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 【中国の世界遺産

世界遺産「四川のジャイアント・パンダの保護区」(2)
2008.05.05
 

2008年5月5日    275日目


パンダしかいない動物園

しかしそれだけの魅力がある

世界でも有数のパンダ保護区




やば。

寝過した。

本当は朝一番からパンダの動物園に行こうかと思っていたが。

というのもパンダの習性として朝と夕方の食事のときだけ活発に動くという習性があり。

このため朝一番に行こうかと思っていたんですけどね。

寝過したために、今から行っても朝食に間に合わない。

だったら夕食のときを見に行けばいいかと思い。

結局宿でのんびりしていました。

やっぱり遅く起きる習性が身についているのかも。

これから改善しなければいけないですね。

結局、のんびりしていたらいつの間にか寝てしまい。

気がついたらお昼。

ようやく宿を後にして外に出ることに。

まずは昼食を。

この卧龍では食事代がすごくお金がかかる。

なぜならば辺境の地の観光地だから。

食材を運ぶにも時間がかかるし、その割には観光客が多い。

するとやはり値段が高くなりますよね。

このために少しでも安く済ませるために朝食は成都で買い出しをしてきましたが。

まともな食事をするとなるとこの卧龍で食べるしかない。

ということで一番安い食事を注文です。

お腹いっぱいになることはないですが、食べないよりはましですね。

さて昼食が終ってからは水をかってさっそく歩きだしました。

パンダの夕食までは時間があるために卧龍から歩くことにしたのです。

卧龍からは東へ約8kmぐらいの所にパンダ動物園があるために約1時間半ぐらいのハイキングというところでしょうか。

しかもここは標高2000mの田舎のために景色がいい。 

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日本ではお目にかかれないような断崖絶壁の山がそびえ、その中を縫うように歩いて行くのです。

パンダはこのような自然の中に暮らしているというのも実感できるのですよ。

日本人が失ったのどかな心がここには残っています。

景色を堪能し、川のせせらぎを聞きながら歩をすすめ。

1時10分で目的のパンダ動物園に到着。

中国語で書くと大熊猫苑となります。

もちろん半年前に来ているので難なく中に入ることができました。

さてここは世界遺産「四川のジャイアント・パンダ保護区」のパンダを保護する場所。

詳しくは半年前(2007年11月4日)の日記を参照してください。

もちろん保護しているパンダしかいないという、世界でも唯一ここだけ。

頭数は80頭を超えるパンダが保護されています。

もちろん、すべては自然に返すのが目的ですが。

繁殖などもここで行っているのです。

絶滅危惧種の保護とは守るだけでなく増やすという使命も持っていますからね。

ある場所で保護して、繁殖させる必要があるのです。

そして自然に返せるなら自然に返す。

でもパンダを海外にレンタルしてその収入を目的としている場所もあるのですが。

基本的にはここはできる限り自然に戻すのです。

ただし現段階で数頭しか自然に返せていないという事実。

それほど、パンダは一度飼育すると自然に戻すのが難しい動物なのです。

しかもジャイアントパンダは肉食でありながら笹の葉が好きという理由で草食を選んだ動物。

このため自然に生きていくのが難しく、乱獲もされたため個体数が減っていったのです。

後してジャイアントパンダは絶滅危惧種とされ、世界遺産でその自然を守ろうとしたのが今回の四川のジャイアントパンダ保護区。

ここではパンダの最後の楽園として笹の葉とともにパンダが生息しているのです。

さて早速動物園内に。

やっぱり見渡す限りパンダ、パンダ、パンダ。

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小さいパンダもいれば大きいパンダもいる。 

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こんなにパンダが見れる場所は世界でも唯一ここだけなのではないでしょうか。

私が行った時にはまだ食事前だったのでほとんどのパンダがお昼寝中。

ぐっすり寝て、たくさん食事をする。

なんといい生活なのでしょうか。

中にはすごい場所に寝ているパンダが。 

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そんな木の上に器用に寝れるパンダがすごいと思ってしまいました。 

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それにしてもホントにパンダは食事以外動かない。

中には動いているパンダもいましたが、あまり体を動かさない感じ。

私もそんな生活してみたい。。

なんだか人間ダメになりそうですがね。

さてようやく食事の時間がやってきて。

飼育員が笹の葉を持ってきました。

するとそれを見つけたのかパンダが一斉に笹の葉に向かってやってくる。

最初にお預けをさせられて、パンダが座っている姿が何とも言えないかわいさです。 

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そしてパンダに笹の葉を与えると一斉に食べ始める。 

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それはもう器用に。

たくさんのパンダが一斉に食べる姿はここでしか味わえない光景。 

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愛らしい顔

愛らしい動き 

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しかし時に凶暴になるパンダ

その姿が世界中で愛される原因ですね。

なんといっても動物保護の国際機関WWFもロゴにパンダのマークを使用しているし。

それだけ見ていでもホントに飽きないです。

それにしても小さいパンダがブランコに乗っている姿はほんとにかわいくて。
 
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長い時間ずっと眺めてしまいました。

前回も一度パンダを見ているので、飽きるかなと思っていたのですが。

数時間いても全然飽きることがありませんでした。

今回はその愛らしいパンダの写真をたくさん載せておきますね。

もう、、かわいい!!!

さてその後ずっと見ていたら日が暮れそうになったので。

後ろ髪を引かれながら卧龍に戻ることに。

ホントはもっと見ていたいよ。

でも、ここは暗くなったらホントに危険なので。

日が落ちる前に退散。

来た道を1時間20分かけて戻りました。

かなりの高地ですが自然が美しく車の往来も少ないために楽しく帰ることができました。

宿に戻ってからは夕食を。

正直卧龍の食事は高すぎる。

観光地なのでしょうがないのか。。

一番安いメニューを頼み、一人でさみしく。

で食事の後は日記を。

そしてお風呂に入ってすぐに寝ました。

というのも明日は朝一番に起きなければいけないので。

朝一番しか成都行きのバスがないから。

がんばって起きよう。

では明日は成都に戻ります


卧龍アクセス
2007年11月4日(92日目)の日記参照
成都の茶店子バスターミナルから12時発の卧龍行きのバスあり。
都江堰も1日二便に増えた。





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