チャンパサック県の9つの町で口蹄疫{こうていえき}の深刻な被害が広がっている。病気に罹った4,443頭のうち394頭の牛が死んでおり、今年の被害は昨年の3倍だと関係機関が報告している。
県内40以上の村に於いてかなりの数の動物が感染・死亡しており、その数は1,793頭の水牛・2,622頭の牛、28頭の豚と伝えられている。
最も被害が深刻なのがムーンラパモーク郡で261頭の牛が死亡、15の村で2,050頭以上が感染している。次に深刻なのはチャンパサック郡で4村から33頭の牛の死亡が報告されており、パクセー郡では10村で17頭の牛が死亡、コン郡では5村で300頭の牛の感染が伝えられている。
しかしながら、農家は口疫病に罹った家畜を隔離しておく土地がなく、対処は困難を極めている。