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 【インドの世界遺産

世界遺産「スンダルバンス国立公園」(2)
2008.01.23
 
2008年1月23日    172日目


たくさんの湿地の島

そこにはマングローブの森がそびえる

淡水と海水のちょうど境目にある自然


ゴンゴン。

ノックの音でたたき起こされた。

急いで扉を開けてみると、お茶のサービス。。。

それだけで起こさないでほしい。

でも、すぐに観光と言われた。

船も動いてないのにどこへ観光するんだと不思議に思っていたら、昨日の段階で次の観光地まで移動していたらしく。

船の後方には島へ行ける船着き場があった。

さすがに朝一番の寝ぼけている最中だったのでびっくり。

急いで着替えをして、カメラを持って出発。

乗っていた船から小舟に乗り換えて島へと上陸しました。

ここも同じく湿地で船着き場の周りには既に足を入れたら抜けなくなりそうな泥。

巨大な川が作り出したデルタ地帯はこれほどまでに過酷な自然を作り上げたのですね。

人間は立ち入るにはつらいですが鳥や動植物なんかは生活できそうです。

今回は特に朝だったので鳥のさえずりがかなり大きく聞こえて。

朝日が自然を照らして若干のオレンジ色を与えてまた違った世界を見ているかのようでした。 

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これが太古の昔から続けられた自然の営みなんですね。

さて上陸後はさっそく上から自然を見るために塔に登り。

朝日の日に染まった自然を堪能させていただきました。

残念なことにというか当たり前ですが動物などは見ることができず。

その代りにここにはたくさんの猿が住んでいていたる所で見ることができます。 

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人間が食事を与えてしまったのか、持っている食料を狙っているかの様ですが。

これは日本でいう日光と同じ状態ですね。

猿はどうしても知恵をつけやすいですからひとたび餌をやるとそれを繰り返して、もし餌を与えられなくなると奪うという手段に出る生き物ですから厄介です。

観光客が自然の体系をわかり、動物には手を触れることのないようにしていただきたいものです。

ホントに猿が身近によってくるので写真が結構取れました。

朝焼けに輝くサルとか子供でほんとにかわいいサルとかもいて。 

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写真を撮りすぎてしまいました。

さてこの塔の周辺もほとんど見るところがないので、これにて終了。

再び船に戻り、今度は違う観光用塔へと移動しましたよ。

その間に朝食。

やっぱりカレー。

この国はほんとにカレーしかないということを実感させられてきました。

ホントに違う味を楽しみたいと思わないのだろうか。

でも難しいかもしれません。

インドはベジタリアンが多いせいか食事もかなり偏っていますし。

卵もダメとなると作る食事に限りがありますからね。

カレーすでにあきました。

日本のカレーとは全く違うことは伝えておきます。

さて食事のあとにすぐに次の観光地へ到着。

再び小舟に乗り、上陸。

見ることとしては自然遺産なのでほとんど保護されていますから塔に登っての観光しかないんですよね。

自然の中に人間が入るのは厳禁ですから。

研究や調査のためなら入ることを許されますが、一般観光客は入ることを許さないのですよ。

日本でいう白神山地と同じですね。

もちろんここでも塔に登って観光。

!!!!

森の奥で何か動く物体が。

動物だということは分かっていますが、結局なんだかさっぱりわからなかった。

しかもみんな気がついて指をさしているのに私は全然見つけられなかった。

最後の方でようやく動いている何かを見たのですが。

みなさん目がよすぎです。

写真も撮ることができなかったので、、、、。。。

あとここでは様々な鳥を見ることができました。

鳥は一瞬にして飛び去ってしまうので全く写真に収めることができないのですが。

白や黒などの様々な鳥が飛んでいる姿はここが鳥にとっての楽園を伝えているみたいでした。

ここでも大自然を見ることができました。 

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この地域は潮の満ち引きが激しく、淡水と海水が混ざる地帯。

そんな過酷な環境には植物としてマングローブが自生。 

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島のほとんどに海水と淡水が混ざった水が流れ込むためにここにはマングローブしか生えず、ほかの自然とは違った姿を見せるのです。 

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雨季にはきっと底なしの沼のような台地が形成されるのではないでょうか。

今は乾季なので水の量が少ないですからね。

さて、こうしてツアーの観光が終了しました。

動物に会える可能性は運でしかないみたいなのでクロコダイルとか見れてホントによかった。

ベンガルトラとかは1週間でも一度見れるかどうかわからないみたいですから、こちらは見れなくてもしょうがない。

大自然を見るクルージングと思っていただければいいのではないでしょうか。

それにしてもこの場所は自然保護区を離れるとすぐに人が住んでいて自然が無くなっている。

世界遺産に登録された意味がわかる場所ですよね。

インド人口多いから住めるところは開発するという感じですね。

観光が終ってからはひたすらコルカタへ向けての移動。

3時間のクルージングで出発した港に戻り、そこからバス移動。

バスのグレードが一気に下がった気がしましたが。

バスの中ではもちろん睡眠。

ぐっすりと眠らせていただきました。

そしてようやくコルカタに到着。

宿に戻り、荷物を置いて。

そうそう、本日私は誕生日だったので祝っていただきました。

皆でお酒。

が、飲みすぎた。。。

いろいろご迷惑をおかけしてすいません。





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