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2010.10.28

 ビジネス&現地報道

シェンクアン県、UXO博物館建設を計画

ビエンチャンタイムスによると、シェンクアン県の県都に新しいUXO(不発弾)博物館を建設する計画があります。

県観光局によると、県は既に博物館建設の提案書を政府に提出し、承認を待っています。博物館の建設予定地は、人気観光地であるジャール平原にも近いパエック郡で、予算は510億キープです。

上空から見たシェンクアン
(上空から見たシェンクアン)


県は来月行われるクラスター爆弾禁止条約署名国会議の出席者に寄付を募ることも検討中です。また、会議期間中にはシェンクアンへのフィールドトリップも予定されており、県は町の清掃や電灯の修理など、受け入れ準備を進めています。

UXO・地雷監督局のレポートによれば、シェンクアン県はサワンナケート県に次いで2番目にUXO(不発弾)が多く残されています。

県は、同時に他の観光サイトの開発も進めています。例えば、パエック郡にあるカーの滝、古代の祭で打ち上げられたロケットが落下した場所であるという伝説があるプー・バン・ファイ山、戦争中にラオス兵の基地として使用されたクード山などです。また、ジャール平原の世界遺産認定に向けた準備や、増加する観光客に対応するための国際空港の建設計画も進められています。

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来月ビエンチャンで行われるクラスター爆弾禁止条約署名国会議に向け、新聞には連日UXO関連の記事が掲載されています。ラオスにおけるUXOやクラスター爆弾の被害状況をもっと多くの人に知ってもらうことはもちろんですが、世界中でこのような武器が製造されたり使用されたりすることがなくなるよう祈っています。

(写真/テイスト・オブ・ラオス編集部)