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 【韓国の世界遺産

世界遺産「高敞、和順、江華の支石墓跡『和順』」
2007.08.06
 
2007年8月6日    17日目 


中国北東部から朝鮮さらに海を隔てた日本の九州にかけて建てられた墳墓 

それは3か所に特に集中して保存されている 

かつてここにたくさんの権力があった証明


うっそ~、大雨です。

バックパッカーしょっている身にもなってくれよ。

本日は5時起きです。

今日行く光州も大都市で宿がなかなか見つからないと困ると思い。

早く行くことにこしたことないしね。

で、バスに揺られること3時間ちょっと。

ほとんど寝てたので、あれ着いた?ってな感じ。

それにしても大邱といい光州といい大都市だわ。

バスターミナルから市街地までは4km離れているって。

今回はほとんどバスの移動なのでバスターミナルから近いところの宿に狙いを定めていました。

そして光州に降り立ってからさて宿でも捜すかと思った矢先に大きいインフォメーションを発見。

相談してみると安い宿紹介してくれました。

しかも、予約と道順まで教えてくれて。

所要10分で宿に到着するという電光石火のプレー。

大邱でも同じ方法を取りたかったんだけどバスターミナルにインフォメーションがなかったんだよ。。

10時には暇になってしまったので、一路世界遺産に向かうことに。

今回向かったのは世界遺産高敞、和順、江華の支石墓跡の一つ『和順』です。

しかし、ここに行くのに全然情報がない。

地●の歩き方にもタクシーの方が便利と書いてある。

とりあえずバスのナンバーも書いてあるけど。

ま、行ってから考えるだけなのでとりあえずバスターミナルから和順に向かいました。

所要40分。

近いし、200円かからなかったよ。

が、しかし行ってみてわかった降りたところに何もない。

え、、、、どこに行けばって感じになる。

目の前の道路を見てもどちらに行けばいいかさっぱり。

地●の歩き方には218番のバスに乗れって書いてあったけど。

あ、目の前にバス停がある。

おお、おお??

218-1番のバスが止まるって。

これかなっておもって待って運転手さんに聞いてみると行かないといわれる始末。

いったいどこに向かったらいいねん。

とりあえずうろうろしてみて和順の街中にでれたものの218番のバスが見つからない。

218-1しかないぞ。。

あれ、バス路線が無くなってしまったのかな?って思ってしまうぐらい。

で、1時間探してみてダメだったので妥協してしまいました。

ここからなら近いと思いタクシーに。

が失敗しました。

意外に遠い。。。。

メーターがどんどん積み重なっていって。

1700円かかってしまいました。泣

バスなら1/10の値段なのに。。

まあ、しょうがないと思いながら到着しました世界遺産「和順の支石墓跡」に

さっそく、入場口にいってみるとびっくりしました。

ここ日本人の方が受付やってます。

なのでいろいろ話をきけました。

和順からここまでのバスの乗り方とか。

知っていれば実行したのに。

高いお金出した勉強でしたね。

あと、もう一つ知ったのがこの和順の支石墓跡は5kmにもわたる広範囲にあること。

片道1時間ちょっとです。

しかも大雨。

後ろから来た人の車に乗せてもらえる感じで日本人の方が話していたのですが、やっぱり世界遺産はこの足で歩かなければ意味がないと思い断ってしまいました。

雨にぬれないように様々なもの持ってきてるしね。

そういうわけで、世界遺産「和順の支石墓跡」へ

この支石墓跡とは中国北東部から朝鮮さらに海を隔てた日本の九州にかけて新石器時代から初期鉄器時代に建てられた墳墓のこと。

わかりやすく説明すると日本の昔の権力者が前方後円墳を建てたようにこの地方では墓の上に巨大な石を置いたものである。

それがこの3か所に特に集中して保存されているのです。

特にこの和順の支石墓は日本の九州のすべての数より多く、しかも発見されたのが1995年とつい最近のこと。

このため、大量の支石墓が過去のまま保存されているのです。

また、各地によりその支石墓の作り方が違い、この和順は南方型と言われ4つの支石の上に巨大な石を置く方法。

この高敞、和順、江華の支石墓跡はこれほど集中している場所は世界でも例がなく、また非常によく保存されているため世界遺産に登録されました。

和順は歩いてみるといきなり岩がごろごろしています。

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一見、支石墓と言われなければただの岩が置いてあるだけのような感じもしますが。

が、その量に驚いた。

歩いていていたるところにたくさん支石墓があります。

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中には岩を切り出した場所まで。

5km歩いていて飽きることなく歩けます。

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それと50mの高台の上にまで造られたものまでありました。

しかも大きい。

どうやって運んだんだろう。

あと高さ7m重さ200tの巨石を蓋石にしたものまで。

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ちゃんとその下に支える石が置いてありましたよ。

いったいどのようにして運んだのでしょうか?

すべては謎です。

悲しいことは支石墓の周りは舗装されていて韓国の方は車であっさりと見ていくこと。

細い歩道があるにも関わらず、車が通れる道路作っちゃったのね。

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世界遺産になると観光客が多くなるのでどう管理するかが重要になっているのですが、まさか道路を作ってしまうとは。

雰囲気が壊れかねないです。

そんなこんなで5km終了し、入口の日本人の方に教えてもらった通りにそのまままっすぐ行って大きな通りでバスを拾って光州に帰れるよって聞いたのでそれ通りに。

が、道がわからん。

まっすぐがまっすぐじゃない。

T字の交差点あるんですがどっち行ったらいいの。

しかもこの時点で結構大きな通りなんですけど。

いったん出口まで戻って困っていたら親切な人が近くのバス停まで送ってくれた。

それも結構遠い。

ここ歩かされる予定だったのね。

どこにおり方もわからなかったので近くのバス停で待っていたら218番が。

行きに乗りたかった。

こうして一回和順に戻り、そのまま光州へ。

観光しようと思ったら月曜日でデパートしまってやんの。

それとお金下ろしたかったから銀行行ってT/Cを両替したらすごい手数料とられた。

何で。

こうなったらソウルでCITIBANK見つけてそこでおろしてやる。

本日の宿は部屋にネットがある。

なので日本語書きまくり。

明日は高敞です


和順の支石墓アクセス
光州総合バスターミナルから和順までバスで。(20,21番バスターミナル)
和順の降車口から降車口を背にして目の前の通りを右に。
最初の右の曲がり角を曲がり、しばらくすると右斜めに入る道を進む。
二つ目の信号を左に入ると市内バスターミナルがあるのでひたすら218番を待つ。(218-1ではダメ)
支石墓で降りて15分標識に向かって歩くと到着。
帰りは5kmの道を戻った方が確実に帰れます。そのまま行くと迷子になりかねない。





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