あれ、気がつくと旅がトータル1か月経過している。
そんなに経ったっけ?
日本、韓国、中国って移動してきているからそのぐらい経つのか。
は~、時がたつのは早いですな。
本日は結構のんびりにおきまして、同里という場所に向かいました。
蘇州から南に16km離れた場所にあります。
ここには世界遺産「蘇州の園林」の一つ退思園がある場所です。
蘇州の南バスターミナルからバスで50分。
同里に到着しました。
まずこの村に入るには1000円ぐらいのお金が必要。
ただ、その中に見どころ全部のチケットが含まれているという合理的なチケット。
しかし、一つしか用がない私としてはぼったくられている気分。
退思園のチケットだけでいいのに。
さっそくお金を払い、村に入ってみるとこれまたきれいな町並みです。
蘇州もこういう町並みがあるにはあったのですが水が濁っていて汚い。
しかし、こっちはまだ村だけあって少しきれいです。
水の都を楽しみたいならこの同里に行ったほうがいいかも。
それほど蘇州が汚い印象があります。
そしてさっそく世界遺産の退思園に入りました。
とりあえずまず人は少ないので安心しました。
なぜか日本人のツアーの方が多かったですが。
中の庭園はこれまた素晴らしい。
規模はそんなに大きくないのですが、濃縮していると言ったほうがいいのでしょう。
池には船に見せたせり台や舞台のようなせり台。
奇岩も配置されていれば建物もあり、すべての場所にカメラを向けても絵になる感じがありおます。
特に奇岩のところから上に登れるようになっていてそこから建物の2階につながっている場所があるのですがそこから見る風景が何ともきれい。
蘇州でも2階から眺められる風景ってそんなになかったので。
建物の造りは蘇州の庭園と同じ感じがあります。
池以外のところには竹と奇岩を組み合わせた庭園があったりして見ていて楽しい。
もちろん中国伝統的な建物も残っています。
朱色の伝統的な建築。
ここにも中国の歴史の深さが見え隠れしているようでした。
そして退思園を後にしてどうせチケットがあるので同里にあるいろいろな物を回ってみることに。
博物館・庭園などなど。
正直言って博物館は入らなくてもいいかも。
何が書いてあるかさっぱりわからないから。
庭園は意外に見ごたえがあります。
その中の一つでびっくりしたのが、池の水が緑色をしている場所があった。
緑色が中国の建物と意外にマッチしてとてもきれいな風景。
橋を渡ると緑色の世界に支配されそうな感じです。
同里は意外とお勧めですね。
で、その後は宿に戻りました。
意外に早く帰ってこれたのでカメラで撮ったデータを記録していたのですが、ここにきて大変なことに気づいた。
携帯のHDDがなくなっていることに。
どこを探してもない。
昨日の南京に行く時に小さいリュックに入れたことまでは覚えているのですが、そこから記憶にない。
あれ、盗まれた??
でも鍵は基本的に閉めていたよな。
しかもバックの中にはカメラが入っていたのでそちらを先に盗むはずなのに。
探すにも200km先の場所なので探せないし、断念。
すごくショックを受けてしまいました。
どんよりした気分で食事をして、それからどんよりと日記を書いていたのですが。
記憶を頼りにどのへんで無くしたかを考えていました。
が、やはり盗まれたとは考えにくい。
落としたと考えるほうが合理的。
落としたとすると一番可能性があるのは南京に向かう際に宿のカギを開けてもらうため置いた机の上。
たしか、カバンあけっぱなしにしてたような。
なのでフロントに聞いてみると、何とあった。。
あぶね~。
盗まれても旅には支障がないものですが、いろいろと音楽を持ってきたやつです。
さらに今までの写真が残っている。
写真は3系統に分けて保存しているのでそれほど問題にはならないのですが。
ともかくあってよかった。
さっきまでの暗い気分が一気に晴れました。
それにしても、1か月の間に2回もやってしまっているので自分の危機管理能力が足りていない証拠。
気を引き締めて注意しなければ。
フェリーであった人は上海でスリに盗まれそうになってたし。
中国は危険な国なので気をつけてください。
これから自分も十分気をつけます。
ほんと有ってよかった!!!
明日は一日中暇。
夜の便で上海から泰山に向かう予定です。
退思園アクセス
蘇州の北・南ターミナルから同里行きに乗り50分。
同里バスターミナルからは来た道を少し戻り右側に大きな門があるので門をまっすぐ進むとチケット売り場がある。
チケットの裏に地図が載っている。
もしよろしければクリックしてください。

世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。