そこはラオスの元王宮。
植民地という動乱に生きた場所
近くにはたくさんの寺院が残っている。
おはようございます。
風邪の調子は良くない気がする。
でも観光できる体力はあるのでそろそろ観光しなければ。
まあ、時間もたっぷりあるのでゆっくり見ることにしました。
朝は同じ宿の日本人と一緒にお粥を食べに。
結構ラオスのお粥は美味しいです。
と思ったら味の素を使っていた。
そりゃ、日本人にあう味に仕上がってるわけだ。
東南アジアは味の素が蔓延しているので意外においしく食べられるかもです。
朝食の後はインターネットをしてました。
もうじき先輩がルアンパバーンに来るのでその待ち合わせの確認を。
半年ぶりぐらいに会えるのですごく楽しみです。
インターネットが終ってからは宿に戻って日記を書いていました。
ラオスに来てから日本人といるために日記を書くのが遅くなっているのですよね。
暇を見つけては書いているのですが、なかなか進まず。
一気に書く予定でしたがドミトリーに人がいるのでやっぱりとぎれとぎれになってしまいます。
ふ~む、なんとかせねばいかん。
そんなこんなで時間はお昼。
日本人の方と昼食を食べてから観光を開始いたしました。
最初に向かったのはルアンパバーンの中心に位置するプーシーです。
プーシーはルアンパバーンの中心に立つ小高い丘の上に建てられており、ルアンパバーンの町からどこでも見られます。
金色の塔が山の上で光輝き、ルアンパバーンを見つめてきた場所。
山の中腹には様々な仏像が作られ、すべて金色に染められています。
裏手の階段には手すりに龍の彫刻が施され、金・銀・黒などの色に彩色されているのです。
山の上からはルアンパバーンの街を一望できてここがのどかな町だということがわかります。
予想以上の緑が生え、メコン川がゆっくり流れて行くのです。
人々もたくさんいるわけではないので静かな街の音が聞こえてくる。
遠くにもたくさんのお寺があることを確認でき、その塔も金色に彩色されているために太陽光が反射して存在感を表している。
やはり7年前と全く変わらないですね。
それがすごく素晴らしいことではありますが。
ただひとつだけ変わっていたことが。
7年前はプーシーから旧王宮を眺められたのですが、木が生長して全く見えない。。
生物は必ず生長しますからね。
これはしょうがないことです。
プーシーの観光後は小高い山を下りて旧王宮がある国立博物館へ。
ここはフランス植民地時代にラオスを統治するために王国として王宮を建てた場所。
その後植民地が終ると内戦が勃発。
王族は北部へのがれ現政権により博物館として公開されることとなりました。
王宮の外には仏像を安置するための建物も建てられ、まさしく絢爛な建物群を形成しているのです。
仏像を安置する建物は外側は緑色と金色に装飾されており、太陽光により輝いて見えるのが特徴。
屋根もルアンパバーン様式を継承しており、何層にも重なった独特な姿を現しています。
正面には様々な仏像の彫刻が施されており、それが黄金色に染められていることから煌びやかな寺院の面持ちです。
中に入ると緑から赤と青の装飾に変わり、突然違った風景になるような感じ。
すべての場所が装飾されているためにまさしく幻想の世界へ迷い込んだかのよう。
ここはほんとすごい。
ルアンパバーンでこれだけは絶対見たほうがいいのではないでしょうか。
そして王宮へと足を踏み入れました。
残念ながら内部は撮影禁止。
ということで文章で想像してください。
王宮に入って最初に目に入るのが王様が使っていた玉座。
他国の人や国内の客人に接見した場所で豪華絢爛に造られています。
壁という壁には寺院と同じくモザイクで作られたさまざまな仏教の教え・人々の生活の様子が描かれています。
玉座は部屋の中心に置かれており存在感を一層引き立たせているようでした。
まさしくラオスには強い力があるんだぞという雰囲気を感じることができます。
そしてその奥は王の生活空間となっていました。
王の生活空間は謁見の場所と違って質素な感じ。
フローリングで漆喰の壁だけというシンプルな感じ。
王の寝室から勉強場所などいろいろあり、どことなく雰囲気は異国に行った感じ。
王が読んだ本はラオス語でなく、英語・フランス語・中国語など様々な本が存在して多言語を話せたことをうかがえます。
謁見の間が威圧感であったら、こっちは開放感というのが一番わかりやすいのかも。
見てみて確認してください。
さて、本日の観光は終了です。
さっそく薬草サウナに向かいました。
やっぱりラオスに来たら薬草サウナでしょ!!
もう最高。
体は火照って、肌はつるつる。
これがあるからこそ、ラオスの滞在が長くなるのかもしれませんね。
夜になると何と日本人が7人集まるという事態に
というかルアンパバーンがとてつもないことに。
年末年始の休みのためにひっきりなしに観光客が来ているために宿がない。
通りには宿が見つからない観光客だらけ
私の泊まっている宿は日本人が多く集まる宿なので結構見つからない人がくる。
満室なので一人も泊まることができないのだが。
一人日本人が来て30以上ホテルを探してまだ見つからないと言っていた。
エントランスで雑魚寝出来そうだったので交渉してみればとアドバイスをして実行したらしく、どうやら同じ宿に泊まれることに。
こうして日本人は7名。
お互いの旅の話などをして夜も更けていきました。
びっくりしたのが夜の0時を過ぎても宿が見つからない人たちがいたこと。
もう、高いところ泊まるしかないんじゃ。。
本当にだいぶ前から滞在していてよかった。
明日先輩来るけど宿予約しているのか?
もししてなければ泊まれない可能性大だよ。
到着夜だし。
予約してあると願うだけです。
とりあえず朝一番で連絡入れておこう。
メール見れるかどうかはわからないけどね。
ちなみに寝たのは1時でした。
もしよろしければクリックしてください。

世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。