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2010.09.07

 ビジネス&現地報道

米国 ラオス不発弾処理プログラムへの支援増大か

ビエンチャンタイムスによると、米国が不発弾(UXO)処理基金への支援を3百万ドルから5百万ドルに増援する予定があるという。これは、在ラオス米国大使から関係当局との会談時に触れられ、現在協議中であるが、まだ公式には未決定とのこと。


シェンクアンのゲストハウスに陳列された不発弾



ラオスは1996年から年間合計約8〜9百万ドルの支援を(米国も含む)各国から受けてきた。
14年間で撤去された不発弾地域は計25,000ヘクタールに及ぶが、これは被爆地域の1%でしかない。
毎年、不発弾の為に約300名の命が奪われている。ラオス政府は、不発弾による死亡数を300から70名まで低減するよう対策を図っている。

1964〜73年の間、米国により2百万トンを超す爆弾がラオスに投下された。
その中には2億8千8百万発のクラスター爆弾が含まれていた。
それらのうち、75万発が不発弾としてラオスに残されたという。

統計によると、ラオスは人口一人当たりに対して、世界最大の被爆国となっている。