ここは仏教とともに発展した街
今でもたくさんの僧侶が祈りを捧げる
ラオスの王都
おはようございます。
部屋にはフィンランド人と2人だけだったのでぐっすり眠れました。
さっそく起きてからすぐに宿探し。
ここの宿は若干高めだし、ドミトリーないしね。
昆明の宿で知り合った人にルアンパバーンの宿情報を聞いていたので。
日本人が集まる宿に向かいました。
街を歩いていると記憶がどんどん蘇ってくるものですね。
地図がなくても勝手に足がその方向に進むのです。
さっそく宿についてからは交渉。
え、ドミトリーがないの?
で5ドル。
ちょっと高いけど日本人がいるならば、、、え、、日本人が一人もいないって。
よし、この宿はあきらめました。
第二候補の宿に行ってみることに。
そして到着したのですが、宿の名前を聞いていなかったために候補が7ヶ所ぐらいあるんですが。
いったい日本人が集まるのはどこの宿だ?
日本人が出てこないか待っていましたが一向に出てくる気配はなく。
1/7の確率で泊まるしかないのか。
それにしてもどこが一番安いか聞かないとと思っていた時に一軒の宿でふと足が止まりました。
ここ7年前に交渉したことがあるような。
全然自信がありませんでしたが、ともかく交渉してみることに。
そしたらドミトリーが3ドル。
安い、しかも今まで泊まっていた宿から歩いて30秒。
さっそくここに泊まることにしました。
そして荷物を新たな宿に運んでいると、ドミトリーに見たことある人が。
あれ、洛陽と成都で会った人がいるぞ。
確かバンコクからインドへ飛ぶって言ってなかったっけ?
話に聞くとラサに行きたいためにルートを変更しているとのこと。
ホント偶然でびっくりです。
宿を交換した後は、少しゆっくりしていました。
国が変わるということは文化が全く違うので多少なりとも疲れが出てしまうものなんです。
特に昨日の深夜についているからなおさらかもしれませんね。
ゆっくりとした後はルアンパバーンの観光をすることにしました。
もちろんこの街は世界遺産です。
ルアンパバーンの町はラオス王国の都だった場所。
フランスの植民地となりながらルアンパバーンは辛くも特別区として王国性を継続しておりました。
フランスはラオスを植民地にしながらラオス王制を守ったのには国民や外国へのラオス統治の印象を変えるためでもありました。
このため、フランスはラオス国王のために王宮を建設。
この街が一躍歴史の表舞台に立つことになりました。
もともとルアンパバーンの町は仏教の町。
さまざまな寺院がたてられたくさんの仏僧が祈りをささげていました。
今でも14世紀から19世紀に建てられた寺院が大量に残っているのです。
ラオス独自の仏教寺院を今に残し、歴史的にも重要だった場所として世界遺産に登録されました。
最初に向かったのはワットシェントン。
ルアンパバーンの寺院の代表格ともいえるところで最もきれいとされている場所です。
1560年に建立されこの地で財をなした商人の業績をたたえて作られた寺院。
ルアンパバーン様式と呼ばれる建築は屋根が何重にも折り重なったものが特徴。
彩色は全部モザイクというのも大きな特徴の一つです。
中に入って最初に思ったこと。
懐かしいな。でした。
7年前に一度訪れていますからね。
この寺院の特徴は外側の壁のいたる場所に装飾が施されているというところ。
さまざまな色のタイルかガラスのようなものを壁に埋め込み色彩を施しています。
この色は全部太陽光に反射するようになっており、太陽が差し込むと煌びやかで光輝くように見えるのです。
行った時にはちょうどお昼で太陽光がよく差し込んでおりまさしく寺院全体が輝いていました。
仏教寺院でこんなに輝くのも珍しいです。
タイの王宮でも同じような装飾をしているため同じ文化があったと思っていいのではないでしょうか。
寺院の中には金色で彩色された仏像が納められており、柱という柱にも黄金で装飾されています。
外も中も光輝く寺院。
まさしく仏が現れるのではないかと錯覚。
当時の人がここの寺院を訪れたらあまりにもの光に満たされて聖地に感じるのではないでしょうか。
また、寺院の裏に装飾された絵が印象的。
一本の木が天に向かって成長していく姿が想像でき。
力強く地に根付いているようにも感じます。
木自体はたくさんの色が使われておりそれがまさしく不思議さを物語っている。
伝説によれば高さ160mの木がこの寺院に立っておりそれをモチーフにしてあるみたいですが。
高さ160mの木って無理だろう。。
特に亜熱帯気候に入りますから針葉樹林のような高い木が生えないはずでは。
まさしく伝説の木なのですね。
他の寺院の壁にはすべて仏教関係の教えの絵が描かれており。
特に人々の生活の様子を伝えているのもあり見ていて飽きることがありません。
一つ一つ輝いているためにすべて現実の世界に飛び出してきそうで見る者を魅了するようでした。
これがラオス特有の建築なのですね。
さて、このお寺はそんなに広くないので観光も終了して。
昼食を食べました。
やはりラオスは量が少なくて不満ですな。
その後は観光をしようとしたのですが予想外に疲れてしまって宿に戻りました。
やはり中国という寒い場所から来たので暑さに慣れていないのが原因っぽいです。
暑すぎてかなわない。
逆に、一緒にいる日本人の方は南から来たから長袖。
やっぱり前の環境の違いですね。
宿ではさっそく情報交換。
いろいろと話してたくさんの情報を仕入れることができました。
そんなこんなで夜も更け。
睡眠、睡眠。
明日か明後日かにゆっくりと観光したいと思います。
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世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。