本日は結局目的としている場所にはいけませんでした。
が、予定を変更できるのが旅の面白いところ。
違う場所に行ってきましたよ。
はいはい、早起きですよ。
5時起きでしたよ。
本日向かう場所は万里の長城の司馬台という場所で北京から100km以上離れています。
しかも交通機関がほとんどなくてツアーに参加するか遊バスという週末・祝日限定のバスに乗らなければいけない。
ツアーは非常に高いので、もちろん週末になるのを狙って遊バスに乗る選択をしました。
出発して遊バス乗り場に行ったらあまりにも早すぎたのか誰もいない。
出発の45分前に行ってもね。
でも、このバス早めに行かないと乗れない可能性があるので確実に乗れる時間を選択したのです。
この場所で待っていると一人の男の人が近づいてきてどこに行くんだと聞かれました。
どうやら遊バスの職員みたい。
司馬台長城って伝えると、帰ってきた返事が。
ナッシング。。。
え、乗り場何箇所かあるので間違えたかと違う乗り場って聞いたら本日はないって言われてしまいました。
本日は週末のはずなのになぜと思いながらいつ出発するか聞いてみると何と国慶節の期間といわれました。
もしかして祝日だけのバス?
よくわかりませんでしたが、国慶節にはまだいるのでその時にここにこればいいらしいです。
というわけで朝の6時にして本日の計画が無に。
そんな時は第二案です。
実はこの前の万里の長城の八達嶺長城に行く途中に、万里の長城の居庸関長城を通過しながら向かったのです。
地●の歩き方では列車かお金のかかる遊バスしか書かれていないために行くのをあきらめていたのですが、簡単にこれるんじゃん。
北京で国慶節を少しだけ避けるために3日間の余裕を持っていたのでその一日を世界遺産観光に充てることに。
この移動は前回と全く同じなので簡単に乗り換えもできて。
あっという間に居庸関長城に到着しました。
この居庸関長城は北京の北の関所として建てられその関所を越えさせないようにかなりの断崖絶壁の山に建っております。
ただし、一直線の万里の長城の一部ではなく万里の長城の南に造られた関所の長城なのです。
このため、関所を中心に周辺の山の頂上をむすんで長城が円を描いて築かれています。
やはり世界遺産は行ってみてその価値がすごくわかるものですね。
なんといってもここすごい山の中にできている。
周りは切り立った断崖絶壁で唯一人が通れそうな場所だけ長城が建てられています。
といってもそれは周辺の山の頂上を囲みそこまで行くのがとてもつらそうに感じます。
ここを攻め落とせなかった理由がわかる気がしました。
ほんとにここは無理です。
居庸関長城はまず最初に一番下の関所が入口となります。
あまりにも巨大な門でびっくりです。
これでは砲撃でもびくともしない。
それもこの長城は山を囲むように円を描きながら作られていますが関所の門が2つ存在するのです
ひとつめ抜けられても二つ目が。。。
いや、ここをほんとに落城するのは不可能に近いですね。
そして今度は長城を登り始めました。
東側は大した山でないので簡単に登れるのですがそれでも1時間近くかかったよ。
東の山から見る西側の山は2倍ぐらいの高さがあるのですが。
しかも、とても急に見える。
ほんとに登れるのかって気持ちがわいてきます。
案の定、西側の山を登ったらとてもつらかった。
それにしてもたった4段の階段を上るだけで自分の身長を超えるぐらい上るってどうよ。。
階段一つ登るだけでも相当な疲労感が得られます。
何でこんな急な場所に造ったんだよ。
急な部分だけ言うと八達嶺より相当ひどいです。
結構寒かったのに汗が止まらないよ。
雰囲気は写真で見ていただければ伝わると思います。
ともかく、行けるところまで行くのが私の信条。
居庸関長城を一周してきました。
ただし、そんな距離がなかったために4時間歩くだけで一周することができました。
高低差は400m以上あったんですけどね。
ほんとにきつかったです。
意外に早く観光できてしまったためにそのまま北京に戻りました。
明日のために今のうちにバスターミナルの確認とチケットの手配をしておこうと。
なんせ明日行くのは清東陵。
地●の歩き方でも日帰りするのが難しいって書いてあるところ。
推定150km以上離れている場所です。
もしかしたら帰ってこれないかもしれないのですが、そんときはそんときで宿を探しますがとりあえず朝一番に向かってみて日帰りできるのであれば頑張ってみようと。
地下鉄を乗り継いでバスターミナルに行ってみました。
が、ここで大きな問題が。
チケットを買おうとしたところ、ここではない言われました。
向こうも単語の英語をしゃべってくれたので聞いてみるとこの通りを30分歩いた場所って言われました。
私はあまりにも遠いのでほんとに30分って聞きなおしてしまいましたよ。
そしたらイエスって言われました。
しょうがないので目の前にある通りを30分歩いたのですが一向に何も見えてこない。
地図で確認してだいぶ遠い所にバスターミナルがあるので地下鉄でそこまで行ったのですが、バスターミナルが存在しない。
もう、再び同じバスターミナルへ戻ってしまいました。
ここでも第2案の違うルートから行こうとしたのですが、それでもチケット売り場がここではないといわれました。
ともかくどうしようもないのでインフォメーションで文字を書きながら訪ねてやっとその意味がわかりました。
30m隣にあるチケット売り場で買わなければいけないという意味だったのです。
お~い、絶対30ミニッツって向こうは言ったし私も聞きなおしましたよ。
向こうはほんとに英語が苦手だったようだったのでメートルと勘違いして言っていたのか。
それにしたってそこは間違わないでくれよ。
2時間もかかったよ。
しかも、チケットは当日しか取れないって言われたので結局手に入れられなかったし。
明日はとてつもなく早起きってことだけはわかりましたが。
そんなこんなでやっと宿に戻ってきました。
夕食をとり、日記を書き。
早めに寝て明日に備えます。
居庸関長城アクセス
北京徳勝門より919バスに乗り居庸関下車。
詳しくは八達嶺長城アクセスを参照。
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世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。