パクセーはベトナム人(系)と中国人(系)が多い。
なので、それぞれに対立し合っているような一面もある。
別に喧嘩してるわけではないが、面子的なものなのだろう。
そんな一面を物語るある噂について。

なので、それぞれに対立し合っているような一面もある。
別に喧嘩してるわけではないが、面子的なものなのだろう。
そんな一面を物語るある噂について。

(パクセーに架かるラオ−ニッポン大橋)
写真は、日本のODAで建てられたメコン架橋。
その麓に大きなホテルがある。
これは中国系により建てられた。
中国系コミュニティーの繁栄を象徴するようなもの。
そして、その対面に現在建てられているこの建物群。
あるベトナム系豪商の自宅なのだというからすごい。
その周りには、豪商が建てた市場と商業区が広がる。
さて、噂の話。
ベトナム系は言う。
サワン、パクセーは豪商の国である、と。
それに対して中国系はこう返す。
ベトナム豪商は大金持ちだが政府に対して借りがある。
本当の金持ちは、自前のお金でラオス経済を助ける我らが中華系なのだ、と。
まあ、あくまでも噂なのだが、橋の麓の光景が、それを象徴しているようで、面白い。
そして、対岸にうっすらと見える建造物は、そのどちらの豪商でもない、また別のグループによるホテルとか。カジノができるとかできないとか騒がれてます。