ビエンチャンタイムスによると、8月22日から29日にかけて、バンコクで「アセアン・シルク織物&ファッション・デザイン・コンテスト2010」が開催され、ラオスは5部門での金賞に輝く快挙を成し遂げました。コンテストには、タイ、ミャンマー、マレーシア、インド、フィリピン、ラオスの6カ国から300以上のシルク作品が出品され、ラオスは、金賞5部門、銀賞4部門を含む合計11部門で賞を獲得し、参加国中最多受賞となりました。

他国が最新の機械を導入する中、ラオスの染織は現在でも古い器具を使った手作業が中心です。しかし、手作業ならではのシルクの風合いや複雑な織物のデザインは高く評価されており、多数の受賞に繋がりました。
母から娘へ代々受け継がれてきたラオスの伝統織物や染色技術は、世界的にもその質の高さを認められており、ラオスのイメージアップにも繋がっています。
最近、日本や韓国での展示会出展依頼があったばかりで、日本のラオス織物ファンには吉報のようです。