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 【インド旅行記

インド・ジャンシィ
2008.03.23
 
2008年3月23日    232日目


信じられない。

このインドのMP州。

何がってバスが遅すぎること。



本日は打って変わって早起き。

5時半起きです。

6時に一緒の宿に泊まっている日本人の方と一緒にチェックアウト。

一路、ボーパールの駅に向かいました。

何となくうすうす気がついてはいたが。

やはりインドの2等列車は簡単に取れる模様。

この前ブシュワルからボーパール行きの列車のチケットが取れなかったのは前日だったからみたいで。

当日だといとも簡単に買えてしまうらしい。

このため、チケットを買わないまま駅に向かい、切符売場へ。

そしたらあっさりとジャンシィ行きのチケットが買えてしまいました。

しかも安い。

指定席と自由席の料金は2倍ぐらい違うのかと痛感しました。

さてここからが勝負の時。

何しろ自由席ですから座る場所を確保しなければならない。

ちなみに日本だと簡単に座れそうなイメージがありますが。

これがインドだとそうもいかない。

大量の人が移動するために列車の入口は大混雑。

早めに列車に入らないと席が確保できないのです。

この解決策の一つは。

なんと列車が止まる前に走って列車の中に乗ること。

インドの列車は扉があるのですが、動いている最中も閉まることはないのです。

このためホームに入って減速している間に飛び乗ることが可能。

ただ私たちはバックパックをしょっているので飛び乗れるかどうかかなり不安でしたが。

でもジャンシィまでの4時間半立ちっぱなしもつらい。

このためこの方法を実行してみました。

するとあっさりと列車に乗ることに成功。

このときはまだ席が開いていたのでさっそく確保して荷物を棚に上げることができました。

席に座ると、列車が止まりひっきりなしに人が入ってくる。

もう、通路も人の山です。

荷物の置く場所なんてないぐらい。

これからもこの方法が使えるということが身にしみましたよ。

さて列車は一路北の方角へ向かいました。

、、、泣けるぐらい列車快適。

今までバス移動が中心でしたので、なかなか進まずイライラしたものですが。

列車は早いし駅以外は停車しないし。

快適この上ない。

インドを旅するのには列車がいいというのを痛感しましたね。

ちなみに昨日のホーリーの跡が列車の中まで残っており。

移動中に色水をかけられたみたいです。

昨日移動しなくてほんとによかった。

そして4時間半後にようやく列車はジャンシィの街に到着。

さっそくリクシャでバススタンドへ向かいました。

このジャンシィのリクシャは駅に料金表が書かれており、それ通りに行ってくれるのが安心。

ほかの街もこうした方がいいのに。

が、なぜ料金表があったかバススタンドについてからわかりました。

なぜならばジャンシィのリクシャは嘘つきだらけということ。

バススタンドまで到着したのはいいのですが、ついた瞬間

「今日はホーリーだからバスはないよ」

なんて言いはじめ。

「ジャンシィのホテルまで行くか?」

といってくるではないですか。

要するにバスがないにも関わらずバススタンドまで行って料金を払わせ、バスがないのがわかると街までの料金を請求する。

なんという卑劣な手口。

でも、バスがないというのも嘘で。

バススタンドのインフォメーションに聞いてみると3時45分発にバスがあるとのこと。

その事実をリクシャが知ると

「それまで時間があるから近くの食事するところに行かないか?」

お前らはどんだけ欲深いんだよ。

もちろん完全お断り。

すぐさまリクシャとさようならを。

この時思ったことは料金表があるということはないとトラブルが起きすぎて手に負えないということだったのかということでした。

ジャンシィのリクシャ最悪すぎです。

さてこれからどうしようかと一緒にいた日本人と話していると。

カジュラーホー行きのバスは1時半発であるよと近くの人が話して。

!!!!

あれ、インフォメーションの人も嘘ついていたのですか?

さっそく言われた方向に行ってみると、ほんとにバスがあったよ。

もう、ジャンシィ大っきらい。

まあ、ここで話は終わらないわけでして。

バスにのって1時半に出発したのはいいのですが。

遅々として進まない。

進まない。

進まない。



なんといいますか、1kmに一度は必ずバスが人を乗せるために止まるのです。

160kmを6時間という遅さ。

こんな思いをしているのもマディヤ・プラデーシュ州(通称MP州)に入ってから。

なぜだかMP州はバスが遅い。

バススタンドはあっても関係のない場所でどんどん人を乗せておろしていく。

ほかの州はバススタンドでないところではまったくバスは止まらなかった。

このためイライラすることはなかったが、MP州だけはもう勘弁するほどイライラが募る。

カジュラーホー行きのバスでもう一人の日本人と知り合い、3人で話していましたが。

全員少しキレ気味です。

もうMP州の馬鹿。

またアーグラーに移動するときにこのバスに乗らないといけないかと思うと憂鬱ですよ。

なんだか疲労がたまりながらバスに乗っていました。

ようやくカジュラーホーに到着した時には日が暮れた後で。

すぐに宿を決めて、荷物を下ろしました。

今回は日本人の方と宿をシェアしたので結構いい部屋で安く泊まれて大満足。

さっそく皆で夕食を食べに行きました。

そんな中私の右耳に異常が。

一週間前から違和感らしきものを感じていたのですが。

少し痛い感じになってきて。

それを日本人に話したら中耳炎ではないかとのこと。

これ以上ひどくなるようだったら医者に行ったほうがいいみたい。

まあ、まだ少し痛いということなのでひどくなったら医者に行きますよ。

これからアーグラーやデリーなのでそこで病院に行けるでしょう。

さて明日は観光です。