えっと、毎度のことながら早起きです。
現在、朝の4時。。。。
泰山からのご来光を拝むために日の出前に活動です。
日の出はおよそ5時45分。
本当はこんなに早く起きる必要はないんだけど、写真を撮るアングルを決めており、そこを取るために日の出の1時間前に出発しました。
宿に出るとやはり寒い。。
かなりの防寒をしているので大丈夫そうです。
で、参道に出てみて改めて知った。
日の出の一時間前だってのに中国人の多さに。
参道のいたるところに日の出を見る人たちが山頂に向かっていた。
これでは昨日決めた場所で撮るのは不可能。
人の流れがないほうに進むことを決意しました。
そして歩いてわかったのですが、あまり山頂付近に行かないのですね。
もっと東側の双日峰を目指していました。
私はそっちを断念。
ご来光の写真に人が大量に移ってもつまらないでしょ。
なので山頂付近のあまり人がいない崖の先端に陣取りました。
ご来光を拝むまでの1時間は寒さとの勝負。
さすがに山頂なのでずっと風が吹いていて、体感温度を下げている。
上は何とか対策してきたのですが、下はジーパンだけで寒い。
早く日光が見えないかと祈ってました。
そんなこんなで時間がたつにつれ徐々に人が。
って、すごい人数なんですけど。
そんなに頂上付近に宿あった?
だいぶ向こうまで人々の群れが。
早くいい場所を陣取ってすごく良かったよ。
泰山は日の出近くなると徐々に暗い闇からオレンジ色の光を身にまとい。
その輪郭を現していきました。
空は真紅の色に染まり、日の出は今かとあらわしている。
遠くの峰々も少しずつ姿を現して雲海の中にいるようでした。
こんな幻想的な雰囲気は初めてです。
日の出とともに周りの人が歓声を上げ、泰山は一段と光を増します。
すべては赤とオレンジの世界に支配された風景がそこに待っていました。
感動してしまいました。
どうして、みな泰山のご来光を拝むのかわかった気がします。
それにしても運が良かった。
ご来光が見れるのは泰山では半分の確立だそうです。
山の天気は変わりやすいので。
こればっかりは運なので、見れなかった人は残念ということで。
ご来光を見てからはさすがに寒いのでさっさと宿に戻り、布団にこもりました。
気づけば8時。
さて、下山しなければ。
宿をチェックアウトしてさっそく、昨日来た道を戻りました。
が、が、昨日上ってきた場所は下りを見ると相当急で怖い。
えっと、手すりないと降りれないんですけど。
一歩でも踏み外したら死にそうな気配満載。
ちょっと歩いただけでも膝が笑ってしょうがない。
恐る恐るしながら下りてきました。
それにしても昨日はほんと運が良かったかも。
久しぶりの青空が見てて泰山がすごくよく見えた。
本日は曇りでスモックがかっていてよく見えない。
昨日来てよかった。
上りと下りでは断然進むスピードが違う。
なのに私はほとんど進むペースを変えないようにしました。
階段しかない感じなので足の間接にすごく影響が出る。
なので、ゆっくりゆっくり、休みを多めと心がけていました。
案の定、少し痛くなりやがった。
早く降りるのも危険です。
そしてたいぶ下山したところに足元一面にびっしりの文字が書いてあるところがあるとのことでそちらに寄り道してきました。
訪れてみてびっくり。
森の中にいきなりあらわれたあたり一面の岩の斜面。
そこにはたくさんの文字が赤く描かれている。
一部はすでに風化によって消えているのですがそれでもここのすごさは失われていない。
彼らはここに何を見て、ここに膨大な文字を刻んだのでしょうか。
雄大にそびえる泰山の前で。
残念ながら、岩に光が反射して写真ではうまく取れなかったのですが。
で、やっとのことで下山。
所要3時間半なり。
疲れた~。。。
そのまま街に直行して昼食をとりました。
本日はその後やることもないので休憩と洗濯とたまった日記の記載。
結局ぼーっとしているのが一番長かったような気がしますが。
その後はインターネットをやりに。
それにしても中国のインターネット1時間半やっても20円ってどういうこと?
すごく安いんですけど。
田舎だからかな。
そして夕食へ。
泰安初日に食べた水餃子がほんとおいしかったので再び。
違う種類の水餃子を食べたのですがやっぱりおいしい。
お酒も頼んで最高の夕食となりました。
さて、明日は泰山近くのもう一つの世界遺産に行ってきます。
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世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。