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 【中国旅行記

中国・敦煌
2008.05.24
 
2008年5月24日    294日目


シルクロード

そこは何もないただの乾燥した大地

歴史上重要な場所



久しぶりに目覚ましの音で目が覚めた。

といってもゆっくり寝たために7時起きです。

すぐさまバックをパッキングして。

出発しました。

向かったのは目の前にある嘉峪関バスターミナルです。

昨日の段階で敦煌行きのバスチケットは買ってあったので。

バスターミナルで出発時間までゆっくりと朝食を食べていました。

ようやく時間が来て、すぐにバスに乗り込み。

一路西へ向けて出発です。

まあ、すぐに寝たのは否めないですが。

バスが出発してからすぐに寝るための首にかける枕を取りだしたのは内緒です。

もう寝る気満々。

気がついた時には何もない荒野の中。

乾燥した何もない大地がつづき。

見渡す限りの荒れ果てた土地です。

これがシルクロード。

交易のために長年歩き進んだ道なのです。

昔からシルクロードの旅はほんとに大変だったと聞かされていましたが、これはほんとに地獄でしかないよ。

10日間以上も同じ風景で歩き続けないといけないなんて。

しかもこれだと水が調達できる見込みが一切なし。

ホントにシルクロードはつらすぎです。

でもここにはそれだけの交易という魅力が存在していた。

ヨーロッパと中国を結びつける唯一の方法だったのですね。

風景を見ているだけで歴史を見ているような気分になるのはきっとここだけなのでしょう。

さて、私は再び睡眠へ。

今回向かう敦煌までほとんど寝ていました。

寝る子は育つ。

。。。これ以上育ってどうするんだよ。

こんな調子で敦煌に到着。

所要7時間の旅でした。

そのうち5時間ぐらいは寝ていたのですがね。

敦煌に到着してからはすぐに目的としていた宿へチェックイン。

微妙に高かったのだけど、ちょうど日本人が泊まっており情報の交換ができるためにその宿に決定しました。

荷物を置き、いろいろと情報交換。

すると次に列車のチケットは明日にならないと取れないらしい。

こうなったら明日莫高窟とともに列車の駅に行きチケットを取ってやる。

ということで本日はいたって暇になってしまいました。

やることもないので宿でのんびりと。

ようやく夕飯の時間になったので、宿で一緒になった日本人の方と食事へ。

すると日本語ぺらぺらの中国人がおり、その人と一緒に会話を楽しんでいました。

でもそこで新たなる情報をゲットした。

なんと私が乗る予定の列車の敦煌-ウルムチ間の列車がもうからないために今年は運休しているとのこと。

、、、、なにそれ?

だったら時刻表に書くなって話じゃないの。

中国やることなすこと儲け主義だからいやです。

とりあえず、代替え案はあるのでそちらで行くことにしますが。

、、、きっと寝る席は取れずに辛い移動となるでしょうけどね。

食事が終って、外に出るとまだ空は明るいので何をしましょうかね。

あれ?

ここで時計に目を向ける。

午後の8時半。

、、、まだ空明るいよ?

なんと中国はこれだけ広い国なのに時差が存在しない国。

このため北京時間に合わせていることにより、こちらは夜になっても日が落ちないのです。

結局日が落ちたのは9時半を過ぎてから。

なんという遅さ。

もちろん明るい時はほとんどの店が開いているために夜でもスーパーとかが空いている。

夜なのにいろいろ買い出しできるって素晴らしいですね。

ただしこちらの生活は狂い気味。

明るいからまだ活動できると思ってもすでに夜遅く。

なんだか調子がくるってしまうのを感じてしまいます。

このため、時間を眺めながらいつもの生活と変わらないように心掛け。

すぐに宿に戻り洗濯をお風呂に入りました。

この時点で10時になろうとしているのがほんとにおかしいです。

だって1時間前には明るかったんだよ。

ホントに変な場所に来てしまいました。

さてその後は宿で日本人の方と話しており。

結構遅くまでしゃべってしまいました。

明日はチケットを取るのと莫高窟に行くのがありますから。

本日は寝るとします。

では、また明日です。