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 【中国の世界遺産

世界遺産「万里の長城」(2)
2007.09.26
 
2007年9月26日    53日目


本日は明のすごさを思い知らされた。

承徳では清のすごさを知ったけど、明もすごかった。

万里の長城ってすごい。

いや~、この旅始まって以来の早起きをしました。

なんせ4時半起き。

5時半に出発したかったのでその間に洗濯とインターネット。

つくづく思うけどこの宿は朝一番は料金を請求されないらしい。

また、払わなくていいよっていわれたから。

で、さっそく時間も来たので地●の歩き方に乗っている方法で行ってみました。

本日向かったのは世界遺産「万里の長城」の八達嶺長城。

北京から一番近い万里の長城です。

ただしそれでも数十km離れているんですがね。

宿からは地下鉄に乗り、そしてバス停までは徒歩。

まだ暗いですよ。。。

バス停に到着してからが大変だった。

いろんな場所に919番のバス停があるんだよ。

区間とか1支とか書いてあってどれ乗っていいかわからん。

4ヶ所乗り場があったけどどれも違うような。

運転手さんに聞いてみたところやっぱり違う方角を指差されてしまった。

その方角に向ってみるともう一つの919番のバス停が。

よくよく見てみるとこれも違うみたい。

さらに進んでみると6か所目の919番バス乗り場が。

今度は正解でした。

しっかりと八達嶺行きって書いてあったので。

さっそく乗り込み、即睡眠。

途中何度か起きながら2時間後に八達嶺に到着いたしました。

が、なんと霧がかかっている。

どこに長城があるんだ。。

とりあえず、チケット売り場に向かいました。

料金を払ってさっそく階段を上ると、見えてきました万里の長城です。

霧がかかっているので遠くの方が見えないのが残念。

しかもすでに人が多いよ。。

が、左と右に進めるのになぜか人は右にしか進んでいない。

これは左に進むしかないでしょう。

ということでてくてくと歩きだしました。

・・・・・。。。

すごく急なんですけど。

こけたら下まで落ちてしまいそうな。

何でこんな急な山に壁を作ってあるんだ。

標高も高いので涼しかったのですがどんどん体が熱くなり。

汗だくだくに。

このころには太陽が顔を出して少し切りも薄れてきた感じ。

遠くの方を見ると連なる長城が。 

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ええええ、何でこんな山奥に巨大な長城が。

これが約6000kmもつながっていると思うと絶句します。

明がどれだけモンゴル族を恐れていたかがわかるような。

こんな断崖絶壁の山奥に6000kmを超える長城の建設と修復。

どれほどの膨大な費用が必要だったか想像もつきません。

明は初めて中国南部から中国大陸を統一した国。

その前はモンゴル族の元であったために彼らの侵入を最も恐れた帝国でした。

このため万里の長城をより堅固なものにしたのですが、それにしたってすごすぎです。

中国大陸を統一することはこれほどの権力を持てるってことなのですね。

現在、観光地だけは修復されています。

今回行った場所も、途中入れなくなっている場所からはほとんど修復されておらず壊れかけている状態でしたが。 

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入場口から左へ進むルートは30分も歩くと立ち入り禁止になっています。

しかし、ここから眺める風景は遠くの方までの長城の景色が見れて最高です

特に人もいないことですしね。

そしてその後は同じ道を再び戻り右のルートを行くことに。

こっちはもう人があふれています。

歩くにも少し大変。

ただし、こちらはすごく長いです。

あるいて1時間たっても一番上にたどり着かない。

やっとたどりついたと思ったら今度はそこから下りのルートもあり、さらに先に進める感じ。 

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みんなてっぺんで引き返していくのでそこからは人がいない。

もちろん、人が行かないような場所に行くのが私ですから歩きはじめてしまいました。

このルートはほんとに急です。

一番の頂上から一気に下降していく感じで降りて行くのが大変。

このあと再び登らなければいけないと思うと憂鬱ですが。

しかし、その甲斐があってすごい風景が拝めます。 

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あたり一面万里の長城が山を這っている情景が。

あまりにもすごすぎてこの場所で1時間以上見続けてしまいました。

言葉に表わせないのでぜひ写真で。


写真でも撮りつくしていない感じもありますが。

ほんとにこの場所行ってみてください。

入場口から右のルートを歩き続けて立ち入り禁止になる場所です。

推定2時間以上かかりますが。

途中で降り口があって、入場口へ戻るのが容易ですので片道と考えていいです。

ここはほんとに最高の場所でした。

その後は万里の長城を後にして少し遅めの昼食を。

って、この場所どこも高い。

しかも、料理はしょぼい。

ここで食べない方がよさげです。

そして北京に戻り、明日のバス停を調べて宿に戻りました。

考えてみれば万里の長城に6時間以上いたんですね。

歩きっぱなしってのぼ疲れました。

宿では日記を夕食を。

その後は日本人の人がいたので少しおしゃべりをしていました。

というかこの人つわものです。

世界をもう5年旅している人なんですけど。

5年って、おれまだ大学生だった時からずっと旅しているってことだよ。

さすがに長すぎでは。。

ま、旅のスタイルはひとそれぞれですがね。

明日は明十三陵に行ってきます。


八達嶺長城アクセス
北京地下鉄積水澤駅より東の徳勝門から919バスにて八達嶺下車。
ただし徳勝門から919バスは6ヶ所停車場所があり、その中の一つが八達嶺に行く。
徳勝門から南東の方角にあるバス停がそれにあたる。





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