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 【キルギス旅行記

キルギス・アルティン・アラシャン
2008.07.25
 
2008年7月25日    356日目


雄大な大自然

心温まる温泉

そして満天の星空



おはようございます。

数日ぶりの朝の早起き。

というのも久しぶりの観光をしようかと。

向かうは温泉。

まあ、私は付いて行くだけなのでどこに行くのかさっぱりわからなかったのですが。

昨日の時点で行く場所を把握。

ようやく、標高3000mの山の中にある温泉と知ったのです。

しかもビシュケクから遠い。

まあ、私はおんぶに抱っこ状態で行くので気にしない。

というわけで7時に起床。

8時にバスターミナルへ向かいました。

もちろんあっさりとバスは見つかり。

一路、キルギスの東側にあるカラコルという街に向かいました。

で、、、、爆睡。

やっぱりバス移動は寝てしまいます。

何しろ90%睡眠していましたから。

記憶にあったのは休憩のときだけ。 

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俺って、何でこんなに寝るのが好きなのか。

一切景色を見ずにカラコルに到着してしまいました。

、、、俺って、、、。

というわけで、午後の14時に到着したのですがみんな昼食を食べてない。

このためまずはみんなで昼食。

昼食後に温泉のあるアルティン・アラシャンまでタクシーをチャーターすることにしました。

が、アルティン・アラシャンはよほどの辺境の地にあるらしく普通のタクシーではチャーターは不可能。

ジープをチャーターしなければならないとのこと。

しかもバスターミナルにはジープというものがなく。

これはどこかの旅行会社に行かなければならない。

このため二手に分かれて荷物番と交渉組に分かれることにしました。

ちなみに私は交渉組。

さっそく、近くのインフォメーションへ移動しました。

ちなみにこの町地●の歩き方には紹介されてない。

英語のロン●ラでようやく街の地図が載っているのです。

ちょうど英語のガイドブックを持っている人がいて、そこに記載されているインフォメーションへ移動。

、、、が、地図に乗っている場所と微妙に違うよ。

道の反対側にあってちょっとびっくりした。

でも、難なくジープがチャーターできたのでほんとによかった。

ただし、午後の遅い時間からの移動だったために今からジープをチャーターするには時間がかかるとのことで。

所要1時間ほどの待機です。

その間私は荷物番の人たちと合流して現在の状況を説明してました。

さてようやくジープが到着して。。。

、、、、、ジープ??? 

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なんだこの車は。

少しかわいい感じがしますが。

軍用ジープなのかな。。。

ともかくこれでアルティン・アラシャンへ行けます。

そしてさっそく出発。

車はカラコルの町から南東へと進み始めました。

ようやく山のふもとまで来たら、、、かなりの悪路に。。

これは普通のタクシーで行けない理由がわかった。

ごろごろの岩の中を進んでいく姿はかなりびっくり。

しかもどんどん標高は上がっていき。

車は揺れる揺れる。

ホントにいろんな所に力を入れてないと頭ぶつけそうな感じ。

なぜこんな所に道を作ったのか。

すごい大自然の中を車が通っていきます。

たった14kmを2時間もかけて進むのですからどのぐらいのスピードで山道を越えていくのか想像できるのではないでしょうか。

それだけ揺れた。

しかも車はアルティン・アラシャンの手前まで。

なぜならば最近の雨で道路がぬかるんでしまって車が通れないから。

このため車を降りてアルティン・アラシャンまで歩くことに。

すでに日は落ちてます。

まだ暗くはなっていなかったので簡単に歩けましたが、かなりの山道で疲れた。

でも見渡す限りの大自然の中を歩くのはかなり素晴らしい景色です。 

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ただし暗すぎてよく見えず。

明日の朝、また同じ道を歩くのでその時に楽しみますか。

こうしてようやくアルティン・アラシャンに到着しました。

、、、、寒い。。

なんというか現在夏ですが、長そでだけでは寒すぎて、さらに厚手のものを着ても寒く。

防寒着持ってきてホントよかった。

それでもまだ寒いんだけど。

さっそく宿を決めて、皆で温泉です!

ここの温泉は日本のように皆で入るわけではなく個室になっていて個人的にもグループでも入れるようになっているのです。

ただし、髪の毛とか洗ってはいけないと言われてしまいました。

なぜだ。。

と思ったら、温泉に行ってみて納得。

排水システムがしっかりしてないので、外で洗っても温泉の中に流れていきそうなのです。

それは洗ってはいけないわ。

このためさっそく温泉へGO!

、、、ぬるい。。

でも久しぶりの湯船に感動しました。

少し入っていたら何かの蛇口があったのでひねってみると何と熱いお湯が出てくるではないですか。

このため蛇口を最大限に広げて湯船を熱くして。

ちょうどよい湯加減で入っていました。

が、私は江戸っ子系の人間らしく。

熱いお湯にさっと入ってすぐに出るタイプで。

私が一番最初にお風呂から出ました。

皆はぬるめのお湯にゆったりというタイプだったらしく。

かなり長く入っていましたね。

そしてようやく夕食。

が、ここで事件が。

なんと銀歯が外れた。。

これはかなりショック。

なぜビシュケクで外れなくてこのアルティン・アラシャンで外れるのか。。

ビシュケクだったら簡単に直せたのに

この山奥ではまったく治せないでは。

しかも、そのさいに少し歯が欠けたよ。

これでは銀歯の意味がさっぱり無くなってしまう。

もしかしたら応急処置ができないかも。

完全に治すなら、、日本か。。。

まあ取り合えずかなりのショックを受けましたよ。

でもここで気を落としても何も変わらない。

すぐに気持ちを元に戻しましたさ。

さて夜もふけて、寝ようとしたとき星がかなりきれいということでベットから飛び起きて外に出ることに。

・・・・・・・。

なにこの星の絨毯は。

今まで見た星の数をはるかに超す星の大軍。

天の川なんてどころではなく、隙間なく星がちりばめられている。

今まで見た中でも最大の星数。

これは感動です。

ここは標高3000mの高地。

そして気温も低く、周りに電気もない。

これだけの条件がそろって初めてこれだけの満天の星空が拝めるのでしょうね。

あ、あと空気がかなりきれいですから。

現在の地球でこれだけの環境がそろうところはなかなかないのでしょうね。

他の日本人はラサでこれだけの星を見たよといっていましたのでラサでも見れるのでしょう。

この星空だけでもここにきて本当によかったと思います。

ちょっとお金がかかりましたが本当によかった。

アルティン・アラシャンは人の勧めできましたが本当に来てよかった。

こうして夜も更けたのでお休みです。

満天の星空二度と忘れないでしょう。

素敵な景色をありがとうございました。