べに行きました。

まあ、とりあえずピザ屋を探しに行って、目についた場所に入りましたよ。

そして一人一枚頼んだのですが。

すごい巨大なピザが来て。

ちょっと一人分では多いようなぐらい。

私はちなみにキノコのピザを注文しましたけどね。

チーズのボリュームもあり、もう大満足でしたよ。

まあ少々昼食にしてはお金を使いましたが。

許容範囲内の値段だったので、夕食の量を減らす感じですね。

こうして食事が終って少しゆっくりしてから。

向かったのはサンタンジェロ城です。

それはヴァチカン市国の先にある巨大な城壁

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ローマを流れるテヴェレ川を守るように巨大な要塞がそびえているのです。

もともとこのサンタンジェロは皇帝の廟として建てられたものでした。

ハドリアヌス帝から歴代の皇帝がその遺体をそこに安置させたのです

しかしその後は様々な用途に使われたサンタンジェロ城。

牢獄だったりとか居城だったりとか。

そして現在ではまるで高層ビルがそびえるかの様な城へと変貌したのです。

しかもテヴェレ川には彫刻が立ち並ぶ橋が建っており。

そこから眺める姿は壮観なのです。

ローマを支えて川にかかる彫刻だらけの橋。

その先には空に届くような城壁がそびえているのですから。

これはローマを代表する風景かも知れませんね。

さて早速サンタンジェロ城の中に入りました。

サンタンジェロ城は円形の城をしていて。

最初はその中を巨大な円形のらせん階段を上って行くように進むようになっています。

途中から真ん中を貫くような道に変わり。

サンタンジェロの城壁の上に出ることができました。

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もちろん円形ですので、そこを一周すると。

なんだか軍事関連の博物館があり、当時来ていた制服や武器が展示されていました。

最初見た時は西洋の武器はなんでこんなに人が斬れなさそうなんだと思いましたが。

そういえばこっちは人を刺す戦いかたでした。

このためこんなに切れない感じの武器なのですよね。

突きなどのフェンシングももともとこういった武技から始まったのですから。

なかなかこういった武器は見ることがないので結構楽しめましたよ。

武器の博物館のほかに現代の芸術品を展示する場所があったり。

昔の宗教絵画を展示した場所もあったりでここは多種多様な博物館になっています。

しかも徐々に登るような感じで。

そうしてようやくサンタンジェロ城の頂上に到着しました。

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サンタンジェロ城の屋上から見る景色は別格。

なんとサンピエトロ寺院が近いためにその全容がきれいに見ることができるのです。

これほど巨大な聖堂を見渡す風景というのは何ともいいものですね。

そのほかにもテヴェレ川やそこにかかる橋。

遠くには広場の教会やローマの中心の遺跡が見ることができるのですよ。

ここは本当にローマのすべてを見るにはいい場所なのかも知れません。

その後はその中の博物館を見てきましたが。

彫刻・絵画など様々なものが展示してあり。

まあ私はこの前から数々の彫刻絵画を見てきたので、少し飽きてしまったのかも知れませんが。

あっさりと見てしまいました。

サンタンジェロ城の観光が終了してから、二回目のヴァチカン観光に行きました。

何しろ、何度見ても見あきない場所なので。

しかも聖堂の中は無料だから、お金を使わなくても済むし。

ということでサンタンジェロ城からまっすぐ歩いてヴァチカン市国へ向かいました。

翼のような回廊。

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中心に立つオベリスク。

そしてその先にはサンピエトロ寺院。

この姿は何度見ても感動しますよね。

ただ唯一天候が悪いことが悲しいことでしたけどね。

そして再びサンピエトロ大聖堂の中へ入りました。

やはり内部は今まで見た聖堂の中で最も荘厳で。

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さまざまな色の大理石に程よく配置された金色の数々。

周りには彫刻も配置されていて、すべてが国宝級の彫刻なのですよね。

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もちろん世界的な彫刻であるピエタも入口をはいってすぐ右側に配置されています。

それはまるで生きている彫刻。

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白の大理石で作られた彫刻はなめらかな感じと軽やかさを感じ持つまるで石でできているとは思えないような作品なのです。

これは何度見てもほんとに驚きますよね。

ただミサの準備をしているのか入れる部分が少なくなってしまったのが残念です。

あと外が曇りだから窓の隙間から光がはいってこないので。

それも残念でした。

でもやはりそれにもまして巨大な建築で、どこをとっても絵になる風景。

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正面の祭壇部分に飾られているオレンジ色で鳥の形をしてステンドグラスは見ていてなぜかなごむ気がしますね。

こうして本日の観光が終了して。

テルミニ駅に戻ってきました。

が、友達の出発時間までだいぶあったので、マックで時間をつぶしていましたよ。

もう観光するところもなかったし。

テルミニ駅にいた方が何かあっても問題ない場所なので。

ただもうやることもなくて、ほんとにボケっとしていたような気がしますね。

こうして友達の出発時間が近づいて。

見送りです。

ほんとにこれだけ一緒に日本人と旅するのは久しぶりでした。

もちろん気兼ねなく話せる人だったので、会話も楽しかったので。

楽しい日々を過ごさせていただきました。

今度会うのは日本でしょうが。

あえてこの言葉を。

「またどこかの空の下で会いましょう。」

列車に乗り込むところまで見送ってからはスーパーに行き。

夕食を買い込んで宿に向かいました。

宿に到着してからすぐにチェックインをして。

風呂に入り、日記をひたすら書いていましたね。

今までにないペースで書いていますけど。

何しろ友達といたから暇になると会話になりましたが、これからは一人なので日記を書くことができるので。

とりあえず、今までの分がかなりためているので一生懸命明日から消費させるつもりです。

ただドミトリーのメンバーがすごくうるさかったけど。

なんかどうでもいい話をしていましたね。

途中からはバーに行ったのかいなくなったので、その後もひたすら日記を。

一日2日分書けばとりあえずなんとか終わるでしょう。

さて明日は早くに起きてナポリに向かいます。