TOP > ひさほゆうのリアルタイム世界遺産旅行ブログ

カテゴリー
ひさほゆうが独自の視点で世界遺産を解説!
最新コメント

 【パキスタン旅行記

パキスタン・ギルギット(1)
2008.06.06
 
2008年6月6日    307日目


風の谷のナウシカ

そう思わせる場所がここにある

数々の名峰に囲まれた谷



目覚ましより前に目が覚めた。

何でこんな時間から掃除機を使うのだ。

おかげですっかり目が覚めてしまった。

でも朝一番のバスに乗りたかったためによかったんだけど。

というわけでさっそく宿をチェックアウト。

すぐさまバス?に乗り込みました。

バスかと思っていましたが、ミニバンでしたけど。

が2-3-3-3の11名定員の所を3-4-4-4の15名乗せるという荒技。

さらに、乗れなかった人は屋根という何ともすごすぎるミニバンで。

もういったい何人乗っているかさっぱり見当もつきませんでした。

さっそくバスは目的地ギルギットの方面へ。

ここから130kmぐらいしか離れていないのに6時間以上かかるという恐ろしく遅いバスで。

いや、遅いんじゃない。

これまでにない断崖絶壁の道を進んでいく為にスピードが出せないのです。

その代り景色は最高。

下には今も岩を削り続ける川

周りには人を寄せ付けない崖

遥か遠くには白銀の山

しかもこのフンザという場所は風の谷のナウシカのモデルとなった場所といわれているところ。

それだけきれいな風景があるのです。

この景色があるために、道中さっぱり寝ることができず。

寝たらもったいないという意識ですね。

が、道は舗装されていますが、結構がたがた道のために写真は無理でした。

この道は再び中国に戻る際に通る予定なのでその時ゆっくり通って行く為に写真はその時で。

昨日の写真からその姿を想像していただけると嬉しいです。

さてようやくバスは途中街のアリーアバードへ到着。

すぐさま出発かと思ったら何と1時間も待たされた。

何かと思っていたら食事だったみたいですけど。

もう待ちくたびれました。

が、その後再び人を乗せる時に日本人が3名も乗ってくるではないですか。

これは情報交換をしなければということでイランビザ情報を聞いてみました。

すると、、、最近イランビザがラホールで取れなかったらしいとの情報を聞き。

、、、まじっすか。。

まさしくそこでビザを取ろうとしていた俺は。。

ともかくラホールに行ってみるしかないんですけどね。

自分の足で確かめに行ってきます。

さてようやくバスはギルギットへ到着。

日本人3人はそのままイスラマバードへ行くとのことでお別れです。

私も向かってもよかったのですが、、お金がない。

明日は土曜日で銀行が休みなので本日中にギルギットで両替をしなければならなかったのです。

私だけギルギットまで行き、宿を探しはじめました。

これが、現在地を把握するまでに時間がかかり、宿に辿り着いた時には疲れたよ。

さらに暑さ。

現在標高1500mの所にいるにも関わらず、暑い。

これ、ラホールとかに行ったらどれだけ暑くなるのさ。

もう今から心が折れそうです。

しかも宿にチェックインしている人は俺だけという何とも悲しい事実で。

ここ完全なる日本人宿なんですけどね。

大量の日本の漫画が置いてあってすごくいい宿なんですが。

なぜでしょう。

ともかく、すぐに両替に行きました。

さっそく銀行を回ってみると。。。。

?????

すべての銀行が閉まっています。

え、、すでに3時越えているから閉まったのか?と思っていると。

一つの銀行に営業時間が書いてあり、月曜-木曜しかあいてないって書かれていますが。

えええぇぇぇぇ。

今日は金曜日。

お金がなければラホールに行けないんですけど。

月曜日までギルギット強制監獄決定!?

マジで困りました。

こんな時に頼りになるのがガイドブック。

なんとギルギットには無休のエクスチェンジがあるそうで。

レートは悪いですが、背に腹は代えられない。

本当はT/Cでおろしたかったのですけど、T/Cだとレートが悪いと何とも優しい言葉をいただき。

中国元でラホールまで到達できるお金分両替することにしました。

これで一安心です。

そしてその後はインターネット。

また変な場所にあり、情報ノートがなければたどり着けないような場所。

しかもパキスタンは接続が遅い。

こればっかりはしょうがないのかもしれません。

さて一通りのことは終わったので夕食を食べそのまま宿に戻り。

ひたすらブラックジャックを読んでいました。

日本の漫画が結構置いてあるので、ここに滞在する分には暇つぶしができそうです。

ただ明日には移動してしまいますが。

戻ってきた時にでもふたたび寄りましょうかね。

さてその後は部屋でまったりと。

あと日記ですね。

これはいつものことなので。

さて明日は一気にラホールに行く為に夜行バスに乗りますか。