ラオス衣料工業組合長のオンシー・ブッシーヴォンサック氏(Onesy Boudsivongsak)によれば、ラオスの衣料輸出は2009年比で14%上昇し、輸出価格が2億米ドルに達した。
輸出内訳は、81%(US1億4千7百60万ドル)がヨーロッパ、11%(US2千万ドル)がアメリカ、4%がカナダ、3%が日本となっている。
オンシー氏によると、ラオスの衣料分野には限られた数の技術者しかおらず、他の発展途上国と比べると非常に緩やかな伸びであるため、2015年までのラオス衣料工業分野の戦略として、労働力を3万人から6万人に増やす予定である。
2008年には前年比24%の伸びで1億8千7百60万ドルであったが、2009年には1億5千9百20万ドルと前年比を下回った。2010年には2つの新しい工場が操業を開始し、1000人あまりの地元住民に就職の機会を提供した。今年は、国際市場での需要により更なる成長が期待されている。