世界遺産雑学8
お酒の世界遺産 Vol.3
--ポート・ワイン--
とうとう、ワインの産地の世界遺産3つ目の登場です。ワインの名前はポートワイン。すっきりしてちょっとアルコール強めのワインです。また、このワインを輸出する場所も世界遺産となっています。
アルト・ドーロのワイン生産地域 ポルトガル
ポルトの歴史地区 ポルトガル
ポートワインの産地はポルトガルのドーロ川の流域に作られた。雨がなく乾燥した大地であったためおいしい葡萄が取れたためです。このブドウ畑の景観は紀元前から始まったとされ今でも同じ風景を保っていることから世界遺産に登録された。
このポートワインがヨーロッパの人に飲まれるようになるとドーロ川の下流でワインの輸出が始まった。この町がポルトガル第二の都市、ポルト。ポルトガルとポートワインの名前の由来となった町でワインの輸出の儲けで栄華を極めた町となりました。
その名残で建物などが世界遺産に登録されました。
このように、産地とそれを輸出した場所が世界遺産に登録された場所が多々あります。
塩の産地、ハルシュタットと塩を収めた場所ザルツブルグ
銀の産地、ポトシ銀山とその領主が住んだスクレ
など、共通したものが世界遺産に登録されたりします。