万里の長城より北側にあるため関外三陵
明・清代の歴代の皇帝の巨大な陵墓
明・清代の皇帝陵墓は中国全土に数多く存在しています
おはようございます。
やっぱりこの宿は眠りづらい。
途中で何度か目が覚めてしまったしね。
なので再び睡眠。
雨も降っていたのでゆっくりとすることにしました。
本日回る場所も1ヶ所だけだしね。
ゆっくりと目覚めてからは昨日書けなかった日記を少々。
本日中にブログにアップしたかったしね。
そのあとは宿を後にして朝食。
が、これが失敗だった。
駅の目の前のところで食べたため少し高いし、しかもまずい。
牛肉面を頼んだのですが、面はうどんのような感じなんだけどスープが美味しくない。
ここでは二度と食べないようにしないと。
そして瀋陽北駅からはバスにて昭陵に向かいました。
別名瀋陽の北にあるので北陵とも呼ばれています。
この昭陵は昨日行った福陵とともに世界遺産「明・清代の皇帝陵墓」の一つとして登録されています。
ちなみに万里の長城より北側にあるため関外三陵と呼ばれております。
福陵と昭陵と永陵の三つを表しているのですが今回永陵は行き方がさっぱりわからなかったので行くことを断念いたしました。
明・清代の歴代の皇帝はなくなると子孫によって手厚く葬られ巨大な陵墓が建てられたのです。
このため明・清代の皇帝陵墓は中国全土に数多く存在しています。
北京にも3ヶ所あり、すべて行きにくいところなので一ヶ所ぐらい断念するとは思いますが。
この昭陵には清の初代皇帝ホンタイジが眠っている場所です。
ホンタイジは後金のヌルハチの息子であり北京へ侵攻し清の国家を樹立した偉大なる皇帝なのです。
ただ最初は北京に遷都していなかったために瀋陽でなくなりここに祀られるようになりました。
ちなみにこの昭陵は別名北陵と呼ばれており北陵公園の中に存在します。
このため北陵公園でバスを降りて徒歩で行かなければならない。
行ってみるとびっくり。
北陵公園ってすごく広いのね。
昭陵の建物がすごく遠くに見えるよ。。
地図で確認してみると1.5kmも歩かなければならない。
どうやら中華人民共和国成立後にここはどんどん拡張されていき、中には人造湖まであるします。
北陵公園から北へまっすぐ伸びている道があり途中まで行くと、銅像にぶつかります。
この銅像こそホンタイジ本人。
すごくかっこいいんですけど。
ともかく、当時の清王朝が身につけていた戦争の服が見ることができました。
意外に軽そうです。
そしてさらに北に進むとようやく見えてきました。
昭陵は福陵と違って最初に巨大な門があります。
といってもこの門見せかけだけで何の効果もありません。
元に倒れそうなので支えが使われていましたが。
門をくぐるとやはりほとんどが福陵と同じ構造。
直線の道の両端には様々な動物の石像がこちらを向いて配置されています。
象にラクダに獅子にと当時の皇帝の権力を示す動物が配置されているのです。
特にラクダなんかは中東のほうから輸入しなければ手に入らなかったらしいし。
それだけ皇帝の権力が増大だった証拠なのですね。
像が並んでいる場所を神道と呼び、そこを進むとさらに巨大な門が見えてきます。
ここを越えると福陵と同じでホンタイジを祭ったさまざまな建物が見えてきます。
その奥には福陵を超える小高い山が。
すべては一直線に配置されており、最後にはその小高い山につながっています。
ホンタイジのお墓に直結するように。
ヌルハチと比べてお墓は若干大きい感じがします。
それに伴い、周囲の城壁も少し大きいような。
ただ草などは全くはえておらず頂上に一本の木がそびえていました。
まるで歴史を見守り続けるかのように。
清の康煕帝がここに拝みに来たというのもわかる気がするかも。
先祖のお墓はやはり守らなければいけないものですよね。
それが皇帝のものだとなおさら。
歴史を大きく変えた人、ホンタイジ。
彼はここに眠り今何を見ているのでしょうか。
ぜひ当時の彼に会ってみたいものです。
さて、昭陵の観光も終了して何をやろうかと思っていたのですが特にやることもなく。
瀋陽観光は終了しちゃったんだよね。
なのでインターネットをずっとやってました。
相変わらず日本語は書けないけど。
そして宿に戻り夕食と風呂に。
気づいたんだけど、最近野菜が取れてないなっと。
中国語読めないから適当に頼んでいるのでしょうがないのですが。
こっちで唯一読めて野菜が入っているもの。
回鍋肉(ホイコーロー)を注文しました。
すごくおいしかった~♪
野菜もたっぷり入っていたしね。
で、風呂に入って本日は睡眠。
明日は秦皇島に向かいます。
ただし、座席無なのでとても辛い移動となりそうですが。
では、また明日。
昭陵アクセス
瀋陽北駅から217番のバスに乗り込み北陵公園下車。
北陵公園からは北に向かって1.5km徒歩
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世界遺産のことを皆に知ってもらう為によろしくお願いします。