教育省は、中学の修学年数を3年から4年制へと一年延長したため、今年の大学への入学者数が激減していると発表した。
今年、ラオス国立大学に入学したのは3015人で、昨年の入学者数は約1万人であった。
ある授業科目では、生徒数が3~4人しかいないため授業が成り立たたず、通常の数字に戻る来年まで待つ必要があるだろうと大学関係者は話す。
今年、ラオス国立大学では4000人の志願者が入試を受け1400人が合格した。これに加えて、政府枠で入学した学生が815人、他の800名は昨年からの在学生である。
大学関係者は、単に数を確保するために、学力が基準に満たない学生を入学させることはせず、教育水準の維持が重要であると強調した。