標高高すぎ。
少しの運動しただけでばてるのですが。
でも景色は最高です。
朝一番に起きてからすぐにパッキング。
時間もなかったのですぐに出発しました。
実は成都から一緒の日本人2人と全く同じルートで日程も同じなので一緒に目的地まで向かうことに。
麗江のバスターミナルまでは3人いるということもありタクシーで。
これがまた公共バスに乗ると同じぐらいの額で目的地まで行けるのですよ。
やはり大人数は楽ですね。
しかもタクシーが簡単に見つかったおかげでバスターミナルに着くのがすごく早くなってしまって。
出発の1時間前以上についてしまいました。
みんなで朝食をとりながらバスを待っていましたよ。
が、出発の10分前になってもバスが来ない。
あわてて確認しに行ってしまいました。
そしたらすぐにバスが来てやっと乗り込むことに。
目的地は香格裏拉です。
ここは世界遺産雑学にも書いた場所でそちらを参照した方が。
ともかく、失われた地平線という小説に出てくるシャングリラという場所があり、飛行機が不時着した場所はいろんな宗教が混ざり合ってそれが互いに尊重しあうそれはまるで桃源郷の場所があったと語られています。
中国政府はここがまさしくそうだとおもいこの地をシャングリラと改名したのです。
たかだか有名な小説に出てくる場所ですが、昔の地名を捨ててまで改名できる中国ってすごい。
それほどまでにここは自然が素晴らしく、宗教が融合している場所が香格裏拉なのです。
ただしここまで行くにすごい渓谷や自然の中をバスが走らなければいけない。
標高も700m以上上ったり下りたりするのですよ。
あまりにも自然のすごさに圧倒されっぱなしのバスの旅。
いきなり山を登り始めたと思ったら渓谷にでてその中を進み今度は盆地。
盆地を過ぎると再び登りはじめどんどん登って行く。
バスで4時間過ぎたころには3000mの所に平地があり、そこを走っていきます。
すごいとしか言いようがない。
さすが、ここが世界自然遺産に登録されるだけはあります。
もちろんバスはそんな場所を通るのという所を通って行くのですごく怖いのですが。
でも景色が最高なので怖いのも忘れてしまいますね。
ただ一番怖かったのは運転手。
どういうわけか急ハンドル。
しかも、基本センターライン上を走る。
一歩間違えば事故りそうなのですが。
こんなに早く着いてくれと思ったのは初めてかも。
ともかく何にもなく目的地に着いてよかった。
香格裏拉のバスターミナルについて思ったこと。
寒い。
それもそのはず、標高3200mの場所に来たのですから。
空気が痛いよ。
しかし目的の宿までは徒歩で25分のところ。
重い荷物をしょいながら、さらに凍えながら歩きましたさ。
やっと宿も決まり、さっそく近くを散策。
近くにはチベット仏教のお寺もありまた古き街並み残った場所もあります。
それにしてもしっかりとした観光地の割には観光客がいない。
閑散としている観光地ほどさみしいものはない。
やはりオフシーズンだとここまで人がいなくなるものですね。
確かに寒いというのが最も大きな理由だと思いますが。
このチベット仏教の場所からは町並みはよく見えるのですが肝心の自然が見えない。。
それも目の前に小高い山があるからだ。
ということでその小高い山に登ることにしました。
最初は旧市街に戻り、その山の方に向かい。
でも山に登る道が見つからない。。
やっとのことで山に登る道を発見。
すかさず上ることにしました。
って、すぐ疲れるんですが。
というか、息が上がるんですが。
たった5m登ったぐらいで体中に疲労感。
やっぱり空気が薄いって体に多大な影響を与えるのですね。
普段ならこんな山あっという間に登ってしまうと思うのですが、少し歩いて休みの繰り返し。
やっとのことで頂上に到着しましたさ。
でもその甲斐がありました。
雪化粧をした峰々を一望できる。
絶景ですよ。
標高3200mから眺めているので山々はそれ以上の高さを誇り。
すべては富士山より高いんですから。
ここも世界遺産の一部なんですよ。
詳しくは明日の日記に記載しますね。
昔から変わらない風景。
こんな辺境の地にそびえる峰々はあまりにも雄大で言葉を失ってしまいます。
すべては地球の地殻変動により造られた景観なのですね。
ただ、長くは見ることができなかった。
というのもやはり寒い。
日が陰ってくるとほんとに凍えるような寒さになるので。
寒さ対策はしているのですが顔とか手とかが痛くなってくるのですよ。
なので早々と宿に戻りました。
宿では洗濯と日記を。
ここの宿はネットが早いために便利です。
ただ、あまりにも寒いので暖炉で火を焚くのですが煙が充満して目が痛い。
このため結局窓を開けて、寒いのか暖かいのかわからない。
ま、成都から一緒の日本人と話していたために結局夜遅くまで起きていました。
寝るときには寝袋をとりだして寝ましたよ。
さて明日は香格裏拉の周辺を観光します。
もちろんここ一帯が世界遺産なんですよ。