2008年2月2日 182日目
疲れた。
何がって列車待ってるのが。
始発なのに3時間遅れとは。
おはようございます。
別に目覚まし鳴らさなくてもよかったのに、目覚まし鳴らしてしまった。
10時に出発すれば間に合うからね。
でも7時半に起きて、裁縫を。
なぜ裁縫かというと、タオルが裂けそうだったから。
ここでタオルが裂ける?という疑問を持った人もいるでしょう。
私の持っているタオルとはスイミングタオルでどれだけ濡らしても絞ればすぐに吸水してくれるというすぐれもの。
昔水泳をやっていたためにこんな便利な物を知っているんだよね。
しかもスイミングタオルはほかのタオルに比べてすぐに乾くという特性もあるのです。
これは旅向きではないですか。
ただしひとつの難点があります。
完全に乾燥すると固くなってしまうこと。
このため収納のために折り曲げると少しずつ裂けてきてしまうのです。
かれこれ半年私の旅に耐えているのですでに端は避けている状態で。
本当はタイでスイミングタオルを購入しようかと思ったのですが、タイにはそんなものが存在しないことが判明。
次回日本に帰るまでにこのタオルで何とかしないといけないのです。
このため裁縫を。
旅では結構裁縫をします。
いろんな部分が壊れて行くので。
服とかよく裁縫したよ。
さて、裁縫が終るとすぐに朝食。
このブッダガヤではカレー以外のメニューが食べれたのですごく良かったです。
おもに中国料理ですが。
仏教の聖地なので仏教にかかわりのある国の料理が食べれます。
もちろん日本料理も。
あまり期待できる代物ではないですが。
コロッケが塩と胡椒がつらくてこれはコロッケか?って思う料理が出てきますけどね。
頼んだのはチーズチャーハンでしたがおいしくいただきました。
さて、その後はちょっと早いですが駅に向かうことに。
ブッダガヤの最寄りのガヤの駅までは約13km離れているので。
たくさんの人が乗るオートリクシャ(3輪バイク)で行かなければならないのです。
ただこのオートリクシャに乗るまでも様々な人がいて。
その中にも日本語が上手なインド人でブッダガヤにいた間いろいろ話をしてくれた人もいたのですが。
送ってくれるといって、一緒に歩きはじめたのですが。
お決まり通り、あるフレーズを口に。
「この近くに私が出しているお店があるのですが少し見ていきませんか?」
やっぱり、この人たちも詐欺の人たちでした。
すでに私はバックパックを持っていてそんな余裕ないし、すぐにガヤに行きたいといいはってその人たちと別れました。
もしお店に行ったら安い商品を高値で買わされることでしょう。
逃げ切れば何とかなりますが。
インドで向こうからしゃべりかけてくれる人は絶対私たちからぼったくってきますのでご注意を。
日本で外国人に話しかける人なんていないですよね。
向こうから聞いてきたら優しく教えますが、基本逆はないはずなので。
いい人もいるのですがそれ以上に悪い人がインドは多い。
常に注意のいる国ですよ。
しかも今度はオートリクシャの人とバトル。
やつらは1人しか座れない席なのに2人乗れるからそのバックが邪魔で乗せられないので倍額払えとか。
最初から地元人の二倍の額を請求したりとか。
正規の値段を知っていないと交渉できないですよ。
もちろん今回は10ルピーという正規の料金を知っていたのでそれで交渉。
ずっと向こうは20ルピーといいはっていましたが。
降りる時に10ルピー払ったら10ルピー足りないといって喧嘩になりました。
私は少し喧嘩してもうめんどくさかったので逃げたら追っかけてこなかったのでやはり正しい値段だったみたいです。
さてここで一つ問題が。
何とやつらは駅で降ろしてくれず、地元民が降りる場所で下したみたいで。
ここがどこだかさっぱりわからず。
リクシャ(人力3輪車)に乗っても良かったのですが時間もあったので歩くことに。
うれしいことに交差点ごとに警察官がいて道を聞けたのであっさりと到着することができました。
さてここで夕食などを買い出しして列車を待つことに。
・・・・。。。。
時間になっても列車が来る気配がない。
・・・・・。。。。
いい加減おかしいんじゃないと思って一度インフォメーションに戻ってみると。
2時間50分遅れって書いてあった。
おい、それって長すぎだよ。
しかも始発列車なのになぜ遅れるんだ。
12時発が15時発に変化したよ。
ただ、コルカタに到着予定が4時だったので自動的に7時に変わるのはうれしいことですが。
これからどうしろと。
もしこの遅れがわかっていたら絶対ブッダガヤの日本寺に行っていたのに。
図書館大好きなので。
もう、やることもないのでひたすら待っていましたよ。
寝た瞬間に荷物を取られてしまうのでずっと音楽を聴きながら。
やっとの思いで列車が来たときにはうれしかった。
と思ったら、これからも地獄の連続。
何と、エキスプレスと書いてありながら各駅停車のような列車だったので。
人が乗ってくるのってくる。
指定席だってお構いなし。
とりあえずは指定券を持っている人が優先みたいですが。
私のベットまで人が乗ってきて。
もう、ありとあらゆる席は人で埋め尽くされました。
恐るべしインド。
寝る時になったら席を交換してもらうしかないよな。
しかも駅に到着するごとに人が変わる変わる。
荷物を盗まれてもわからないよ。
まあ、すべての荷物をワイヤーでくくりつけているので大丈夫なのですが。
8時になった時に横になりたいと思って席を移動。
ようやく眠りにつくことができました。
インドの列車は窓が汚くて景色を楽しむことができない。
また夜は街の光がほとんどないので、景色を見ても何もわからない。
だったら眠るしかないでしょう。
そしたら、、、何と0時に起こされた。
何かと思ったらチケットの確認。
なぜそんな時間に。
周りをよく見渡すと人がほとんどいない。
えっと、確認されるときだけは寝台席は指定席になるのですね。
なんたるアバウトな。
インド、すごすぎですよ。
明日にはコルカタに到着できていると思います。