【スリランカ旅行記】

スリランカ・この国の平和を願う

2008.02.24

 

2008年2月24日　　　　204日目


本日は宿から出ていません。

休日とさせていただきました。

外で遊んでいる子供たちを見ると平和を願わずにはいられない。


ぐっすり。

寝ましたよ。

でも本日は全く何もやる予定がなかったので。

そのままのんびりしていました。

ようやく10時ぐらいに服を洗濯しようとして。

宿の人にバケツを借り。

一所懸命に服と格闘していました。

この国いると服は相当汚れるらしく、1回だけ洗剤を使って汚れを落としてもすべて落としきれない。

水はかなり黒くなるし。

もう洗濯だけで重労働ですよ。

やっと洗濯も終了して。

物干しに洗濯物を干して。

およそ1時間。

えっと、大部分乾いてしまったんですが。

それほど灼熱で乾燥した国だっていうのがわかりますね。

ヒッカドゥワで選択したGパンもかなりの速さで乾燥したので。

洗濯が終ってからはひたすら日記を書いていました。

ちょびっとだけ日記をためていたので。

日記が書き終わってからはインターネットを。

今書いた日記をすぐにブログにあげることができました。

正直言いますともうニゴンボから出る気がないので。

テロが多発しているから。

でもホントにコロンボに一度行きたい願望があり。

正直この願望と格闘しています。

命の方が大事ですからあきらめると思いますが。

さて私は本日こんな感じですごしていました。

ほとんどのほほんと。

かれこれ完全なる休日がここ1か月存在しなかったように思えます。

私はかなり足の速いバックパッカーですからね。

日記だけを読んでいる人はこの移動が普通ではないかと思うかもしれませんが。

短期でしたら確かにこのスピードで回りますが、長期旅行ともなると自分の体が疲れてしまってこんなには早く回らないのです。

今まであった長期旅行者の中で私が一番移動スピードが速いですしね。

でも明確な目的が私にはあるからこそこれほどのスピードで回れるのかもしれません。

現にインドに来る時に同じ飛行機に乗っていた人はまだ2都市しかまわっていないみたいですし。

旅ってそんなものですよ。

こうして時間は過ぎ去り。


夕方。

空はやがて赤に染まっていく。

子どもたちは元気にサッカーをしている。

中にはクリケットも。

遠くの雲も徐々に白からカラーに移り変わる。

これほどの美しい色を見るのは世界でもなかなかない。

真っ赤な世界である。

そして太陽は徐々にインド洋に沈んでいき。

やがて太陽は水平線の彼方へと消えていく。

徐々に漆黒の闇が訪れて、子供たちはそれに合わせて少しずつ姿を消す。

周りには波の音しかなくなり。

幻想的な風景が姿を現す。

しかしそんな時もつかの間。

暗闇があたりを支配する。

スリランカ。

こんな風景が毎日続く国。

しかし毎日テロが起こる国。

本日もニュースを見る限りテロがあった模様。

この国の歴史は常にタミル人とシンハラ人の争いで占められている。

スリランカがほんとの平和が来る日はいつの日か。

この風景を見ているとそれを願わずにはいられません。

私はその姿を見ていて何となく悲しく感じてしまったのですが。

さて夜はまた宿でゆっくりと。

明日の計画を練っていました。

実はバスがテロにあっているといっても一般市民が載るようなバスで。

ランクの高いインターシティーのバスは一度も爆破されていないのです。

乗客も少ないですし、何より料金が高いですから。

それだったらコロンボまで行けるんじゃないかなと思っているのです。

どうしようかは未だに悩み中。

明日の朝にすべてを決めます。

ではでは、明日も生きていることを願って。

おやすみなさい。