世界遺産雑学3
--異端 カタリ派--
皆さん知っているでしょうか?世界遺産は遺跡・自然のすばらしさを伝えるだけではないことを・・。
悲しい過去があることを。。
フランス カルカッソンヌ歴史地区
カルカッソンヌには2重の城壁があり難航不落といわれたヨーロッパ代表の中世城郭都市。かつてこの町にはキリスト教のカタリ派が住んでいました。しかし、 このカタリ派、ローマカトリックを否定したためかつての教皇が異端とし撲滅させることを決定。アルヴィジュア十字軍を編成しカルカッソンヌに攻め入った。
このとき十字軍の隊長はカタリ派かカトリック派か見分けるために
「すべてを殺せ、神は神の子を知りたもう」
と命令した。
要するに、皆殺しにしろ。神を信仰しているものは神が助けてくれるだろうと。
こうして、カルカッソンヌにいたすべて者もが殺された。
世界遺産は歴史をつぐむ。良いことも悪いことも。。