やられた。
結局昆明まで移動できなかった。
チケット買ったのに出発しないってどういうことだよ。
本日はすごくゆっくりと起きました。
というのも本日は徳欽から昆明行きの夜行バスの出発が11時でしたので。
ゆっくりと起きられたのです。
起きてからはゆっくりと日記をかたずけ。
いままで一人でなかったためにゆっくりと日記を書く時間がなかったのですよ。
このためたまった分を一気にかたずけました。
写真の整理もしっかりと。
久々にのんびりとした時間を過ごしました。
さてさてバスの出発時間になってからは宿をチェックアウト。
バスターミナルまでは歩いて1分のところに泊まっていたのであっさりと到着。
そして時間までは昼食を食べながらゆっくり待っていました。
が、ここで大変なことが。
何と本日の昆明行きが出発しないとのこと。
どうやら乗る人が私一人だったらしくそれで出発できないらしい。
日本なら確実に出発しているのに。
チケットまで買ったのに昆明に行けないとは。
ともかく香格裏拉に出て、そこから昆明行きに乗り換えろってさ。
えっとですね。
だったら朝一番の香格裏拉行きに乗って午後一番に到着できたのですが。
そしたらゆっくりと切符を買って準備もできたのに。
しかも香格裏拉行きは何と1時間後の12時出発。
いったい香格裏拉には何時に到着するんだよ。
そこから本日発の昆明行きの夜行バス買えるのか?
ったく、もう出発しないんだったら切符売らないでくれ。
まあそんな愚痴を言ってても何の状況も変わらないのでとりあえず香格裏拉行きのバスを待っていました。
やっと12時になり香格裏拉行きのバスに乗り込むことができました。
そして少したったところでふと思った。
本日曇りで昨日見れていた山々が全く曇って見えない。
本当に昨日あの風景を拝めてよかったよ。
というわけでバスはひたすらありえない山道を進んでいきました。
もちろん私はというと睡眠です。
でも途中でふと起きてしまった。
なぜかってあまりにも寒かったから。
そして外を見たらなんと雪。
大雪なんですが。
来たときの快晴がうそのようにあたり一面白銀の世界へ変化しています。
行きと帰りで全く違った風景を見れるなんて結構得した感じですね。
雪なんて静岡県ではまったく見れないのでとても新鮮です。
ちなみにここは大体沖縄と同じぐらい南の位置にあるんですけど。
標高が3500mを越えると雪が降るんですね。
ただこっちは凍えそうで景色をじっくり眺めている余裕がなかったかも。
それに峠だからかなり揺れる揺れる。
今回の移動も意外につらかったかも。
でもやっぱり景色がよかったのでずっと外を眺めていました。
大雪なので白く曇って写真では曇った写真しかとれませんでしたがね。
ただ大雪は峠を越えるまで。
標高3000mぐらいには雨になっていましたよ。
途中、大きい川と平行に走る場所がありました。
あれと思って地図を見てみるとこれこそ金沙江ではないですか。
長江の源流です。
ここから中国大陸を横断して上海近くまで流れつくのです。
距離にしてみたら相当な感じですよね。
今回徳欽に来たことでメコン川と長江の源流を見ることができてほんとによかったです。
最後の一本はアクセスがすごく大変で見ることが困難なので断念しましたが。
さてさて香格裏拉に近づいてふと気がついた。
また雪が降っていることに。
もうかなり香格裏拉の近くなので町まで降っていることは確定。
雪の香格裏拉もいいかもしれない。
しかもここでちょっと体調が悪い。
もうこうなったら香格裏拉で1泊して明日に昆明に向かうことにしました。
無理に移動して体調壊したらそれこそ大変。
このためバスターミナルに到着してから明日の昆明行きのチケットを購入。
すぐに2日前に泊まっていた宿に向かいました。
それにしても大雪。
街並みがどんどん白く変化していく。
寒さも2日前と比べられないほど寒い。
というか痛い。
自分が持っている最大の厚着をしてしまいました。
そして夕飯は焼き餃子。
中国で焼き餃子を見たのは香格裏拉だけ。
それだけ焼き餃子は中国でマイナーなのです。
このため今のうちに食べておこうと思いまして。
で、その後は宿のラウンジで日記を書いていると隣に日本人が。
話してみると本日ラサから飛行機で香格裏拉にやってきたとのこと。
本日は私を含め日本人が2人だったのでいろいろと話しました。
すると驚くべきことに、おとといまで一緒に旅をしていた人の知り合いで。
しかも10月16日発大阪―上海のフェリーに乗っていた一人だということが判明。
実はこのときのフェリーに乗っていた人に会うのはこれで3人目。
みんな四川省と雲南省で出会っています。
俺の時はそのフェリーでバックパッカーほとんどいなかったのに。
ちょうどみなこの地域を旅しているのですね。
それにしても大雪になっています。
世界が白い。
写真は明日取ってこようと思っていますが。
当分雪を見ることはないと思うのでここで堪能したいと思います。
明日は夜まで暇なのでのんびりしていようっと。