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 【ネパール旅行記

ネパール・奇跡の再会
2008.04.15
 
2008年4月15日    255日目


正直目を疑った。

私の旅の先輩で、私の旅を送り出してくれた人が

奇跡とも言える再会でした。



ぐっすり寝たはずなのに。

なぜは8時には目が覚めていた。

まあ、本日は朝一番で大使館に行く予定だったので。

そのまま、二度寝することなく目覚めて。

とりあえず必要なものを持って、宿を出発。

向かった先は日本大使館。

なぜならばカトマンズではパキスタンとイランのビザを手に入れたくて。

そのためには日本大使館のレターというものが必要だったのです。

旅に出たことのない人たちに説明するとレターというものは、日本大使館がこの人は日本人で、この国を旅したいので是非とも貴国のビザを発券してくださいという内容の手紙のことで。

これがないとビザを発給してくれない場合が多いのです。

まあ、実際に私がレターをもらうのは初めての経験ですが。

宿を出発してからは朝食を近くのパン屋で買い込み、ガイドブックに乗っている日本大使館まで歩いていきました。

やはり聞いていた通り30分かかりましたが。

ようやく日本大使館に到着してからはレターがほしいと警備員に告げました。

すると今掃除中だから15分ほど待ってくれというではないですか。

ああ、早く来すぎたのかと思いながら日本大使館の目の前で待っていました。

すると、一人の人が同じ用事なのか日本大使館の警備員に話かける人がいて。

?????

あれ、私の知り合いにすごく似ている人がいるぞ。

でも日本で働いているはずだからネパールにいるはずがない。

ホントに中にはそっくりな人もいるもんだ。

でも、、、ほんとに知り合いにそっくりすぎる。

ほ、ほんにん?

でも間違ったら失礼だしな。。

、、、、、、、?????

正直あまりにも本人そっくりだったので見続けてしまいました。

すると。

向こうもこちらの視線に気がついたのか、私を見てびっくりした表情を。

なんと、本人だったのです。

Kさんは私が大学時代のバックパッカーの時、ベトナムで知り合い、その旅の間に再びタイで再開。

夫婦で旅行されていて、その時は世界一周の最中に出会ったのですが。

その後、全く連絡を取り合っておらず。

数年間たって、K夫妻が世界一周を終えたのは知っていたのですが、全く連絡はしていなかったのです。

そして月日は流れ、私が世界一周を決断した後に、私の旅の先輩だったK夫妻に久しぶりに連絡したのです。

もちろん、世界一周のために必要なものを聞いておきたかったから。

その縁がきっかけで再び東京で再開し。

そしてKさんにいろんな人を紹介してもらい、いろいろお世話になったものです。

旅行に出かける前に送迎会をしてもらったぐらい尊敬する先輩なのです。

でも、その時には日本で働いているのを知っていたので。

まさか海外で会うとは思ってもいませんでした。

Kさんも私はインドにいると思っていてネパールにいることなんて知らず。

お互い何で、ここにという感じでびっくりしていました。

Kさんは仕事の休みが長く取れたらしくネパールに入ってトレッキングをしていたみたいです。

正直私はその事実を知らないために目を丸くして驚いていたのですがね。

というか、本日は驚きの連続だったのは否めません。

というのも、その後大使館の中に入ってビザのためのレターをもらおうとしたのですが。

イランのレターは上げられませんといわれた。

なぜと聞き返すと、ネパールにイラン大使館がないから。。。

えええええええ。。。

普通は各国どこに国でも大使館は首都ぐらいに置くものです。

それなのにイラン大使館がないって。。。

イラン人がネパールで問題起こしてもなにも関与してくれないということですよ。

要するに滞在者がいないって意味を持っていますが。

だったらインドのデリーでイランビザをとっておけば。。

が、とったところでビザの期限内にイランに入る自信もないのですが。

どこかでイランビザを取らないといけないのですが、私が向かう場所にはイランビザが取れるところはなく。

ラサに行けない場合にはデリーで取ることができますがね。

まあ、方法はいくらでもあるのでその悩みはおいおい考えるとしますか。

日本大使館にはイランビザがどこで取れるか情報を聞こうと。

あと、チベットにはいつ入れるか分かっている限り教えてもらおうとしました。

一人の日本人の方が対応してくれて。

正直、何もわかりませんでした。

大使館の人もどちらも渡航の延期をお勧めしますという危険地帯の入国の話なので渡航をやめるような感じで行ってきましたが。

何個か質問をしていると、大使館の人が急に昼食を一緒にどうかと誘ってくれて。

えええええ。

急展開すぎて話が見えなかったですが。

どうやらおごっていただけるとのことなのでお誘いを受けることにしました。

食事の時間まではかなりの時間があったので、一度大使館を後にして。

Kさんと一緒に街に戻りました。

話を聞いていると奥さんも一緒に旅しているとのことで。

Kさんが泊まっている宿へと移動。

もちろん奥さんの方も私がいることなんて知らないわけで。

私の顔を見た瞬間かなり驚いていました。

それにしてもK夫妻に会えたのはほんとに偶然。

もともとKさんは昨日大使館に行く予定だったらしく、都合で本日になったとのこと。

私もネパールの選挙で国境封鎖がなければ数日前にビザ申請していましたし。

その時K夫妻はトレッキングをしていてカトマンズにいなかったので。

この偶然にホントに感謝をしなければいけませんね。

その後は一緒にインターネットをしに行き。

昼食の時間が近づいたので私は一度宿に戻り。

準備を整えてから再び大使館に向かいました。

途中K夫妻と合流して、大使館の前で待っていました。

そして先ほど対応してくれて人が現れ、中華料理屋まで案内してくれました。

大使館の人はどうやら話好きの人でネパールという異国の地で大変な苦労をしているようで。

大使館の内情をいろいろ聞くことができました。

旅人と大使館員はお互い海外に長期いるという点は一緒ですが、全く違う性格でないと成り立たないというのが身にしみましたね。

海外で働くということはいろいろな覚悟が必要みたいです。

それにしても久しぶりに食べた中華料理はほんとにおいしかったです。

大使館員にすべておごってもらった後はいろいろ情報集め。

ツアー会社に行ってチベット情報を手に入れようかと。

旅人からここのツアー会社がいいよと言われていたのでそのツアー会社に行ってみて。

チベット情報を聞いてみると。

5月に解放されるという噂があったけでまだよくわからないということらしく。

結局、何もわからずじまい。

ちなみにそこのツアー会社は日本の書籍がたくさんあり、何時間いてもいいよという仕組みで。

そこでうだうだしてしまいました。

結局2時間ぐらいその場所にいたでしょうか。

ようやく宿に戻り、シャワーを浴びて。

そして再び街へと。

夜にK夫妻と食事をしようと約束をしていたので。

さっそく合流して、飲み会です。

もちろん、すごく楽しかった。

インドでは飲み会というのがあまりできず、というのもお店にはお酒がなく、部屋で飲むしかなくて。

あまり盛り上がれないのです。

その点ネパールではどこでもお酒がおいてあり、冷たいビールが飲める。

しかも日本にいる時からの知り合いとしゃべっているので。

あと久々に多めにお酒を飲んだから。

すべてが幸せでした。

しかもおごっていただいて。

ほんとありがとうございました。

本日の偶然のめぐりあわせに感謝します。

その後は宿に戻り。

って、ずっと停電しているんですが。

もう、2時間以上停電していたので寝ましたよ。

明日はパキスタンビザの発行です。

あ、そうそう本日体重計に乗ったところ。

、、、、、15kgダイエットに成功していました。

あの、、標準体重よりだいぶ落ちていますが。

インド、それだけつらかったと認識していただければ幸いです。

ネパールはお酒も簡単に飲めるし食事もおいしいのできっと太るでしょう。

さすがにこの身長で63kgはまずいでしょう。

ということで太る宣言です!!