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2010.08.25

 ビジネス&現地報道

鉱山開発へのライセンス付与再開か

エネルギー省の高官によれば、政府は今後数ヶ月のうちに、新たな鉱山開発への投資ライセンス付与を再開する可能性がでてきた。
【8月17日付 ビエンチャンタイムス】

鉱山局長のトンパット・インタヴォン氏が13日に語ったところによれば、現在担当者は国内の鉱山についての調査を行っており、9月には内閣へレポートを提 出する予定である。ライセンスの付与再開の可否については内閣の判断を仰ぐという。万が一政府がライセンス付与の再開を延期した場合でも、既に許可を受け ている会社に対しては、特に影響はないとのことである。

政府は、6月以降、鉱山開発への投資ライセンスの付与を中断している。これは、国民議会議員らから、多くの鉱山開発が環境に悪影響を与えているという強い 批判を受けたためである。鉱業関係者は、政府は環境への影響を十分調査する必要があるため、新しいライセンス付与の再開についての決断を下すまでには、ま だ時間がかかるだろうと話す。

鉱業は、過去5年のラオスの経済発展を支えてきた主要産業の一つであり、2010年には1億5千万ドルの投資が行われている。