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2010.10.27

 ビジネス&現地報道

ルアンナムター県、電力の輸入を停止

ビエンチャンタイムスによると、ルアンナムター県は中国からの電力輸入を今後3年間停止する考えです。

現在同県は年間3メガワットの電力を消費しており、その全てを中国から輸入しています。

ボーテンのカジノ
(ルアンナムター県 中国による国境カジノと経済特区)


同県エネルギー局によると、現在国内外の企業が「ナムロン1」と「ナムファ」の2つの水力発電開発を行っており、それぞれ2013年と2014年に完成する予定とのこと。ナムファ発電所では130メガワット、ナムロン1発電所では5メガワットの発電が可能になり、電力は国内利用だけでなく輸出もされます。

また、同県では現在、ナムロン2発電所の調査と設計も行われています。ナムロン2は小さなプロジェクトで、発電容量は2011年末に調査が終了するまで未定です。

エネルギー局は、ロン郡のナムマー川とナムター郡のナムトン川における水力発電開発計画についても、より多くの企業に調査研究を依頼する考えです。

同県では、現在電力の供給を受けているのは約70%の家庭に過ぎません。県は2015年までに90%の供給率を目指しています。

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今まで電力を輸入に頼っていたルアンナムターが、今度は輸出もできる量の発電を行うとのこと。さらにいくつかの水力発電開発計画があるようですが、環境や地域社会に与える影響についても事前にしっかりと調査を行ってもらいたいと思います。

(写真/テイスト・オブ・ラオス編集部)