土地に関する問題を解決すべく、政府は5年以内に土地調査及び土地割当てを完了する予定だ。
貧困村民を手助けする目的で2010年には16の地域で土地割当てが完了、今年は75のチームを結成し、主にビエンチャンやルアンプラバンの貧困地域31に割当てを行う方針である。
正当な土地割当てが完了することにより、地域開発によって土地を取り上げられていた村民の心配の種が軽減されることになる。しかし、きちんとした調査がなされていないと土地の所有権をそれぞれが主張し、争いや土地濫用にもつながる。
2010年の調査ではコメ栽培地域は65万5千ヘクタール、森林地域は国土の52%であったが、土地調査・割当完了後の2020年までにはコメ栽培の土地を200万ヘクタール、森林地域を国土の70%まで確保することができる、と政府は見込んでいる。