2007年9月20日 47日目
早いもので旅を始めてから2か月がたちました。
途中、2週間ほど日本に戻った時もありましたが。
あっという間ですね。
この調子で旅も早く過ぎ去っていくのかな。
何度かホームシックにかかって日本に戻りたくなるときありますが、今は旅が楽しくてしょうがない。
見てみたい世界遺産がまだたくさんありますからね。
ただ、睡眠中の夢は何度も日本の光景を見てしまうのですが。
日本語喋ってないから夢に出てきてしまうのですね。
本日はぐっすり眠れました。
どうやらこの宿も3日間連続で蚊取り線香をたいていると部屋から逃げてしまったようで。
一度も目覚めることなく起床いたしました。
蒲団が硬いという難点もありましたがね。
とりあえず昨日は日記を書いている途中で寝てしまったので朝一番で日記を完成。
荷物の整理をしているといつの間にか出発の時間になろうとしているのではないですか。
まだ、朝食食べてないんですけど。。
急いで宿を後にして駅に向かいました。
駅の近くで朝食を食べようと思って適当にお店に入りました。
が、これが失敗。
やっぱり駅の前はすべてが高い。
時間がなかったので料金を確認しなかった私が悪いのですが、18元も請求されてしまった。
高い~~!!
おいしかったからいいとしたけど。
これなら隣の吉野家で食べたほうが良かったのでは。
あ、野菜たくさん食べたからこっちの方がいいか。。
そんなことを考えながらダッシュで駅に向かいました。
今日は秦皇島まで移動。
が、取れたチケットは座席無。
その分すごく安かったのですが、6時間立ちっぱなしはやだよ。
20kg近い荷物持っているのに。
こうなったら硬座で座っていない場所に勝手に座るしかない。
それには人よりいち早く列車に乗り込まなければ。
瀋陽の駅に入ってからは待ち合わせ室の入場口の一番前の方で立って待機していました。
バックパックしょったままでは少々つらいものがあります。
15分ぐらい経ってから改札が開き、早足気味で列車に乗り込みました。
よくよく見てみるとこの列車って寝台列車でロシアの国境の町から北京に向かう列車。
こういう場合硬座の席って少ないんだよね。
むろん座席無の切符では寝台の部分には入れてくれないし。
急いで硬座の列車に乗ってからは空いている席に勝手に座ってしまいました。
もし、この席の切符持っていたらどかないといけないんだけど。
列車が出発して少ししてもこの席に座る人がいない。
やった、座ってられる。
ってよくよく観察してみるとみんな持っている切符が座席無の切符だ。
長距離列車なので途中から乗る人は全員座席無の切符になるみたいです。
早く行けば簡単に座れるのか。
よかった、早めに行って。
列車の中では音楽を聴いたり寝たり。
だってやることがないんですから。
一番問題なのは中国の駅って大体の場所がホームに駅名が書いていない。
アナウンスで駅名を言ってくれるのですが、さっぱり聞き取れない。
列車に乗った時間を計算しながら今どこら辺にいるのか地図とにらめっこしないと降り場所がわからない。
困ったものです。
そして5時間が経過してようやく秦皇島に到着しました。
意外に早くついてびっくり。
6時間ぐらいかかるのかと思っていました。
駅に到着してからはさっそく勧誘が。
もちろん泊まる宿が決まっていないので話を聞いて。
希望の額を伝えるとそれに見合った宿を紹介してくれました。
ただし、再びシャワー無。
シャワー有りだと20元プラスだよと言われてしまいました。
それは高いなと思い、シャワー無でチェックイン。
が、勧誘のおっちゃんが交渉してくれてプラス10元でいいよって言ってくれた。
洗濯もしたいしシャワーを使えるところを探しに行く手間もないし、さらにシャワーに行くと物が盗まれる可能性があるのでそれなら10元プラスの方がお得。
なのでシャワー付きでチェックインしなおしました。
本日は特にやることもないので秦皇島駅周辺を散策。
といってもこの駅周辺には何もない。
万里の長城は東15km先だし、中国の有名な避暑地はこの西15km先だし。
なので郵便局に行って日本へ手紙を出し、その後は宿で休憩をとっていました。
夕食はチンジャオロース。
って、中国のチンジャオロースってピーマンがざく切りで8割がピーマンなんだけど。
日本の方がおいしく食べれそうですよ。
帰りに水を買い込んで明日に備えて。
そうそう、中国のスーパーって超市って書くんだけどビールが冷えて売っていない。
今のところすべての場所が常温のビールのまま販売していた。
百貨店の中のスーパーも。
なのでお店で頼まない限り、冷えたビールは飲めないのかと思っていましたが本日行ったスーパーでは何と冷えて売っていた。
これは明日買わなければ。
明日は万里の長城と冷えたビールです!!