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 【韓国の世界遺産

世界遺産「高敞、和順、江華の支石墓跡『高敞』」
2007.08.07
 
2007年8月7日    18日目 

韓国における支石墓は3種類

南方型は下の支える石が小さく上に巨石を乗る。

北方型は下の支える石が高く、上には小さな石を載せる。 

高敞はその中間、混合型



光州、雨予報だったのに晴れている。

よかった。

が、腹の調子がおかしい。。

このぐらいなら何とか。

本日は世界遺産のある高敞へ向かいました。

光州のバスターミナルから揺られること1時間ちょっと。

終点なので寝てられた。

それが何よりの救い。

で、高敞に着きました。

結構都会。

昨日の和順に比べたらコンビニもあるし結構大きい街です。

が、しかし。。

世界遺産「高敞の支石墓」にどう行っていいかわからん。

インフォメーションもないし、地●の歩き方にも書いてないし。

そんな時はやっぱりタクシーしかないですよね。

今回はそんな遠くなかった。

5000ウォンで到着。

道もそんなに難しくないので帰りは歩いて帰ろうかな。

ただし来るときのタクシーの中で後6kmの標識が見えたけど。

要するに7kmの強制歩きが待っています。

こうして到着した場所こそ、世界遺産「高敞、和順、江華の支石墓跡」の高敞です。

昨日の日記にこの支石墓跡の登録された理由を書きましが、今回の高敞は昨日の和順とはまた違った支石墓なのです。

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韓国における支石墓は3種類に分かれており、和順の南方型、江華の北方型、そして高敞の混合型が存在します。

南方型は下の支える石が小さくその分上に巨石を乗せます。

北方型は下の支える石が高く、上に乗せる石もその分小さくなっています。

この混合型はそのちょうど中間で、下の支える石も結構大きく、上に乗っている石も大きいのです。

なので見ごたえがあります。

しかもかなりの広範囲にわたって。
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この高敞の支石墓は到着した時に無料でガイドの方がついてくれて1,2か所回りながら説明してくれます。

なので私にも一人ついていただけました。

が、もちろん日本語がしゃべれないので二人ともなれない英語で会話。

しゃべっていてわかったのですがここは見どころが6コースに分かれており、それぞれ歩いていける場所にあります。

1コースには小さな下の支えの上に巨石が乗っている場所があるとか、3コースが一番メインで大量の支石墓が見えるとか。

いろいろお世話になってしまいました。

半分は会話になってなかったんだけどね。

それにしてもここ、昨日の和順に比べて上の巨石が地面と15cm以上の支えにのっている。

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どうやってこんな細い支えに乗せたのって思うぐらい。

しかも下の支えと巨石の境目はまるで形を合わせたかの様にぴったりくっついている。

それもこの高敞の特徴らしい。

あと、高敞の支石墓はどうやらモニュメントらしい。

ここに実際に人は埋葬されていないみたいです。

意外にガイドの話を聞くのもためになりますね。

その後1,2コースを案内してもらったところで、ガイドとはおさらばをし、川の対岸にある6コースへ向かいました。

が、が、、その6コースが見つからない。

なんか大きい工事をしているし、まっすぐ行くと大きい道路になるし。

40分以上迷った挙句、一度戻ろうとしたのですが近所のおばさんに聞いたところ指さした方向に歩いていったところ、ありました6コース。

って、ええええええええ!!!!!

道を示している看板が何と民家の中なのです。

そうなんです、6コースは民家の中にあるのです。

かってに民家の裏手に行ってみるとありました。

しかもこの支石墓は北方系のように下の支えが高く、驚くほど存在感があります。

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隣に民家があるのでそのコントラストも面白いのですが。

ここはぜひ必見です。

そうこうしているうちに日はみるみる高くなりもう暑いの何のって。

バックをインフォメーションに預けているので全く重くないのに汗が止まらない。

しかも近辺に食事するところなし。

とりあえず、さっさと全部回ろうと続いて5コースへ。

5コースはあまり人がいかないのか、全く整備されておらず草が生い茂っています。

その中をかき分けていくのでサンダルとかではちょっとまずいです。

でもそのかいあって、昔から時を刻んだ姿がそのまま残っています。

大量の巨石にあたり一面の草木。

意外に幻想的な雰囲気を醸し出しています。

続いては3コースへ行きました。

高敞支石墓のメインのところで観光しやすいように支石墓の周りはすべて芝生となっていて遠くの支石墓まで見渡すことができます。

大きい石から小さい石までごろごろと。

かなりの広範囲にわたって見れるので壮観です。

中には入れないようにロープで囲ってあるのですが、一周することができたのでとりあえず一周してみました。

上から見下ろす支石墓も結構いい雰囲気がありいいですね。

途中、4コースの道があったので登って見てみたら高敞の支石墓の石切り場だった場所で、木が生い茂っていてあまりよくわかりませんでした。

石がごろごろ置いてある感じで。

余りの暑さの限界に途中で降りてきてしまいました。

それにしても和順もよかったのですが高敞もまた違った風景や違うタイプの支石墓が見れてとてもよかったです。

で、見終わったので歩いて帰ろうとしたらガイドの人に止められてしまいました。

さすがに遠いって。

なのでバスがあるよって言われました。

バスあったのですか?

地●の歩き方には載っていなかったのに。

しかし、バス停の場所を聞いてやっとわかるような場所で、これを行きにやったらたぶん迷子になってしまいそう。

だから書いてなかったのかも。

とりあえず、アクセスには記載しておきますが間違っているかもしれないので気をつけてね。

でバスに乗って高敞の街まで戻ってきてそのまま光州に帰ってきました。

が、おなかの調子がいまいちよくない。

なので永遠部屋でパソコンをいじってました。

風邪か?

もしひどくなっていたら光州でもう一泊しないと。

とりあえず、現段階では明日ソウルに向かいます。


高敞の支石墓アクセス
おすすめ タクシー(せめて行きだけでも)
歩き バスターミナルから北へ向かう道路を歩き、約500m(行き止まりの一歩手前)を左に曲がる。その後まっすぐ行くと看板が見えてくるのでそれ通りに。約7km。
バス(推定) バスターミナルから2-1,4-1,3(ここが自信ない)のバスに乗り(どっち方面かも分からない)郊外へ出たら途中右手にLGのガソリンスタンドが見えるのでそこのバス停で下車。その後バスが向かっていった方向に歩きだし最初の大きな交差点を右へ。直線に進むと橋が見えてくるのでその橋を渡ると正面にある。





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