【中国旅行記】

中国・鄭州

2007.10.08

 

2007年10月8日　　　　65日目


ほんと寒い。

寒すぎる。。。。

と思ったらいきなりあったかくなった。



おはようございます。

現在朝の4時。

まだすっごく暗いんですが。

しかもすごく寒いんですが。

10月ってこんなに寒かったか？

息が完全に白いんです。

日本でいう完全なる冬。

10月でこれってことはもっと寒くなるってことだよね。

中国恐るべし。

で、周りで人も寝ているのでこっそりとかたずけてロビーに行きました。

ロビーも暗。

そんな中ちゃっかりとインターネットを。

当分出来そうもなかったから。

そしたら宿の人が起きてきてびっくりした。

明かりをつけてくれて、チェックアウトの時間を聞いてきた。

どうやら、人を迎えに行くらしく駅までついでに送ってくれるとのこと。

すごくありがたい。

おかげですごく早く着いてしまったのは否めないが。。

ついてみたらショッキングな出来事が。

出発時刻から45分遅れていますだ～！！！

なんとか次の乗り換えまで2時間の余裕を見ていたので間に合うことには間に合うのですが寒い待合室でじっとしているのがつらいよ。

しかも座席無の席だから早めに並ばないといけないのでずっと立ちっぱなし。

これも列車で座るために我慢しなければ。

ようやく45分たって電車が来たよ。

もちろん早くから並んでいたおかげもあって座席には座ることができました。

平遥から太原までは1時間半。

なぜ一度北に向かったというのは大都市でないと主な列車が止まらなかったためです。

洛陽に行くには太原に戻り鄭州に行く必要があったから。

めんどくさい限りですが、しょうがない。

実は簡単に書いていて何となくしか思わないと思いますが、700km以上は移動しているんですよ。

東京―神戸間ぐらい？

もっとかな？

本日の鄭州予定着時間は20時。

6時に出発しているから14時間移動です。

平遥から太原についた時には次の出発の1時間前。

間に合ったと思い、降車口から乗車口へ移動して待合室に行ってみると。

何と20分遅れって書いてあるよ。

鄭州で20時についてそこから宿を探さないといけないのに。

さらに遅れるってことです。

文句も言えないのでとりあえず朝食を。

ちなみに中国では大体の駅で食事を取るところがありません。

売っているのはカップラーメン。

選択肢はこれぐらいしかないのです。

お湯はどこの駅でも出るようになっているので。

恒例のカップラーメンでお腹を膨らまし、出発時間を待っていると。

！！！！！

25分遅れに変わったよ。

え、いつのまにか35分遅れ。

ああああああ、50分遅れに。

という感じでどんどん発車時間が遅れ、50分遅れでようやく出発しました。

すでに10時過ぎているんですが。

21時到着予定に変わってしまいました。

ここからはひたすら時間を過ぎるのを待ちました。

寝たり起きたり、景色を眺めたり。

座席がいっぱいだから動くこともできないし。

景色は広大な大地を見ることが多かった。

家なんて特にないし、見渡す限りの平原か切り立った崖とか。

移り変わりが面白かったです。

実はこのとき、地●の歩き方とロン●ープラネット(外国の旅行誌)を眺めていて次の行き先を変更しました。

洛陽に行くのを先に安陽に行ってそれから洛陽に向かうことに。

なぜ変更したかというと安陽にも世界遺産はあるのです。

しかし地●の歩き方には安陽が一切のっていない。

殷墟という世界遺産なのですが安陽にあるぐらいしか情報を持っておらず安陽から遠いのか近いのかさっぱりわからず、しかもルートから外れていたので行くのをあきらめていました。

それが、もともと平遥から直接洛陽に行けると思っていたのを鄭州に変更したため安陽の近くに行くことが判明。

しかもロン●ープラネットには安陽の紹介がちょっとだけある。

オール英語で書かれているのでさっぱりわかりませんが、何となく読むと殷墟にはバスに乗り下車後、歩いて行けるって書かれてあります。

これはもう行くしかないでしょう。

あとは本日鄭州についてから切符を取るだけ。

それにしても寒い、寒すぎる。

列車の中にいてしかも上着を着ているのに寒いってどういうこと？

向かいの中国人も凍えているし。

あまりにも寒いので冬用の厚着をバックパックの中から取り出しましたよ。

そして待つこと11時間。

ようやく鄭州に到着しました。

列車から降りてみて、、、あれ。

すごくあったかいんですが。

700kmも移動してきているので気候がガラッと変わっている。

国土の広さを改めて実感しました。

しかしそんな思いもあっという間、宿が決まってないのでさっさと宿探し。

駅の下車口の所に宿の価格表をもった女性を発見。

価格を確認してみるとシングル30元。

安い。

招待状なので部屋は汚いのは分かっているのですが、この時間なのでしかもこの価格。

さっそく交渉してすぐに泊まれることに成功しました。

その後、すぐに夕食と明日のチケットを買いに。

なんとか安陽に明日いけます。

そして宿に戻りゆっくりしていると、ここで・・・・。。。

・・・・・・。。。。。

ああああああああああ。。。。。。

何とシャンプーがこぼれていてバックパックの中が大変なことになっているのに気が付き。

あわててバックパックの中を全部出しました。

被害者は旅行誌のコピー2枚。

あとは何とか洗って事なきを得たのですが、シャンプーのにおいがひどい。

バックパックの中も暫定的に落としたに過ぎず、中までしっかりと洗えない。

短パンはべとべとで急遽洗濯をすることに。

こんな時間に大変な格闘をする羽目になってしまうとは。

とりあえず、なんとか明日移動できそうです。

つかれたので本日はこれにて。