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 【中国旅行記

中国・フンザへの道
2008.06.04
 
2008年6月4日    305日目


360°にわたる絶景

山の上にはまだ雪が残る

パキスタンへの道



朝早く起きてしまった。

というのも昨日、ドミトリーにカザフスタン人がいたから早く寝ようと思って。

そしたら案の定、早く起きたさ。

どのみち、朝に日記を書く予定でいたので。

問題なし。

というわけで、朝からせっせと今までの日記を書いていましたよ。

あと疲れたらパッキングをして気分を紛らわしてね。

で、ようやく出発の時間になったので宿をチェックアウト。

一路、ローカルなバスターミナルへ行きました。

いや、これまたホントにバスターミナルかわからない場所で。

昨日ここに来たから知ったようなものですけど。

しかも、マジでビビったことが。

なんと国境の街タシュクルガン行きのバスが、、来ないんですが。

最初にお金を払っていて、後はバス到着待ちが。

途中でお金を回収していた人と乗客が口論しはじめ。

なんとお金を返しているではないですか。

、、、、昨日だけではなく本日も?

もう、パキスタンに行くのやめようかなとか思ってしまいました。

が、なぜか私にはお金を返そうとしない。

お前はそこで待っていろというではないですか。

、、、、何だろうとおもって。

ともかく私は移動できないなら、国際バスターミナルへ急いでいかなければならないですけど。

と思ったら、私が呼ばれて。

4WDに乗せられました。

どうやら、バスというものがなく本日チャーターしていた4WDの数が足りなかったので、遅く来た人がキャンセルされたらしく。

私は早めに行っていたおかげで乗ることができました。

ラッキーです。

そして車は一路南へ向けて南下していきました。

カシュガルの街を抜けるとすぐにシルクロードの荒れ果てた荒野。

大地は乾燥し、草木が何もない地獄の自然が待ち受けています。

こんな中1時間過ぎ去ると一気に周りの風景が変わりました。

標高がどんどん上がり。

山の上には雪が見えはじめ。

なんと荒れ果てた大地から荒れ果てた山々へと変化して行ったのです。

ここはもうヒマラヤ山脈。

数々の世界を代表する峰々がそびえる場所。

それにしても寒い。

いきなり標高があがるといろいろ大変です。

何しろ、富士山より標高高い所を走っているのですから。

窓をあけると寒いし、かといって周りの中国人は煙草を吸っているのですから。

これにはさすがにまいりました。

でもそれにもまして景色が奇麗。 

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遠くに見える白銀の雪

高くそびえる赤茶色の山々

日本では絶対見ることができない風景に感動です。

風景を言葉で伝えるのは難しいので、写真を見てくださいね。

それにしても、この道を走っているだけで検問が2回あった。

中国人やパキスタン人は証明証みたいなのを提出するだけでいいのですが、外国人は何かとめんどくさくて。

いろいろ紙にチェックしたりして。

周りの人を待たしてしまいました。

何でこんなにチェックが必要なんだよ。。

やっとのことで本日の目的地、タシュクルガンに到着。

さっそく宿を決める前に次の移動の方法を確認。

が、さっぱりわからなかった。

このため、荷物を背負うのが大変になったので宿を決めました。

するとこの宿からパキスタン行きのバスが出ているではないですか。

これはラッキーです。

このため値段を聞くと、、、225元(3500円)。

ちなみにカシュガルからパキスタン直通でチケットを買うと270元。

本日タシュクルガンにくるに60元でそこから225元。

、、、損した。。

まあ、本日も国際バスが動いていない可能性があるから。

損したと思ってないけど。

が、、その後ドミトリーに来た一人のオーストラリア人がなんと本日国際バスで来たと言うではないですか。

何かやることなすこと裏目に出ている気がします。

もう、勘弁してくださいな。

さて宿で一眠りした後はタシュクルガンの街を散策。

が、町が小さすぎてすぐに終了。

でも広大な山々に囲まれた場所なので景色は最高ですね。

それがパキスタン側に行くともっと良くなると聞いているので楽しみにです。

さてタシュクルガンでやることもなくなったので、宿に戻りオーストラリア人と話していました。

、、、英語でなく日本語でね。。。

なんと日本でワーキングホリデーをやったことがあるとのことで。

、、、日本ってワーキングホリデーができるのね。

初めて知りました。

そしてその方と一緒に夕食へ。

注文は漢字の読める私が。

意外に安く済んでびっくりです。

普通辺境の地だったら料金が高いのですが。

宿代も15元(240円)と格安なのにびっくり。。

風呂なしでしたがね。

さてその後はオーストラリア人と一緒に国際バスに乗っていたシンガポール人と飲むことに。

よくよく見たらカシュガルで同じ宿に泊まっていた人だ。

話してみると、何と日本人が2人いたよという話で。

、、、がーん、カシュガルでは日本人に出会わなくて一人寂しく過ごしていましたが。

なんと同じ宿の違うドミトリーにいたとは。

出会うのも出会わないのも運命ですからね。

こればっかりはしょうがないです。

さて明日は、とうとうパキスタン入国になります。

2週間ぐらいで中国に戻ってくる予定ですが。

灼熱の国を堪能してきますよ。