8年前に結成され現在では450織機を有する、タサン織工グループは市場に偽造品が出回っていることによって深刻な痛手を受けている。
特にラオスの伝統的スカートであるシンの裾部分に使うシルクの「ティン・シン」の偽造品は本来の値段(25,000キップ)の5分の1の値段で売られており、これに対抗する為、グループは15,000キップで販売し、従ってその安価な値段の為機織りを暫く中断しなければならない状態に陥っている。
この結果、機織工(大半は女性)の収入が無くなってしまっており、この状況に対してグループは関係者に対策を求めている。