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2011.02.20

 ビジネス&現地報道

ラオス - 中国鉄道、発展への手助けに

政府は国民議会において、ラオスが内陸国から脱却し早期発展を目指す為にも既に提案されているラオスと中国間を走る高速鉄道建設に多くの協力を求め、特に計画地域住民の理解が重要である、と発表した。




高速鉄道は建設に5万人の労働力・総費用70億米ドルを要し、190kmのトンネルと90kmの橋を含む全長421kmで、時速200kmで乗客を、時速120kmで貨物を輸送する。アセアン地域内では初の高速鉄道となり、ラオス国内の主な停車駅はボーテン・ウドムサイ・ルアンパバーン・バンビエン・ビエンチャンとなる。

 

この鉄道建設は両国の外交関係50周年を記念して2011年4月より開始し、ラオス独立40周年記念に間に合うよう4年以内の完成目標で合意されており、また、運営に関しては、70%を中国が出資して合弁企業を立ち上げる予定で、両国間の関係を更に深めることとなる。

 

鉄道は将来、アセアンー中国リンクを形成すべく雲南省からラオスとタイを経由しシンガポールまで行く予定で、タイ政府は既に合意書に署名している。中国政府としては、この鉄道が年初に発足した中国―アセアン自由貿易協定後の主な貿易ルート開拓となることを大いに望んでいる。