2007年11月18日 106日目
本当はもっと昆明にいたかった。
日本人ともう少し話したかった。
けど、旅をしなければ。
今日はすごくゆっくり起きました。
なんせ夜までまったくの暇人なので。
朝起きてからはお風呂に入り、写真の整理。
で、パソコンから写真をDVDに焼いていました。
そしたらDVDの書き込みに失敗。
一枚損をしてしまいました。
このために新しいDVDを持ってきて書き込もうとしたらDVDを認識しない。。。
成都で買ったDVDなのですが中国の知らないメーカーのなので不安だったのですが。
案の定、どのDVDも全く反応せず。
やられたよ、30元損をした計算に。
10枚も買うんじゃなかった。
すべて廃棄にしました。
これで、持っているすべてのDVDはNG。
どこかで買わなければいけないよ。
今度は知っているメーカーのを買おう。
というわけでちょっと落ち込んでいました。
そしてその後は昼食を食べに昆明の街へ出て。
向かった先は日本料理屋。
ファーストフード系なのですがラーメンやどんぶりが置いてあります。
私が注文したのはカレー丼。
見た目は日本のカレーと変わりません。
さて、一口。
ん、日本のカレーと全く同じだ。
あまりにも久しぶりの味なのでとても感動。
日本の味がどれほど味わっていないか思い知らされました。
ほんとに泣けるぐらいおいしいのですが。
といっても、日本でこの味を食べると普通以下の味になるかも。
レトルトカレーのような感じなので。
でもここは中国。
こんな味でも懐かしくて感動なのです。
お茶も牛丼屋に出てきそうな味ですがこれまたいつも通りの味なので感動。
お茶ってこんなにおいしかったんだ。
そんなこんなで昼食は終了。
またいつこの味に巡り合うことか。
日本では当たり前の食事でも海外ではまったくできないのですから。
さてさて、その後は買い物へ。
行った先はカリフール。
フランス系の巨大スーパーでここでは何でもそろえることができる。
雑貨から電化製品から食品まで。
今回は明日の移動のために食物を買い込むことを目的に行きました。
そしてじっくり眺めていると何とDVDが売っているでは。
しかもソ●ーとマ●セル。
どちらも日本の会社で信頼ができる。
どちらを買おうかと悩んでいましたが、マ●セルの方が安いですし昔働いていた時にお世話になった会社なので、そちらを買うことに。
しかも、カリフールにはDVDケースまで売っていて。
すごいありがたい。
中国ではDVDは10枚重ねでケース無で売っているので持ち運びや日本に送る際にはケースが必要なのです。
これで今日の問題だったDVDの件はすべて解決。
タイミングよく見つかってほんとによかった。
さてその後はカリフールの中をじっくりと眺めていました。
そしたら何と私の持っているカメラの後継機がでているでは。
もう新しいのが出たのですね。
しかも中国は日本と同時期に発売するらしい。
中国の人たちはみんないいカメラを持っているので、売れるのでしょうね。
ほんとに買おうかどうか悩みましたが、まだ今のカメラで十分ですし壊れてもいないので。
あきらめました。
買ったところで操作説明はすべて中国語なんでしょうし。
カリフールには1時間ぐらいいたでしょうか。
目的の食事も買えたことですし、さっそく宿に戻りました。
宿ではまっさきにDVDの書き込み。
使えるかどうかを確認しなければいけなかったので。
やはり、日本のメーカーはしっかり使えました。
これからは少し高くても有名なメーカーのを買います。
DVDの書き込み後は日記。
少し貯めていたので。
さてさてそんなこんなで出発の時間も近づき。
みんなで最後に夕食に行きました。
日本人4人とフィンランド人1人で。
ちなみにフィンランド人は結構な日本マニアで一人で曲を聴いていたと思っていたら実はアニメ・ナルトのテーマだったり。
アニメおたくですか!?
日本のことをほんとによく知っていました。
夕食は昆明で最も行った料理屋に。
ここは量が多くて味も辛くない。
しかも安いという料理屋で最も利用した場所ですよ。
食べていてふと思った。
もうこんな大人数で日本人と食事する機会が当分ないことに。
四川省に入ってからは食事は大体日本人と一緒に食べていた。
それはたくさんの日本人がいたためだ。
しかし、これからは四川・雲南を離れてしまう。
また一人の旅が始まるのだ。
すごくさみしく感じる。
しかしこれが旅なのだ。
彼らも旅をしている。
出会いもあれば別れもある。
それが私にとって本日になるだけ。
さて、また新たな旅をしなければ。
夕食後は今まで一緒にいてくれた日本人にお別れ。
特に成都からほとんど同じルートで一緒に旅してきた人の別れが一番つらかった。
かれこれ知り合ってから2週間以上経過しているのだから。
でも世界は狭い。
いつかどこかで会えるだろう。
みなさんへお別れを言ってから一路昆明駅へ。
ついた瞬間からいきなり検印が始まったよ。
40分前なんですが、もう列車に乗せてくれるのね。
1分でも到着が遅れたら列車に乗り込むタイミングが遅れて荷物を置く場所がなくなっていたよ。
あぶなかった。
さてさて列車に乗ってからはやることはもうない。
後は次の到着を待つだけだ。
明日はどうなっていることやら。