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 【中国旅行記

中国・泰安
2007.09.06
 
2007年9月6日    33日目


おはようございます。

昨日の上海から朝の7時にはもう済南。

距離的に言うと東京-青森間に匹敵します。


だいぶ北に来てしまった。

おかげでだいぶ涼しい。

でもこれからさらに北上しなければ。

早く行かないと冬が近づいてしまう。

北京は数日だけで移動しちゃおうかな。

また、北京に戻ってきて観光すればいいし。

泰山で降りるかすごく悩みましたが、やっぱり切符を取るには大都市でないと取れない。

ので、泰山を通り越し一路北100km先にある済南に向かうことに。

済南についてからは急いでチケット売り場へ。

なんとか4日後の北京行きの列車が取れました。

それでも残りわずかだったらしい。

一番安い席はもうないって言われてしまったし。

でも、この取れた席って新幹線の席のランクのような。

あれ?北京のほうも走ってたっけ?

ま、いっか。

それにしてもこの国ほんと旅しずらい国だな。

ピークシーズンだからしょうがないのか?

で、泰山行きのチケットもゲット。

100km離れていて70円ってどういう料金設定だよ。

ただし、すごく汚かったですが。

やっとのことで泰山へ到着。

宿が決まっていなかったので、勧誘してくれいる人を待ってました。

案の定、勧誘があったので泊まりたい額を言ったところ案内してくれた。

そしたら、希望の額より高いでやんの。

もちろん交渉したら300円近く安くなったよ。

ユースよりは高いですが、観光地のしかもピークシーズンでシャワー付き個室で60元は破格の安さです。

意外にいい場所決まったよ。

ちょっとホテルで休憩した後は、世界遺産「岱廟」に行ってきました。

泰山を上る際にはじめに皆がここに立ち寄って登山の祈願をする場所です。

泰山は歴代の皇帝がここで参拝をした後に初めて皇帝を名乗れる重要な場所。

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もちろんこの岱廟にも歴代の皇帝は訪れていて、各時代の皇帝の参拝した証がしっかり残っています。

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今では歴代の皇帝が拡張を行ってきたおかげでだいぶ大きい場所となっていますが。

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ほんとは朝いけないといけないのだけれど、そのまま登りたいので本日中にね。

もちろん皇帝の参拝する場所ですから黄色い瓦が使われております。

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明・清の時代はもちろん、なんとこの岱廟は戦国時代からあるといわれています。

それだけ昔から泰山信仰があった証拠でもあります。

時代で言うと秦の時代の前ってこと。

それだけ歴代の皇帝を魅了してきた風景がそこに眠っていることでしょう。

明日それを楽しみに登山してこよっと。

が、が、一つだけ気になる点が。

いまだにスモックで曇っているんですけど。

泰山というか中国来てからまともな青空見てないんですけど。。

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中国の環境汚染はここまで深刻だったなんて知りませんでした。

上の政策が変わらない限りもう中国は駄目なのかも知れません。

というか、地球がだめなのかも知れません。

泰山もこのスモックによってきれいに見えない。

要するに逆に見てもスモックがかかっている可能性がある。

どうなるかは明日しだいってことですな。

で、時間も夕方になったので明日の準備をしようと思ったのですが、コンビニやスーパーが一つもない。

中国に来てからスーパーは一つも発見できてないのですが。

コンビニもないなんて。

個人商店だけなので、そこで準備。

水と糖分さえ持っていけばいいでしょう。

屋久島の経験から。

水分は参道のどこでも買えるって言ってたし。

準備も済んだところで夕食を。

水餃子を食べに行ってきました。

水餃子に大盛りご飯にビール1缶で150円なり。

やっす。。

ものすごくおいしかったので泰山から帰ってきたらまたここで食べよっと。

では、明日も早いので。

おやすみなさい。


岱廟アクセス
泰安市内から徒歩20分。
地図は町中のいたるところで買える