東南アジアの中でも古い遺跡
人骨や土器が多数見つかった場所。
でも、もう少し公開してほしかった。。。。
・・・・。
4時半起床。
まだ眠いっちゅうねん。
ドミトリーの人に気付かれないようにそそくさと宿を後にして。
一路向かったのは先日も行った友好橋。
推定5時半発のバスに乗り、って20分遅れなんですが。。
ここはラオスですからしょうがない。
そして朝一番にラオスを出国。
一路タイへ向かいました。
ラオスもタイもどちらもビザが必要ないので簡単に通り抜けられるところがいいですね。
ただ、タイはいま半年に3回しか入国できないようになっているそうで。
日帰り入国だけで1カウントというのもつらいですが。
タイにそんなにいるわけではないのでまあいいでしょう。
タイの国境側のノンカイへ行き、さっそくバスターミナルへ移動。
したらすぐにウドンターニ行きのバスに乗ることができて、乗り換え時間が全くなくうれしかった。
ウドンターニへついてからはすぐに世界遺産に向かう為のバスを探そうと。。
地●の歩き方の最初に乗っている方法ではいけないぞ。。。
いろんなところに聞きまわっていたらどうやらさっき降りたバスターミナルで乗れるとのこと。
このためバスターミナルへ戻りいろんな人へ聞きまわっていました。
そしたらやっとここだよと言ってくれる人がいて。
バスに乗り込むことができました。
そして、待つこと1時間弱。
いきなり下された場所が、道路の途中。
確かに細い道に英語の世界遺産って書いてあるよ。
ちょうどバイタクもいたので料金交渉。
が、地●の歩き方に乗っているよりも20B(70円)ぐらい高い。
むむ、とりあえず地●の歩き方に乗っている料金で交渉しても全然ダメ。
このため歩くことを決断しました。
まあ、1時間歩けばつくでしょう。
そしてとことこと歩きはじめ。
・・・・・。。。。。
怖い、怖い、ここの犬怖い。
あるいているだけでどんどん犬が吠えて近寄ってくる。
飼い主が怒っているが全くそれに反応することなく私に近づく。
これはバイタクつかったほうが良かったか。。
まあ、もうすでにバイタクの人がいないので犬にガンを飛ばしながら歩きましたよ。
途中、優しい人がバイクに乗せてくれてようやく到着しました。
世界遺産「バン・チェン遺跡」です。
ここはかつて世界最古の文明跡が残っているとうわさされた場所。
大学の学生が転んだ拍子に地面に埋まっている土器を発見。
その後の発掘により様々な人骨と土器が出土したのです。
当初は紀元前5000年ぐらいの農耕民族の遺跡とされ、世界最古ではないかと世界中から注目を集めました。
現在の研究では紀元前3600~前200年ごろとされ、世界最古ということではなくなりましたが、それでも東南アジアに高度な農耕文化があったことの証明をしているのです。
さて最初に向かったのは、バン・チェン国際博物館。
入場料を払いさっそく中へ足を踏み入れました。
。。。。。。。。。。。。
あの~、展示場ひとつしかないですけど。。
これだけ?
職員に聞いたらこれだけって言われてしまいました。
1軒の家ぐらいのスペースしかないですよ。
まあ、どうすることもできないので見学。
中には数々の土器と様々な装飾品が展示されています。
土器はかなり大きく、周りには線上の幾何学模様が彩色されている。
しかもそれは一定でなく土器によって彩色が違うところがまたすごい。
年代によって彩色の形が変わっていく様子がわかるようでした。
装飾品も高度な技術が使われており、特にネックレスとかはどうやって穴をあけたのか謎なくらい精工に造られています。
にしてもこれは何に使うんだ?
ロールにしか見えないが、用途がさっぱりだ。
この形状はシュメールの方だとくるくる回して痕をつけるハンコだったのですが。
こちらはいったい何に使用するのか?
ちょっとさっぱりですね。
にしても、狭いっす。
ものの20分もかかってないでここの観光が終了。
このためすぐに発掘現場の方に向かうことにしました。
博物館のすぐ近くのお寺の中に発掘現場があるのですよ。
さっそくお寺についてからは中に入り。
ようやく発掘現場や人骨を見ることができました。
無数の土器の周りに人骨が横たわっており。
不思議と規則性がないのがまた太古の昔を想像させるよう。
土器もほとんどが壊れており、そこから様々な模様がうかがえます。
にしても、なぜこんなに土器を埋葬する必要があったんだ?
人骨を中心に土器が周りに配置されており、まるで故人の生活をそのまま埋葬したみたいです。
土器の中には一体何が入っていたのか。
すごく気になるところですね。
それにしても、狭い。。
これだけですか。
ここは発掘現場が解放されているのがほとんどないので見どころが少ないのが難点です。
このためバン・チェン遺跡の観光が終了。
少ない、少なすぎるよ。。
まあ世界遺産は守る場所ですので解放しないことが守ることになるのであればしょうがないですね。
このため、またビエンチャンに戻らなくてはいけないためにさっさと帰ることとしましょう。
帰りはさっきの犬が恐かったし、早めに帰りたかったのでバイタクを使用することに。
が、まったくバイタクの人がいない。
このため、博物館の入場口の人にバイタクを呼んでもらいました。
交渉の結果40Bで何とか決着をつけましたよ。
そしてバス乗り場というか大きな道路まで出てもらい、バスを待っていると1分もたたないうちにバスが来た。
すごくラッキー。
なるべく早くビエンチャンに帰りたかったというのもあるし。
バスではほとんど睡眠。
なんせ今日は朝早く起きて、行きはどこで降りたらいいかわからないからずっと起きていたしね。
気がついた時にはウドンターニに到着していました。
バスターミナルへ戻り、さっそくビエンチャンとの国境のノンカイ行きのバスを探そうと。。
ん?
この文字は明らかにビエンチャンと書いてあるが。。
直行便があるのか?と思い、インフォメーションへ行くとビエンチャン行きのバスチケット売り場を指差された。
直でいけるとはお金もあまり払わなくていいのですごく便利。
さっそく、チケットを買いましたよ。
買ったチケットをよく見てみると。
あと5分後出発??
ええええ、急がないとと思って乗り場に行くと全くバスがないんですが。。
出発時間を過ぎ去ってもバスがないので不安になりましたさ。
よくわからないのでチケット売り場の人に聞いてみるとそこで待てといわれた。
ふむ、到着が遅れているということかと思い、ずっと待ってみることに。
そしたら30分後に到着したよ。
なんたるアバウトな。
まあ、ここは東南アジアですからしょうがない。
バスに乗りこんで、、、、寝ちゃった。
それはもうぐっすり。
気がついた時には国境。
あわてて、出国。
再び、バスに乗り入国。
日本人以外の外国人はビザの申請が必要で手間取っていましたが私は比較的あっさりと。
みんなそろったらバスは出発。
ビエンチャンの街へ到着しました。
すぐに宿に戻り、宿の前でゆっくりしているとルアンパバーンで新年を一緒に迎えた人が通り過ぎ。
あれって感じで合流しましたよ。
もちろん夕食を共に。
夕食後はなぜかどんどん人が増え。
しかもなんだか、ビエンチャンで日本食を開業した人のところで飲むことになり。
日本人が結局8人ぐらいで飲んでいました。
日本食のオーナーさんの話がとても印象的。
やっぱりいろいろ苦労はありますよね。
皆すごく、個性的だった。
日本食経営でラオス人と結婚した人、タイ人と結婚してタイに住んでいる人、ラオス語を学びにきた京大生、酒豪の女性短期旅行者、元プロレスラー、3か月以上会社を休める社会人バックパッカー、で私。
どんな飲み会だよ。。。
最終的には夜中の2時まで飲んでいた。
楽しかったからすごく良かったんだけど。
皆さんはそれからもまだ話していたみたいですが。
私は限界でした。
明日は夜行バスに乗り込むだけなので暇。
夜の会話でお昼にラオスのデパート?チックの所に出店しているからそこで集合という話があったので行くことにしましょうか。
ではまた明日。
バン・チェン遺跡
ウドンターニの長距離バスターミナルでバン・チェン方面のバスに乗り途中下車。
(バスターミナルでバン・チェンといろんな人に言っていればそれ行きに乗せてくれる)
バスを降りてからはバイタクを使ってバン・チェン国際博物館で下してもらう。
バスは30B~45B、バイタクは40B(一人の場合の推定最安値)
発掘場所のWat po si nai は博物館を背にして左側へ500m