雲南とバンコク間を走る道路敷設に伴い、中国の投資家はラオスへの投資に意欲を見せている。
雲南省経済貿易協力開発協会会頭率いるグループがラオスを訪れ、投資を予定している企業名及び交通・建設・サービス・農業などの投資予定分野を明らかにし、ラオス開発援助の為にも具体的な輸送プランを作ることに関心を示している。
雲南省の首都、昆明から走る昆明-バンコク高速道路は中国を起点とする初の国際高速道路で、全行程時間を現在の半分である20時間に短縮し、また全面開通後は年間4千億米ドル相当の貨物が往来すると予想されている。そして観光面においても拍車がかかり沿道地域の国内総生産が上昇するだろうと見込まれている。
ラオス国内ではボケオ県のフエサイとタイ北部チェンライ県のチェンコンを結ぶ第4番目のラオス-タイ友好橋が建設され、この道路にリンクする計画である。この橋の建設は年初に始まり、着工から30か月以内に完成する予定だ。