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 【ウズベキスタン旅行記

ウズベキスタン・サマルカンド
2008.08.06
 
2008年8月6日    368日目


とうとうたどり着いた

シルクロードの交差点

ここでシルクロードは様々な道へと分かれる



本日も早めに起床。

何しろすぐに移動しなければならないですからね。

日本への一時帰国が決まっていますからそれまでにウズベキスタンは観光しなければ。

さて宿で朝食と食べ。

最近朝食がしっかり食べれてます。

というのはウズベキスタンの宿のほとんどがB&Bという形式をとっているから。

B&BとはBed&breakfastの略で、ベットと朝食がセットになった宿のこと。

このため少々高いのですが、ウズベキスタンは安宿自体がこのシステムを取っているために常に朝食が出てくるのです。

でもやはり一泊の値段はほかの国より高いですけどね。

基本的にはナン、チャイ、チーズ、バター、ハム、果物といった簡単な食事だけですが。

それでも普段はナンだけとかという朝食なのでかなりバランスよく食べられています。

いろんな国がこういうシステムだと嬉しいですね。

もちろんお金が安くて。。。

さて朝食を食べてからはすぐに出発。

ブハラの街を後にしました。

まずはマルシュというミニバスにのり、バスターミナルへ。

そして北バスターミナルに到着し、バスを探しましたがバスが見つからず。

このため乗合タクシーでサマルカンドまで行くことにしました。

まずは値段を交渉。

これ以上下がらないというところで妥協。

OKを出しました。

さて続いては乗客が集まるのを待ち。

現在私を含め日本人2名で行動しているので、乗合タクシーの乗員は4名。

あと2名が来るのを待たなければいけないのです。

1名はすぐに来て、、、、あと1名がなかなか来ない。

結局1時間ぐらい待ちました。

ようやく最後の1人が来て、出発。

250km先のサマルカンドへと進んでいきました。

今回はほとんど寝れずにひたすら景色を眺めていました。

景色はほとんど緑地地帯。

遠くは何もない岩肌という感じで。

それでもウルゲンチ-ブハラ間の景色とは全く違う。

向こうはほとんど砂漠地帯ですが、こちらはほとんどオアシスといった風景なのです。

同じ国でこれほど風景が違うのも不思議な感じですね。

さてようやくサマルカンドまでの中間地点まで来たら突然車が止まるではないですか。

何かと思ったら車を乗り換えろというではないですか。

しかもなんと一人の乗客がここまでで、再びサマルカンドへ行く人を探すというではないですか。

、、、マジですか。

これで到着がさらに遅れるよ。

こうして15分待ったところで一緒にいる日本人の方がバスを発見。

どこ行きなのか確認しに行ってもらうと、何とサマルカンド行き。

ここでずっと待つよりもバスですぐに出発した方がいいので乗合タクシーからバスへ移動。

ちなみにバスはかなりスピードが遅いですが、その分値段は安いです。

これにより、4500ソム(370円)ぐらい徳をしました。

ただしウズベキスタンのバスはかなりおんぼろで椅子も壊れており、クーラーなんてものは聞いてないです。

まあ、窓があるから空気の流れがあって暑いですが地獄のような暑さではないのが救いです。

もちろん各駅停車のようなバスなので進みがかなり遅い。

手をあげる人を乗せて、バス停もあるわけもなくどこでも人をおろし。

130kmの道のりで3時間ぐらいかかってしまいました。

しかも昼食食べるの忘れたさ。

かなりお腹空いているのですが。。

ようやくサマルカンドのバスターミナルに到着。

私が人生の中で来たかった場所の一つ、サマルカンドへとたどりつくことができました。

皆さんもこのサマルカンドの名前は聞いたことがあるでしょう。

このサマルカンドはシルクロードのほぼ中間に位置しており東西南北へとシルクロードが続いています。

これはサマルカンドがアジアやインド、中東やヨーロッパへ向かう道へと続く交差点にあるためです。

これにより様々な文化がここを通り世界各地へと繋がっていきます。

文化の交差点と呼ばれる所以なのです。

このため様々な権力がここに集まりました。

たくさんのモスクが作られ、サマルカンドは栄華を極めたのです。

シルクロードの重要地点、歴史のつぐむサマルカンドを一目見たかったのですよ。

このために中央アジアに来たといっても過言ではない。

まあ、観光は明日以降からですけどね。

さてまずは街の中心地に向かうバスを捕まえて。

さっそく宿へ。

すぐにチェックインできました。

するとウェルカムチャイが出てくるではないですか。

喉が渇いていたためにチャイをお替りしてしまった。

クッキーもあってこれで昼食は食べずになんとかいけそうだよ。

こうして宿でのほほんとした時間をすごしていました。

すると昨日別れた夫妻がやはりこの宿に泊まっており再び合流。

夫妻と本日一緒に来た日本人とかれこれ10日以上も旅しているような。

ビシュケクの後半からずっと一緒ですからね。

これほど一緒にいたのはこの旅でも初めてかもしれません。

ともかくこのキルギス・ウズベキスタンは4人で行動した方がすごく楽ですから。

10日以上も一緒にいたのかもしれませんね。

一人だったら相当苦労しているだろうな。

そして話はじめてしまい、気がつけば夕方近く。

私は部屋に戻り、寝てしまいました。

ちょっと疲れていたのでしょうね。

そして夕食へ。

この宿は夕食もお金を払えば付いてきて、しかも結構な安さ。

だから宿で食事をすることに。

この宿は水もビールも宿で買えて食事もできる。

、、、サマルカンドに到着してこの宿に来てから一歩も外に出てないよ。

この宿ほんとに居心地良すぎです。

欧米人もかなりたむろしているし。

でも時間が限られているから明日から観光しますよ。

ちなみにこの宿で本にはまっていて。

ずっと本を読んでいました。

このため日記かけず。

明日がんばって書かなければ。

さて明日は、サマルカンドではなく近くで日帰りができる世界遺産に行ってきます。