世界遺産雑学15
--10カ国にわたる世界遺産--
世界遺産を知る上でこの世界遺産はどうしても知っておかなければならない。
この世界遺産はベラルーシ、エストニア、フィンランド、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、
モルドバ、ロシア、スウェーデン、ウクライナの計10カ国にわたる。
もちろん、世界遺産の中で3カ国以上にわたる世界遺産はこの1つだけ。
シュトルーヴェの測地弧
1816年~1855年の40年間、地球の大きさと正確な形を測定するために、シュトルーヴェが測定した場所だ。
ノルウェから黒海の間で測定され三角測量法をもちいて地球の大きさを計算した。
もちろん、測定した場所が世界遺産になったため、とりわけ建物があると言うわけでもない。
あるのは測定した事実。
世界遺産の登録基準としては他の登録基準とは少し違い、人類の科学・技術史上、顕著な普遍的価値を有するモニュメントとして登録された。
また、10カ国にわたる世界遺産が登録されたことにより世界遺産に国境は無いという事実を見せ付けられたのだ。
すべてを見るには難しい世界遺産の一つです。といってもモニュメントだけがあるちょっと見ても分からない世界遺産かも知れません。